一話 東京魔装探偵高校
俺はバスの中にある機械に定期を差し込み、機械から出てきた定期を取りながら憂鬱な気分でちょっとワクワクした感じでバスを降り、教室へ向かう
途中、俺のことを馬鹿にするまぁ、ヒソヒソ程度のことだが奴らはいるが大して気にせず自分の組に入る
教室に入ると俺に向かって手を振りながら声をかけてくる女子2と男一人の三人組位の方へ顔を向ける
「や!さーくーん!今日も暗そうな顔しておるね!大丈夫かい?」
「相変わらず、暗そうな顔だな、こいつ見習えよ、くく」
「ん、でもいつもよりは今日は、まし?な感じがする」
三人組にそういわれ俺は返事をだるい気持ちとワクワク感をすこし滲み出しながら
「うるっせ、俺はもともとこんな感じだよ、ちきしょう」
っと三人組に返した
最初に声をかけてきた明るい女の子は明るい印象の女の子で髪と目の色はくるみ色一色のでクリッとした目つきが特徴な子
次は二番目に話しかけてきた男は、
そして、最後のおとなしい感じのやつは
ちなみに俺は一年の時は
「っま、そんなことより俺は今日も言われるであろう姉の過保護なお小言をかいくぐるか心配しているよ。なんてったって今日はテスト返しの日だからな」
俺がそういうと三人とも苦笑いを起こす。この三人何気にスペックいいのだ。なんだよ、テスト平均80とかふざけんなよ!でも?俺だってチェスとかなら強いし?別に気にしてないぜ?あ、はい、嘘ですごめんなさい物凄く気にしてます・・・姉がめんどっん、んん、めんどくさいから・・・(結局言い直さない俺であった)
そう、今日は魔装探偵のテスト返却日なのであるそして、頭の悪い俺はテストのできも当然ひどいわけで姉からお小言をもらう・・・うへぇと思いつつも家に帰るのは、簡単な依頼でもうけて金稼ご・・・
そんなことを考えながら憂鬱な気分で放課後を迎え、依頼を探しに行く
「ふーむ、この依頼でいいか・・・」
早くいろいろしたいが姉がいるし、明日からの方がいいな・・・ってことで今回受けた依頼は猫さがしである前からこの手の依頼で稼ぎ始めたせいか、今では、ペットの種類(犬や猫限定で)で、いなくなった場所からどこら辺にいるか想像がつくようになっていっていた、これは俺のお小遣い欲しさにチェスの考えを流用して考えたからである
そんなことを考えつつ、猫を探す
(あれは・・・依頼主の猫だな)
そんな依頼主の探している猫だが、どうやって上がったのかは知らないが、あまり人気のないマンションの駐車場近くの高い木の天辺まで登って木から降りられなくなるというよくある事故であった
俺はマンションの駐車場4階まで上がり猫の木の近くに手に持っていたカバンを置き猫を助けに行く
(畜生!なんで、こんな変なところにいるんだよ!まさか、こんなありがちな木の上にいるとは思わなかった!・・・)
そうひとり心の中で愚痴を入れつつ、猫を確保するため、木を登る。
そうして、木を登り切り猫を抱えようと俺は木の中心を両脚でホールドしながら、猫に両手を伸ばし、こっちに来るように呼びかける
「ニャ、ニャ~!!」
そんなかわいい声を流しながら猫は俺の伸ばした腕に飛び移る
そして飛び移ってきた猫をキャッチし、木から降りて、両手で抱えながら猫を持ち主のところに持っていく
しかし、今日の俺は調子が悪い、なんていっても二時間半探し回って今日やっと依頼主の猫をみつけだしたからである。
「はい、お探しの猫ですよ」
「ありがとうねぇ、散歩の道を違うところにしちゃったから何処にいるかわかならくってねぇ」
そうおばさんはいいながら、猫を受けとり、右手をひらひらと振り感謝していた
「では、自分はこれで失礼しますね!」
「あんよ、君も頑張るんよ~」
そういわれながら俺は、おばあさんに手を振りつつ帰路に就こうとしたところで気づく。
・・・あれ?オレノカバン、ドコ?
(やべぇ、俺カバンどこに置いったっけ?)
そう心の中で自分の記憶を手繰り寄せる
(あ、マンションの駐車場じゃん!!早くいかないと、帰り遅いと姉に怒られる!!)
そう思いダッシュでマンションの駐車場4階まで上がり切ったところで、駐車場の4Fで金属同士がぶつかりあう時に起きる甲高い音が鳴り響いた
そして、俺は思わずその場で立ち止まってその場を見てしまった
そう、立ち止まって・・・
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