第47話「バイト掛け持ち勇者の夏休みはブラック手前?」


 バイト初日は転移魔術を親父に見せてその上で現地に連れて行き魚モドキのモンスターも見せた。その結果、見た目がどう見ても地球上に居ないので解体して中身だけを現実世界に持って行く事が決まり。運搬係は俺かモニカで狩りは三人で行う事になった。


「えっと、セリーナから預かってたんだ。セリカの鎧と、後はモニカの装備も」


「これは我が家の家宝の……ありがとうございます。勇者カイリ」


「私も、感謝いたしますマイマスター……」


 二人にはセリーナと別れる瞬間に押し付けられた荷物を即応式万能箱どこでもボックスから取り出した。しかし同じ魔法同士なら瞬時に入れ替える事が出来るとは知らなかった。二人にはその辺の事情を簡単に説明して狩りを教えていった。


「しかしマイマスター、なぜ狩猟など出来るのですか? 勇者のスキルですか?」


「ああ、王国で壮絶なイジメにあってな……自力で食料を調達しなきゃいけなくなった時に猟師のオッサンに教えてもらったんだよ」


「聞いた事がありますわ。初期の頃の勇者の待遇に一部の貴族や、その親戚らが徹底的な嫌がらせをしたと……しかし、それすら何とかしたのが勇者だとも聞きました」


 何とかしたと言うよりも生き残るためには道はそれしか存在していなかった。だから必死に生きるために頑張った。今思えば一七歳の俺って凄い頑張ったな。異世界に行って三日でサバイバルとか無理ゲーだろ。それよりも俺は気になった事があった。


「二人ともさ、こっちの世界に来た以上は人前では『勇者』とか『マスター』とか禁止な? こっちの世界じゃ変に見られるから」


「分かりましたわ。では『カイリ』と、そうお呼びしても? 年齢は一応は同い年になりましたし!!」


「マスター禁止……なんとお呼びすれば……勇者もダメなんですよね? マス……えっと……秋山、さま?」


「それじゃ家族が居る時は皆振り返るからな? 快利でいいから」


 セリカはたまに呼び捨てしたりフィアンセとか言ってたから大丈夫そうだが問題はモニカだ。メイド生活が五年以上続いていたから俺の従者であると言う意識が強過ぎて中々に苦戦しそうだ。そう思っていたら何か思いついたようだ。


「はい……あっ!! では、カイリ兄さんで!!」


「待て、どうしてそうなる!!」


「昨晩、絵梨花さま……さん、に聞いたら戸籍上は私は妹に分類されるようでして、なので私、手続きが終わり次第、カイリ兄さんの義妹になります」


「勇者、じゃなくてカイリ、私も義妹だそうですわ!!」


 そう言えば昨日そう言われたのを思い出した。夏休み明けには二人は裏ルートで戸籍を取得し、ついでに俺と同じ高校にも通わせるとか聞いた。これはテンプレ的に俺と同じクラスなんだろうな。漫画もラノベでもそう書いてあったから間違いない。





 そして家にゲートを繋いで帰ってくると俺は急いで料理の用意をする。幸いにも今は人手が増えているので安心だ。下準備は教習所から帰って来たユリ姉さんがしてくれてるし、何より今はモニカが居る。俺の料理スキルはモニカに教えてもらったものが多い。言わば俺の料理の師匠だ。


「では久しぶりにマイマ……快利兄さんに、お料理を作りましょう!!」


「兄さんって!? あ、そっか妹になるんだっけ二人とも……あ、じゃあ」


「はい、よろしくお願いします……由梨花姉さん……」


 モニカはそう言えば孤児院では唯一の女の子で最年少だったから他の六騎士たちには大事な妹として育てられていたらしいから義姉は新鮮な感じなのかもしれない。


「うん!! よろしく!! あぁ……可愛い系の妹だぁ……絵梨花と違って可愛げがあるし……何か良いかも」


「ユリ姉さん、そんな事言ったらエリ姉さん拗ねるよ?」


 そう言ってリビングを見るとエリ姉さんとセリカが居なくなってた。嫌な予感がして庭に出ると予想通り二人で木刀を振っていた。


「なぁ~にしてんの? 二人とも、もう少しでご飯出来るよ?」


「か、快利……セリカは剣を使えたから魔法など抜きでお互いに稽古を……しようと思って誘ったんだ……ほら、お前とは今は出来ないから」


 そうなのだ、一応は俺以外の男が居る空間では平気なんだけど俺しか男が居なくなると一歩離れる。それでも最近は普通に話せるようになったし夏休み明けには何とかなりそうな気配はしてきた。


「それにしても流石は勇者の師匠ですね。この世界の人間にしてはかなりの強さですわ!! 魔法や魔術無しならば今の私と互角なんて……」


「これでも鍛錬は欠かさないからな、ただ最近は受験勉強で忙しく体も余り動かせていなかったから助かった……」


「ま、それは置いておいて、ご飯がそろそろ出来るから手を洗って戻って来てね」


 キッチンに戻るとモニカがユリ姉さんにテキパキ指示を出していて頑張っている。うんうん、昔は俺もモニカにお世話してもらったり、料理を教えてと頼んだらこんな感じだった。孤児院でもこんな感じだったんだろうか? 俺はその件について実は怖くて聞いた事が無かった。





 翌日も俺の朝は早い、大学にユリ姉さんを送り、戻ってエリ姉さん達にご飯を作る。ちなみに現在この家には両親は居ない。親父は普段から会社の近くのホテルで寝泊まりし、母さんも今は同じ場所で生活している。俺が転移魔術で送迎すると言ったのだが二人には考えが有るらしくホテル住まいを選択した。ただ朝食だけは母さんの頼みで二人分作って俺が運んでいる。


「お待たせ~二人とも……って凄いな」


 見るとホテルの一室は一見すると綺麗に見えるが書類の束や他にも色々なものが乱雑に置かれ母さんが整理しても片っ端から親父が汚しているような感じに見える。


「あぁ、快くん!! 晃一さん、取り合えずご飯にしましょ?」


「あ? 分かった……おう快利、朝からご苦労!!」


 ついでに朝食から異世界産の食べ物を中心に用意していた。今回は新しく見つけた『アジ・モドキ』の焼き魚と近くに自生していた小松菜に似た野菜の和え物などを中心に朝食を用意した。


「どうよ、これとか昨日見つけて来たんだぜ?」


「ああ……旨いな」


「そりゃ素材は取れたてだから、スキルで毒も無いのを確認したから安心だよ」


 親父と数日だけ仕事して分かったのは仕事には厳しいって事だ。確認事項は徹底的にメモなりスマホなりで文章に残すように言われしてなければ怒鳴られた。また勇者の能力も最大限使えと言われた。才能は無駄にするなと言う事だと母さんに教えられたけどイマイチ理解出来ない時が有る。


「いや、それもそうだが……お前、料理……また上手くなったんだな」


 ご飯のおかわりをよそっている俺に向かって親父がポツリと呟いた。お小言でも言われると思っていたから意外だった。


「まあね。ずっと俺が作ってたから腕くらい上達するさ!!」


「そうよ~快くんのお料理が食べられない間はコンビニばかりだから辛かったの~」


 そう言って「おかわり、おねが~い」と言う母さんはどう見ても子持ち主婦には見えないくらい若々しかった。


「ありがと母さん。じゃあ俺、報告と一緒に午後にお皿とか取りに来るから、あとルリんとこのバイトも有るから遅れそうなら連絡するよ!! じゃ!!」


「ありがと、快くん。アルバイト頑張ってね~!!」


 母さんの声を背に俺は家に戻って自分もすぐにモニカとセリカとご飯を食べる。エリ姉さんはユリ姉さんと先に食べてもらって今は二階で勉強中なはずだ。これがこの五日間の秋山家の朝の風景だった。





 午前中は二人と一緒に異世界で狩りをしていたら巨大な肉食動物、どう見ても恐竜、Tレックスと遭遇した。しかし俺が召喚された異世界のベヒーモスクラスや巨大モンスターに比べたら小さい方だったので三人でサクッと倒す。肉は食えたもんじゃなく商品価値は無いと判断した。パサパサした触感でコイツは使えないと判断して次に向かう。


「魚類は捕まるけど問題は肉類だな……」


「そうですわね、コカトリス種でも居れば良かったのですが……それとカイリ、ここに毒薬、特に麻痺毒のものは無いでしょうか? 調合できれば罠で捕まえるのも可能かと……」


 毒殺令嬢セリカは毒のプロフェッショナルだ。罠で使えるならと許可した結果とんでもない麻痺毒が出来上がった。うっかりそれを散布して俺達は全滅しかけたが『全ての医療は過去になる癒せない傷など何も無い』を使いギリギリで全員が助かった。


「と、とにかく今、神々の視点全部丸見えで毒見たらマイトトキシンと同じ効果って出てたから後で調べるけどヤバそうだから以降は使用禁止!!」


 ちなみに後で家で調べたら海の魚が持ってる毒らしくフグの卵巣の毒で有名なテトロドトキシンの数百倍の威力らしい。その後も鶏肉系以外の物は確保して父さんの用意していたトラックのコンテナに預けて行くと俺達は一度帰宅して二人は帰って来たユリ姉さんと一緒に買い物に行ってもらい、俺は次のバイト先へと向かった。





「さて、今日の現場は……」


 転移魔術で来た現場はCDのサイン&握手会で、俺の仕事はルリの現場への輸送……だけのはずだった。


「ルリ? 一つ良いか?」


「な、ナニカナ~?」


「俺のバイト内容って君たちを運ぶんだよね? なんで楽屋で二人の宿題を俺がやってんだよ!! てか俺も自分のは半分しか終わってないからな!!」


 俺はルリと南美ちゃんそして綾華さんをいつも通り迎えに行くと今日は午後からの仕事だったので余裕をもって行動していたのだが……。


「だってカイ、前に魔法で勉強も余裕だって言ってたから」


「いやいや、無限書庫ウィキは悪用ダメだからな? この間エリ姉さんにも勉強には禁止って言われちゃったしさ」


「だと思ったけど……私、全然宿題終わって無いって言ったらお母さんと南美が」


 前にルリに話した魔法の一つで知識の魔法について思い出した彼女は俺に夏休みの宿題を写させて欲しいと言って来た。俺はそんなのダメだと言ったら、よりにもよって保護者がゴーサインを出しやがった。


「快利くん。お給料は出すわ!! 大丈夫、最近流行りのこれが『夏休みの宿題代行』なのよっ!!」


「私は学年下だし余裕でしょ!! よろしくぅ~!!」


 それは小学校とか中学校だろう!! 高校生のなんてねえからっ!! え? 有るの? とにかく我が家ではエリ姉さんが絶対に許さない所業だからなぁ……。


「だよね……やっぱり」


「ルリ、今度のオフはいつ? 俺が終わったとこまでは写しておくから残りは一緒にやろう!!」


「あ、じゃ、じゃあ私の部屋で……そのぉ……二人で」


「そうしてくれれば助かる、家ではエリ姉さんが受験だから」(それに、あの二人もうるさいからなぁ……)


 何よりあの二人にブチギレていたルリと会わせるのは怖いからな。万が一ルリのヤンデレモードが発動した日には俺もトラウマが有るから怖い。なら二人きりで勉強した方が安全だと思っただけだ。他意は無い。


「別に二人っきりでも良いけど瑠理香、これ渡しておくわ、一箱で良いわね?」


 おいマネージャー!! そして母親よ普通に避妊具を娘に渡すな。極薄0.01とか有るんだ……って、うるせえ!! お、俺は今まで使った事無いから興味津々なだけなんだからねっ!! 


「お、お母さん!! カイの前でやめてよ!! それに前に貰ったのまだ残ってるから大丈夫だよ」


 そう言えば俺に夜這い仕掛けて来た時にもポケットに入れてたなルリの奴。やっぱり、そう言う事をしたいんだろうか……。


「はぁ、四人共!! そろそろサイン会よ、あと快利くん。これ私の数学Ⅲと物理の宿題よ。お願いね? さあ行きましょう!! ファンが待ってるわ!!」


 おい常識人!! 唯一の救いが……って、そう言えばルリは俺の前だけで非常識なだけで基本的に一番まともだったんだ。トワディーはリーダーのルリがまとめていたようなチームだったのを忘れていた。そんな事を思い出しながら俺は三人分の宿題を泣く泣くやった。ちなみに無限書庫ウィキは少しだけ使った。





「はぁ、なんで俺はバイト先で宿題やってんだろ……よし、終わった」


 そもそも時空魔術と時間魔法でバフをかければ時間の流れを変えて何時間でも勉強は出来るから実は無限に賢くもなれる。その方法で強くなった事もあったから勉強とか、異世界の常識とかダンスやらマナーもそうやって練習をしていた。


「素晴らしいわ!! 元勇者が居れば無敵じゃない!! 我が社!!」


「あ~……やっぱり俺はあっちの世界の方が……」


「えっ!?」


 もはや悪夢の象徴のような友人の母で推しのアイドルのマネージャーを見上げるとウィッグを取ったルリが心配そうに俺を見ている。心配してくれてるのはルリだけだ。他二名はホクホク顔で夏休みの宿題を持って行きやがった。


「結局、俺どこの世界でも……利用されるのか……」


「カイ、そんな事……無いよ!! 私は!!」


 さすがに三人分の宿題をやらされて俺の脳は悲鳴を上げていた。勇者としての知能は高いが勉強は得意では無いのだ。微分積分やら運動方程式など知らん状態で無理やり無限書庫ウィキの情報を詰め込んだからこうなってしまう。


「もうやだ……今日は三人送ったら帰る。あとエマさんは歩いて帰って……」


「え? この後は帰宅を含めて四件移動があるのだけど?」


「もう疲れた……こんなの元勇者でも限界だ!! 待遇改善を要求する!!」


 そうだそうだ!! ストライキだ!! 待遇改善だ!! 確かに高校生にしては破格の日給四万円だけど冷静に考えて割に合わない!!


「ふぅ、仕方ないわね……瑠理香、貴重なアッシー……じゃなくて大事なVIPファンがお疲れよ? アイドルとして彼を癒してあげなさい!!」


「え? どう言う事? 母さん?」


「アイドルRUKAの出番よ!! 耳貸しなさい!!」


「うん。うん……それくらいなら……でも……」


 なんか二人でコソコソ話しているが俺は騙されない。どうやら相談は終わったそうでルリが少し不満顔をしながら近づいて来た。


「カイ? 良いかな?」


「俺は待遇の改善しか要求しない!!」


 俺が騒いでいるとルリは目の前で黒髪のウィッグを被った。基本的にRUKAモードは、お仕事の時だけで移動中とかは取っている。さらにメイクなどは俺の作った結界内でエマさんが行うのでRUKA&MIMIの二人はウィッグは取り放題になっていた。二人とも夏は頭が蒸れて常時付けているのは嫌だったらしい。そんなルリがRUKAモードになった。


「カイくん、今日は私のためにありがとう……お願い、あと少しだけ頑張って♪」


「RUKA……さん。いやいや、でも――――」

「お願い出来ないかな? 大事な、お仕事なんだ……わたし……」


 手をギュッと握られた目も潤んでる。可愛い……これは罠だ。でもさ……罠でも飛び込むのが選ばれし者……勇者なんだよ!!


「くっ……全て元勇者にお任せ下さい!! 全てはRUKAさんのために!!」


「ふっふっふ、落ちたわね……さすがドルオタの鑑の快利くん。推しのお願いは断れないっ!! うちの娘も大した男たらしだわ!! ア~ッハハハ!!」


 まるで魔王のような高笑いを上げてエマさんが高らかに勝利宣言をした。早くも勇者の弱点を把握しているなんてまるで異世界の王のようだ。


「悪魔ね、うちのマネージャー。娘の好きな男でも容赦無いとか……」


「カイ。ごめんね……でも今日のは本当に大事なお仕事だからカイが居ないと」


 RUKA状態のままルリの口調で謝って来るけど問題無し。どっちも俺は好きな女の子だからな。


「いいさ!! それとルリ、後で良いから俺のCDにもサインしてくれると……」


「え? そんなのカイなら後で二人っきりでサイン会開くよ!! その後は……」


「いや、それはダメだろ。一ファンとして皆を差し置いて……」


 そう、それはいけない。それにルリの目が怪しく光っていたから絶対にこれマズイ奴だ。異世界で押し倒されそうになった時のあれだから危険だと判断する。


「めんどくさい性格してるわねっ!! VIPファン!!」


「ま、そのめんどくさい子のお陰でリーダーは清純派のままだし私達は移動が楽だから、多少はね?」


 南美ちゃんと綾華さんにも嫌な納得のされ方をしてその後も俺は現場から現場に移動し、その度にRUKAモードのルリに励まされて仕事を終わらせた。ちなみに仕事の内容は都内某所から出発し、九州でサイン会を終えた後に大阪でサイン会&昼食、さらに名古屋で再びサイン会、最後に都内で最後の握手会を終え今は各メンバーを送り最後にルリとエマさんを家に送った。


「お疲れ様、快利くん。明日は朝10からだけど大丈夫かしら?」


「はい。明日はもう一つのバイトは、こっちのバイトの昼休憩に行くんで」


「ねえカイ、もう一つのバイトって大丈夫なの? 危なくないの? もしカイの正体とかバレたりしたら」


「あ~それなんだけど親父の紹介だから大丈夫。実は親父と母さんにも俺の正体を話したんだ」


 例の二人の事を除いてルリには簡単に親父と母さんについて話すと意外にも反応したのはエマさんだった。


「やっぱり、あなたって秋山社長の子供だったのね……」


「え? 親父知ってるんすか?」


「え、ええ……聞いてないかしら? 取引先と言うかスポンサーでね、主人とも仲が良いのよ……色んな意味でね……」


 なんかエマさんが珍しくグッタリしたような顔をしているがどうしたのだろうか?


「そうだったの!? パパ……父さんとも仲が良いんだ!!」


「今思えばルリの地下アイドルデビューの時に親父に見に行けって言われたのはそう言う事だったんだなぁ……」


「そっか……じゃあ近い内に挨拶しなきゃ!!」


「じゃあ、俺そろそろ帰ります!!」(この後に親父への備品リストと検品チェックと、それから)


 そんな事を考えながら転移をして家に戻る。もう二十時過ぎでモニカが時間魔法で保存しておいてくれたご飯を急いで食べる。部屋に戻るとPCで今日の仕事の報告書を高速で打ち込む。本当は結界を展開した方が良いけど面倒だったから自らに時間魔法をかけて高速タイピングで三日分の資料をまとめ上げる。


「もうすぐ二十三時か……後は……しゅく、だい……」


 バイト生活は今日で六日目……もうすぐ一週間……元勇者は頑張ってます。

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