独白というか、ドキュメンタリーというか、なんと形容していいのかわからないユニークな作品でした。淡々と話が進行していきます。ごく普通の(ある意味普通の状況ではないのですが)会話が起きていくという感じなのですが、最後まで導かれてしまいました。全話ペースが同じなのが驚きのポイントでした。先が読めそうで読めない感じがずっと続いて、最後どういう終わり方になるんだろうと思っていたら、突然だったという感じでしょうか。安心できる終わり方でした。