風媒花封蝋
じゃれあい まとわる ラフ状の念珠、名も無き華と ロザリオに寄せる
あたたかな陽を 抱き停めた魔女は じつとしないコロイドと游んで
退屈に間延びた陰影から無数の咆哮が蹲り相槌と手拍子を起こした、
蔦かずらの奥にある感覚器の無数の絨毛に倒れ込んだ静物は、浸食に巻き込まれる。
撥ね散ら課した夜の蝶を腹の底へ偲ばせ、浮力を置き忘れた男は 宵待草に魅せられて
かがみこんだ 刹那に永遠を。反転した尽きを、
又 垣間見た。トワイライト Xの風浪 どこまでいっても、
――月夜、ジャバウォック
虚しくも満ち足りた毒蛾が集る時代の狼狽に躍れ!!
赤裸々の減上に纏われ、どうせお惚れ身罷る、今や……
古臭いマンネリも峠を超えた様でしょうか。
明礬の目的地、あてどころ亡くして、餞を大地の果てへ 括りつけた遺書の旅愁
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