第98話「知りたくなかった事実、知ってしまった現実」


 あれから家の場所を抑え信矢さん達に連絡すると近い内に報告すると言われ、今回の件は保留となった。しかし俺は今日の事件や爺ちゃんの過去よりも気になる事が出来てしまった。


「俺の……弟か」


 部屋で一人呟く、帰って来たら那結果と珍しく親父と母さんが居てホッとした。昔の俺なら、小学生の頃の俺なら間違いなく家に帰ってホッとするなんて事は無かった。辛くて苦しくて家が安らげる場所では無く自室で一人泣いていただろう。


「あいつも、一人で……待ってるんだろうな」


 俺が家の中で最低な扱いを受け始めたのもユリ姉さんが中学に上がって騙された頃だから小五だ。でも、よく考えたらギクシャクしながらも俺は数年間は姉さん達と一緒に生活出来てた……だけどアイツ、俺の弟はずっと一人だったのか。いや、俺と違ってアイツには母親がいた。今たまたま居ないだけだ。


「そうさ、俺の方が……って止めだ止め、不幸自慢なんてバカらしい」


 俺はそれだけ言うとベッドに横になった。魔王もドラゴンの問題も解決したのに最後に残った一番厄介な問題が自分の血の繋がりなんて困った。そこで別なことを考えようと思って今さら気付く。

 ここ数日の間に何度か起きていた時空震が今日は無かった。やはり偶然なのだろうか……そして時空の乱れで思い出すのは新生魔王イベド・イラックとの地獄のような死闘だ。


「未来を互いに壊し合う……どこまでも嫌な戦いだった、地獄の消耗戦か……はぁ、やだやだ今日は寝るか」


 しかし得てして夢というのはこんな時に嫌なものばかり見てしまう。そう時空戦争の最終決戦時の話とか見てしまう時も有るのだ。




快利体感時間二年前(時空戦争当時)


「時空突撃隊だったか? もはや貴様一人だけだ勇者カイリ!!」


「くっ、皆の稼いでくれた時間、皆の思いは無駄じゃない……貴様を倒せば!!」


「そうか……あくまで我が偉業を邪魔するか勇者よ、なら決着をつけよう」


 そして奴は未来に跳んだ。時空魔術と転移魔術の応用で時間軸を越える。これが普段、俺が使っている任意の場所に移動する二つの魔術の混合魔術の本来の使い方だ。しかし俺は時空戦争以降、一度もこの能力では使っていない。


「ああ、行くぞ!!」


『勇者カイリ、敵との交戦は一度のみなのでデータが有りません、警戒を』


「分かった……ガイド、本当に俺以外の生存者はいないか?」


『……該当者、加護反応者ともに無し……です』


 それだけ聞くと俺は奴を追って未来に跳んだ。絶望的な未来を何度も繰り返し、俺と新生魔王は何度も何度も世界を壊し続けた。たった一つの世界の未来を守るために、互いの未来を守るためだけに戦った。


「勇者よ、お前は確かに強い、だが一人で最高の魔族の私を相手に、ただの人間では限界のようだな?」


「ぐっ、まだだ……俺は」


「まだ立つか、さすがは我が同胞を倒し邪神までも屠ったのは見事と言っておこうか……だが、しょせんは勇者といえど人間これで決着を付けようぞ」


 奴の鎌が俺に迫る、スキルも全て破られ勇者三技は通じなかった。もう手は無い、だけど諦めるわけには行かない。ここまで決死の思いで俺を送り出してくれた旅の仲間や、この決戦の地、時空宮殿まで付いて来て果てた突撃隊の皆の命を背負って俺は戦ってるんだ……負けはしない。


「負けない……勇者は、折れない、砕けない……決して諦めない!!」


『これは……勇者のスキル『英雄の兆し』が進化します……勇者カイリ、スキル経験値最大値突破、スキル『英雄化』を使用可能です』


 この戦いのこのタイミングで俺は、やっと英雄になった。皆から託された思い、待っている人々、そして何より俺の未来を守るという願いが一つになった時、英雄カイリとして目覚めた。その英雄化の力は壮絶で俺は新生魔王イベドを圧倒した。


「なんだ、何なのだ、その力は……お、おのれっ!!」


「動きに付いて行ける、行けるぞ!! 俺は勇者で……英雄だ!!」


 そして聖剣の聖なる一撃相手は死ぬはイベドを貫いた。満身創痍の奴は断末魔の叫びを上げながら俺を睨みつけた。


「あぁ……馬鹿な、人間が、この俺を……そうか、お前が!? ならばお前は……許さん、許さんぞ神めぇ!! またしても貴様の!! こうなれば!!」


 奴は最後の悪あがきのように黒い光弾を連射したが今の俺にはそんなもの効きはしない。それを全て聖剣で弾き、あるいは簡単に避けると今度こそ肉薄し聖剣の一突きで奴を貫いた。


「これで全部終わりだ魔王イベド・イラック、有り得た過去と未来に……さよならを『パラドクス・ディストラクション矛盾なんて何も無い』き・え・ろおおおおおお!!」


「あっ、アアアアアアアアアア!! 許さんぞ勇者、いや英雄カイリ、幾万、幾億、幾星霜かけても……必ず、大願を……成就する、覚えて……おけぇ!!」


 俺は奴がまたしても連射した闇の魔法を回避して振り返るが今度こそ最後の一撃だったようで何の効果も出ずに時空の彼方に消えた。そして奴自身も俺の聖剣を受けたのが致命傷となり時空の彼方に溶けるように消えて行った。


『さあ勇者、いえ英雄カイリ……帰りましょう』


「帰る……どこに、多くの仲間も……友も皆……死んだ……俺に帰る場所なんて」


『セリカ様が居ます、モニカさんが待っています、ケーニッヒ殿下も王国の皆が待っておられます……どうか、戻りましょうカイリ』


「ああ、そう、だな……これで終わったんだ、今度こそ平和に……」


 俺は最後の力で転移して元の世界に戻った。そしてそこで俺は……そんな事を考えていると揺らされている。誰かに揺り起こされている。そう、これは夢だと最初に分かり切ってたじゃないか起きよう快利。





「おはようございます、快利……随分と発汗が凄いようですが私の卑猥な夢でも見ましたか?」


「はぁ、お前の声聞いて安心したのに今はすげえ複雑なんだが那結果?」


 目の前に夢の中では脳内音声で献身的にサポートしてた癖に今は体が有る相棒がいた。しかも無駄に女豹めひょうのポーズを取ってるんだがこいつ感動的な流れが台無しなんだが、あと目の前で揺らすな意外とデカイな……。


「ふふん、気付きましたね快利、実は私は何を隠そうアップデート前の体に比べ胸を増量したのです、今度は自ら設計し快利が一番好きなサイズに調整しました」


「お前さ、自分の体なんだから好きにすりゃ良いじゃないか」


「はい、ですので快利の好みに合わせたのです」


 アッサリと言いやがって少し嬉しいじゃないかと、そこで冷静になると俺は気付いた。こいつがこの手の冗談めいた事をやる時は大概和ませる時だと。


「俺はそんなに、うなされてたか?」


「ええ凄く、皆さんからお話を聞きました……私がお義父さま達と愛の巣を探している間に色々有ったようで」


「チョイチョイ自分の願望を入れるなよ、皆で住む家だからな……それで良いのは見つかった?」


「はい、構造を全てコピーさせて頂いたので近日中には……後は土地です、良い場所が見つかるといいのですが」


 実は見に行ったのは上物だけだった。今さら我が家を普通にリフォームしてもダメだろと考えた俺は悩んでいた。そこで親父と母さんが新居を探すというので渡りに船だという話になって那結果を二人の護衛に付け、ついでに色んな家をスキャンしてもらったのだ。


「そこは追々か……あと心配かけた、飯は……今日は俺が当番?」


「いえ、今日は由梨花さんがモニカさんと二人で頑張っています、なんでも両親に腕を振るいたいと」


「そうか、じゃあ降りるか……」


 俺が下の階に降りようとしたら真顔で「パンツ以外も履いて下さい」と言われパンツ一丁の俺は慌てて着替えると部屋の前で待っていた那結果が言った。


「快利……どのような判断をされても私はあなたに従います……ですが昔とは違い私達は別の存在です、なので必ず話して下さい」


「ああ……分かったよガイドいや、那結果これからも頼む」


 そう言って肩を叩いて颯爽と降りようとしたらガイドに「シャツが裏返しです」と言われ慌てて着直した。最後まで締まらない一日になりそうだ。




 それから数日後、俺は今日はドラゴンワールドでバイト、てか収穫だった。グラスが収穫中にコッソリ人参を食べようとユリ姉さんに怒られるのを見ながら平和を実感する。


「やはり、時空震は気のせいか……」


「そうですわね、最近は弱いものすら感じられなくなりました」


 横で野菜を収穫するセリカが俺に笑いかけながら収穫物を見せて来る。思えば時空戦争の時にはセリカには特に世話になった。向こうの方でマリンドラゴンと魚介類を収集している慧花やモニカを騙すのに協力してくれたのはセリカだったからだ。


「快利、セリカさんを見つめてどうされましたか、まさか嫁にする決心でも着いたのですか?」


「なんですって!? 本当ですか那結果さん!!」


「勝手にねつ造すんな那結果、実は時空戦争の夢を見てさ思い出してたんだ、あの時は、お前に助けられたって」


 俺は、あの戦争のために世界中から集められた時空魔術と転移魔術の使い手たちと決死の覚悟で新生魔王のいる時空宮殿に突撃する準備をしていた。そして当然ながら両方の魔術を使える邪神の使徒だったモニカや当時は第三王子だった慧花も部隊に組み込まれていた。


「別に、ただ一緒に待ってくれている人が欲しかっただけですわ」


「ですが正解でした、なぜなら部隊は……快利以外は生き残れなかったのですから」


「ああ、ロイ、ケイト、オルスターナ卿……皆、奴との戦いで……」


 時空突撃隊、蔑称では時空決死隊は二十数名の精鋭だ。そしてその部隊の中に、二度と帰れない時の狭間での決戦に俺はケニーとモニカという掛け替えのない友と大事な妹のような少女を連れて行く決断が出来なかった。


「あの後、二人に散々と嫌味言われたんですのよ……感謝して嫁にもらって下さっても結構でしてよ、そもそも、そういう約束でしたわね!!」


「やっべ、余計なこと言ったな……さあ仕事だ仕事!!」


 その二人に簡単に起きる事の出来ない睡眠薬を調合し飲ませてくれたのはセリカだった。そして時空突撃隊の皆は許してくれた。死ねと言われた戦いに犠牲者は一人でも少ない方がいいと言ってみんな笑ってくれた。


「快利、行きましょう……また悩んでいるようですが今はお仕事です!!」


 もう一人の生還者でもある那結果に言われ俺は今日も生きて行く。皆は異世界から逃げ出して生きている俺の事をどう思うのだろうか、許して……くれるかな。

 そして俺の心に刺さったもう一つの刺、俺と血が半分繋がった兄弟のことについても報告が来た。


「はい、分かりました……親父の方に話が、はい……」


『その、何と言ったらいいか分からないけど後悔だけはしないようにね』


「分かりました、わざわざ連絡ありがとうございます信矢さん、では奥様や他の皆さんにもよろしくとお伝えください」


『ああ、もし空見澤の近くに来たら『しゃいにんぐ』という食堂が有るからそこに顔を出してくれれば誰かがいるから、それじゃ!!』


 事件の進展が有ったらしく親父の方に詳しく報告が有ったらしい。それでも話せる限りの情報を口頭で聞いた限り黒幕は元ヤクザ組員みたいで綾華さんを狙っていらしい。どうやらルリや南美ちゃんは巻き添えだったみたいだ。


「綾華さんが何で狙われたかは謎だよな……だってアイドルならルリや南美ちゃんだって同じだし」


「どうしたのですか快利、電話が来て悩んでいるように見えましたが」


「ああ、セリカか……例の事件の事後処理が終わってさ、とにかく全部解決だって」


「そう、ですか……それで、その快利の……いえ、あの子はどうなるのですか?」


 あの子とは俺の弟のことだろう。それも報告を受けていた。その上で信矢さんは電話口で後悔だけはするなと俺に言ってくれた。


「ああ、今回は厳重注意でお咎め無しだそうだ、信矢さんの組織も身元を調べてくれたみたいで……やっぱり弟だった」


「そう、ですか……どうするのですか?」


「分かんねえ、でも……もう一度、見に行くくらいなら……とは思ってる」


「いいですわね!! では、その時は私も付き合いますわ!!」


 ありがたい申し出だ。俺一人じゃ不安でしょうがなかった。あんな不良と行動を共にしているのも不安だ。別に心配なわけじゃない将来の禍根を断つためだ。そう自分に言い聞かせ俺達は明日の放課後に様子を見に行く事になった。





「そっか、行くんだ……今日は仕事も無いから私もって言いたいんだけど……ゴメン、なんか私は今回遠慮しておくね」


「まあ、来ても面白い物は見れないさ……セリカが変わってんだよ」


「言ってくれますわね、ですがそれでも私は付いて行きますわ」


 俺達は学食の一角で話していた。生徒会組は何やら忙しいようでエリ姉さん達は今日は居ない。なのでクラスの四人と俺だけだ。


「では快利兄さん、由梨花姉さんが今日は少し遅いらしいので今夜は私が夕食の準備をしておきますね」


「助かるモニカ、那結果はどうする?」


「私も遠慮します、例の件で夕子母さんから連絡を頂いたので今日向かう予定です」


 なら本当に今日はセリカと俺だけか、確認するだけだから今日はセリカとデートみたいになるかも知れないと、この時の俺は割と気楽に考えていた。


「そうだカイ、綾華の他の友達もカイに会いたい人がいるんだって」


「爺ちゃんに恩義があるとか言ってたけど……何したんだろ」


 綾華さんの知り合いで過去に彼女を助けた友人たちと俺の祖父の関係か、しかも個人だけではなく今や世界規模の企業体のお偉いさんにまで貸しが有るそうだ。


「それに絵梨花お姉様に勝ったあの男や二色頭も全員が武術の嗜みが有りました」


「それはそうだ……彼らは皆強い、守る者がいるからな、ここ良いか?」


 セリカの言葉に答えるように話に入って来たのは担任の工藤先生で手には弁当の包みを持っていた。弁当を広げて「いただきます」と食べる姿を見て俺は思った。これはもしや噂に聞く愛妻弁当なのではないかと思ったのだ。


「工藤先生……それって梨香さんの手作りっすか?」


「うっ、いきなりだな……まあ、妻の手作りだが……」


「あ、あの綾華とも先生は知り合いなんですよね?」


「ああ、前職で彼女と知り合ってね」


 ルリも気になっているのは同じグループのメンバーだからなのも有るのだろうが純粋に興味が有るようにも見えた。俺も他の三人も同じようだが、ここで先生から衝撃の事実が告げられ俺は思わず叫んでしまった。


「えっ!? 先生って昔、刑事だったんすか!?」


「声が大きいよ秋山……まあ、色々あってね……」


 警察時代の事件で綾華さんや梨香さんを助けるために信矢さん達と協力し彼女たちを救出したらしい。しかし同時にその時の事件が原因で責任を取る形で警察を辞めたそうだ。


「もしかして綾華のマネしてた梨香さんとその時に!?」


「いや、梨香とは高校の同級生だ……空見澤動乱で再会してね……しまった」


「やっぱり、S市って空見澤市のことなんですね?」


 俺とルリのコンビネーションで誘導した結果、先生はS市の詳細を喋った。一応は信矢さんとの話で予想が付いていたとはいえ関係者から言質が取れたのは大きい。親父や他の関係者も頑なにS市と言うから気になって仕方なかった。


「ふっ、元刑事が教え子に誘導尋問されたらおしまいか……いや、さすがゲンさんの又甥というべきか……」


「ゲンさんって、今の秋山グループ代表を知ってるんですか源二叔父さんを?」


「そりゃ知ってるよ、ゲンさんは、佐野源二さんは俺の警察時代の元上司だよ」


 二回しか会ったことがないが爺ちゃんの弟、つまり俺にとっては大叔父にあたる人物が今の秋山グループの代表だ。爺ちゃんの後任で口が悪くて酒飲みの爺さんだ。爺ちゃんの葬式でも酒飲んでばっかだった。


「ええっ!? あんの飲んだくれが刑事だったんですか!?」


「そっか相変わらず酒弱いくせに酒好きなんだ……凄かったんだよ単身でヤクザを壊滅させたんだよ、あの人」


 なんか凄い事実がボロボロ出て来るんですが、爺ちゃんの葬式以来会って無かったけど源二叔父さんって実は凄い人だったのか。


「カイの家族って凄いんだね……」


「そうみたいだ……大叔父さんのことは今日知ったんだけどね」


「あと今更だけど俺も千堂グループのエージェントだ、君の事を監視する名目で元の高校から赴任した……信矢が先にバラしたから俺の方も総帥から許可が下りてね」


 やはりそうかと妙に納得出来た。そして先生の話によると監視を送り込むタイミングを計っていたらしい。その理由は以前この街に探りを入れに来た公安が原因だったらしく警察を黙らせたのも千堂グループの次期総裁だったそうだ。


「そう、なんですか……じゃあ俺のことも?」


「ああ、秋山社長から全部報告を受けているよ、だけど勘違いしないで欲しいのは俺は千堂グループの指示だけでは動いてない、亡き英輔氏の忘れ形見の君だから来たんだ……空見澤動乱を無かった事にした英雄の孫を見守りにね」


 そして時間だと工藤先生は立ち上がって今度詳しく話そうと言われた。最近は気持ちの乱高下が凄過ぎる。しかも全部が血の繋がりの有る身内の話ばかりだ。爺ちゃんの話、弟の話……本当に血の因縁は良くも悪くも深く濃い。


「英雄……爺ちゃんも……」


「快利、大丈夫ですの?」


 セリカの心配そうな顔に笑顔で頷くと心配そうな他の三人も「問題無い」と言って俺達は教室に戻った。そして放課後、俺はセリカと二人で弟と生みの母のアパート近くに転移した。





 あくまでちゃんと学校に行ってるか、更生しているかを確認するためだと俺は自分に言い聞かせて独り言を口にすると隣のセリカが笑いながら言う。


「その割には何でケーキなんて買って来たんですの?」


「どんな人間でも更生したのなら何か成果を出さなきゃ人は腐る、それを与える人間がいないからだ、深い意味なんてない」


「そうですか……ふふっ」


 セリカの笑い声に少しイラっとしながらも俺達が角を曲がった所だった。何人かの子供の声が聞こえる。あいつかと思って見た光景に俺とセリカは固まった。

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