第37話「水着では隠し切れないそれぞれの傷と過去」



「えっ? エリ姉さんもユリ姉さんも水着審査辞退? そんなぁ……」


「ふっ、私たちは姉だからな。どうせなら他の三人を厳正に審査してやろうと思ったんだ。あとはハンデと言うやつだ」


 そう言うとエリ姉さんは自分のグレーのシャツの谷間を強調するし、横のユリ姉さんの方を視線で追うと淡いブルーのカットソーから零れ落ちそうな二つの双丘をガッツリ見て改めて確認した。俺のお姉ちゃん達って、ほんとデカイ。


「ちょっ!! 絵梨花!! もうっ!! 私も、その……ね、いまさら水着姿を義弟に見せるのはねぇ……今日のところはメイド姿で我慢しときなさい。どうしてもって言うなら……いつか見せてあげる」


 それだけ言うと俺の用意した審査員席に座った。てか審査員が五人で審査対象が三人てどうよ?とか思ったけど姉さんたちの拒絶感が凄いから大人しく諦める事になった。大丈夫まだチャンスは有るさ……俺は元勇者でチートなのだから何か良い手が有るはず。


「う~ん、私としては閉鎖的って言うか前時代的なミスコン形式で、しかも水着審査はどうかと思うんだけどね……」


「珍しく綾華に同意かも!! 私も彼氏以外には基本水着とか見せたくないかな~」


 アイドルに彼氏とか問題だと思います!!しかもファンの目の前でそう言う事言うと夢が無くなります!!俺達のお布施はそんなものじゃないと俺は強く思ってこの場に居ないMIMI推しの思いを背負って発言する。


「おいアイドルっ!! 俺達に夢見せてくれよぉ!! それで良いのかっ!? そもそも水着の仕事来たらどうすんだよっ!? って、そう言えばトワディーって水着の仕事無いな」


「だって清楚売りがキャラだしね。特にルリ姉ぇは……ま、事務所の方針で歌とダンスで勝負するってのを決めてんのよ?」


 確かに……そうだった。ルリに聞いた話だと過去の凄い不祥事があったせいで事務所はそれを隠すのに必死だったそうだ。彼女たち以外にも若手の俳優なんかも今売り出そうと必死らしい。


「カ~イ!! 私の水着楽しみにしててね~!!」


「任せてくれ!! バッチリ録画して永久保存しておくからっ!!」


 そう言って俺は即応式万能箱どこでもボックスから4Kビデオカメラを取り出す。三脚もセットしておこうとしたら姉さん達に全部没収された。酷過ぎる扱いなんですけど……せっかく金塊を金田経由で換金してもらって手に入れたというのに……それにしてもあいつも色々と謎だよな。両親経由で俺の金塊を扱ってくれてるらしいけど流れとか全然知らんし。そんな事を考えていたらローブのようなものを羽織った三人が舞台裏から出て来たので俺は見逃さないように集中した。





 そして水着審査が始まった、一番手はモニカで俺がそこら辺の木に性質変化メタモルフォーゼをかけて作った仮設ステージには、腰にビシッと手を当てて普段はメイドの象徴とも言えるエプロンドレスにカチューシャを付けた少女が、今日は彼女にピッタリな水着を着ていた。


「だけどそれは狙い過ぎだろ……」


「マニアックね……あれ? あの肩……」


「だからって旧スクに名前入りで『もにか』は無いだろっ!!」


「マイマスターはマニアックだとお聞きしたので!!」


 さすがは元邪神の使徒にして俺のメイドになってからは、ネタに全力に走るようになった少女だ。そもそも俺とモニカの出会いは戦場だった。



――――異世界転移三年目(当時快利19歳)――――



 そこは魔王城の廃墟跡から繋がる謎のゲートを越えた先、時空の歪みの中に存在していた。奴らの盟主・邪神キュレイアはあの世界の地母神が落ちた神だと王から聞き、今度の敵は本物の神なのだと聞かされて俺はビビッていた。

 邪神は魔王サー・モンローを裏から操っていた存在で、奴が倒されたことで自らが軍勢を率い王国だけでは無くて世界中に対して飽和攻撃を仕掛けた来た。それに対して王の出した決断は一つ、勇者チームによる単身突撃による邪神の撃破である。頭悪いだろコイツと当時は思う事も無く俺は納得して出陣していた。


「はっ、全てはこの国と我が王、そして民のために……」


 こんな感じで当時の俺は二年弱ですっかり社畜勇者と成り果てていた。この頃は俺が世界を救って一年くらいでチヤホヤされていたし、街を歩けば女性(病人・訳有りの人)に追いかけられる事や、子供たち(ストリート・チルドレン)に囲まれ飯やお菓子をたかられる日々だったが、それに生きがいを感じていた。


「だが、この平和な日々も邪神によって脅かされている……行くしかない……」


 実際は上手く利用されていただけなのだが当時の俺は見事に、やりがい搾取されていて全てを使命と考えていた。いやはや本当に洗脳状態って怖いと思い知らされる事案ですからね?労働局なんて異世界には無いから問題だ。


「勇者カイリ……はやく帰ってきて私のムコになるのよ!!」


 そして当時は12歳のセリカと彼女の父のカルスターヴ侯爵らに見送られて俺は決戦の地へと向かった。そしてその時空の歪んだ地で魔王配下とは比べ物にならない程の強さを持つ魔物やモンスターと戦い、最奥に位置する邪神の神殿へ突入する事になった。ちなみにこの神殿に突入する際には旅の仲間はほとんど壊滅状態で神殿からのワープゲートで王国に送り出していた。

 俺と共に一緒に戦った彼らが敗れ、負傷したのは神殿前の異空間で待ち受けていた邪神直属の騎士が居たからだ。その数は六人、そしてその四人を倒すまでに仲間は一人、また一人と倒れて行った。そして最後の相手は二人組で後で分かる事だが、この二人組は兄妹だった。


「さすがは、あの魔王を倒した勇者カイリ、よもや仲間を全て倒すとは……行くぞ!! 第二よっ!!」


「はいっ!! 兄さん!! いえ、第一!!」


 当時の騎士六人はそれぞれ位で呼ばれ、またお互いにそう呼び合っていたが第二でありながら六人の中では末っ子のモニカだった。ちなみに、今の発言で分かるように第一は義兄のアルヴ=キュレイアという俺と同い年の青年だった。

 奴とはこの決戦前に何度か王国付近で戦っていて幾度も剣を交えていた。その後、俺は死闘の末に二人を倒したのだが、俺はそこでアルヴから衝撃的な事実を話される。


「うっ、俺達は……全員が魔王サー・モンローの配下に誘拐された孤児……で、邪神キュレイアに育てられた生贄なん……だ」


「何を……言って――――「他の騎士が死んだ時……消えた、だろ。あれは生贄に捧げっ……ゲホッ……られたんだ……頼む、勇者カイリ……どうか義妹の……第二、モニ、カだけは、俺達全員の妹、だけは……俺や仲間の分まで……」


「兄さんっ!! アルヴ義兄さんっ!!」


 その後、乱入してきた邪神が五人の騎士を吸収しほぼ完全に復活した。その姿は巨大な漆黒のドレスに身を包んで出現した巨大な女の姿だった。かつてはこの星を守護したと言われる地母神だった邪神キュレイア。

 その最大の敵に対して生きたまま吸収されそうになっているモニカを人質に取られた俺は圧倒的に不利な戦況に陥ったのだが、その戦局を打開したのも実はモニカだった。


「邪神キュレイア様……私は……生きますっ!! 勇者カイリ!! これが最後のチャンスです!! 合わせてっ!! 虚無の彼方への旅路!!」


 内部からの攻撃でキュレイアの一部に光と闇の斬撃で微かに傷が出来たその時に、俺は聖剣『地獄へ一直線Go To Inferno』で当時の最大の一撃『虚無突き全部無くなれ』で奴の存在そのものを虚無の彼方へ消した。

 そして奴と触れた時に奴の使っていた時空魔術と転移魔術を手に入れた。いや、正確には奪い取った。しかし、その反動なのか俺の神気を叩きつけ魔力で浸食する技『虚無突き』は二度と使えなくなってしまった。しかし問題はそれからだった。


「取り合えず脱出する!! 時間魔法で脱出するから捕まれ!!」


「くっ、私も貴様の一撃で……長くは、無い……。もう兄さん達のとこに逝かせてよ……勇者……」


 邪神キュレイアにトドメを刺した突破口、その時に俺の一撃も掠めていて彼女の腹には風穴が空いて余波で左腕は吹き飛んでいた。俺は治療魔術と回復魔法で可能な限り治癒を施した。それでも、まだ意識は半分混濁していた。この後も継続的に魔法をかけ続けなければ死んでしまう状態だった。


「第一のアルヴは、お前の兄はっ!! お前に生きろって言ったんだろうがっ!! 仲間の分まで生きろ!! お前が死んだら、生贄になった仲間や、お前の兄は皆に忘れられて、誰にも覚えていてもらえないんだぞっ!!」


「でっ、でも……私は……私は……」


「誰にも覚えていて貰えない、必要とされていない事は死ぬよりもキツいんだぞ!! その存在が無くなるって意味なんだよっ!! それにお前は『生きる』とキュレイアに言っただろうが!!」


 俺は消えたモニカの義兄や他の騎士に同情と同じくらい共感を持っていた。俺は向こうの世界で居なくなっても誰も心配されないし、そこまで気にされず最後は向こうの世界では行方不明で片付けられたんだろうと思っていたからだ。俺の存在は向こうで無かった事にされているはずだと、そう思い込んでいた。


「そ、れは……、あの時は……でも……私はもう誰も兄さんも、仲間も居ない……」


 だから、その言葉に俺はなぜか自然と口が動いていた。この時はなぜか俺の王から施されていた『社畜教育洗 脳』が解けたように俺は彼女を救っていた。救わなければならないと、俺自身がそう思っていた。


「なら、お前が心から生きたいとキチンと実感出来るようになるまで俺が必ず守ってやる!! 勇者としてこの世界に来た最初の、心からの誓いだ……」


「勇者……」


「それに勇者が神殺しは出来ても、可愛い女の子一人救えないなんてカッコ悪いからな? 行くぞ第二……違うな、一緒に来い!! モニカ!!」


 その後、俺は崩れ去る邪神の神殿から彼女を背負ったまま脱出を果たした。俺は王や一部の有力な貴族、セリカの父のカルスターヴ侯爵などの貴族以外にはモニカの正体は秘匿するように頼んだ。幸い王は無駄に人に優しかったので彼女の身は侯爵の城に預けられ一年後には王城に戻って来た。その時にはメイドの格好になり俺をマイマスターと呼ぶようになっていた。



――――現在――――



「ふふんっ!! どうです!! この成長過程な未熟ボディでもこちらの水着なら需要は充分ですよねっ!? さあ、高得点をガンガン入れて下さいっ!!」


「こんの、おバカ!! 全く、お前は……でも、こちらの犯罪者予備軍のニーズは満たしているなっ!! 10点満点中、9点!!」


 モニカの奴、しばらく見ない間に意外と育ってるな……五年前に風呂に入れてやったりした時なんて完全幼児体型だったのに……って何を考えてるんだよ俺は……育てたから娘や妹みたいなもんだろコイツは……。


「ふふん!? 今、一瞬『ちょっとエロくね?』とか思いましたね!? どうやら私の勝ちのようですねっ!!」


「黙れよ!! 駄メイド!! 主からの高得点だけで満足しとけ!!」


 そして同時に気付いた……まだあの時の肩の傷が完全に治って無いと言う事に……やはり虚無突きの影響で、助けるためとは言え彼女の体に一生残る傷を残してしまった。今の俺の治癒系の術なら治してやれるかも知れないから後で聞いてみても良いかもしれない、ほんと世話のかかる妹系メイドだ。





 その後も快利は瑠理香のブルーのビキニに興奮したり、真打と言わんばかりに向こうの世界の伝統的な水着と言う名のビキニアーマー風の水着なんて持ち出したセリカに対して綾華さんや南美ちゃんから教育的指導が入ったりと一次審査は進んで行った。しかし私、秋山絵梨花は最初のメイドのモニカを見て放心していた。


「快利、その……彼女の、その肩の傷は……その」


「エリ姉さん? ああ……それ……か、ええっと――――「構いませんよマイマスター、絵梨花お義姉様、なぜならこれは……私にとって大事な『絆』ですから」


 そこで簡単に聞いたのは二人の出会いの話だった。神を殺す際にモニカが巻き込まれた時の傷で、その時の物らしい。目の前のスケベな義弟が異世界と呼ばれる別世界では本当に勇者だったのだと改めて実感させられた。


「ま~たお前は、そんな事言って……今なら簡単に治せるからさっさと……」


「嫌ですっ!! これはマスターと私だけの……なんですから!!」


 そう言って何度も捕まえようとする義弟の快利と自称メイドの少女が戯れている。彼女はその傷が絆だと言った。私は心の底から驚きを隠そうと必死だった。目の前のスク水少女は傷を大事にして繋がりだと言う。

 私の、この背中の傷とは真逆だ。視線を感じ振り返ると私を心配そうに見ているユリ姉ぇが居た。自分だって私と同じような状況のくせに未だに過去を気にしているようだ。そう、私たち姉妹は人前では迂闊にスカートも履けないし、制服などは細心の注意をしている。さらに私に限って言えば水着なんて一生着れないのだから……。


「マイマスター!! では、そろそろ二次審査へ!!」


「うっせぇ!! さっさと傷見せろ!! 女の子がいつまでもそんなものを残しておくもんじゃ無い!! さっさと治すぞ!!」


「やはりメイド食い散らかし野郎です!! セリカ様ぁ~脱がされますわ~!!」


 その快利の言葉にまた私は委縮してしまう。やはり快利も同じ考で、母さんも前に簡易的な手術だけでもと言ってくれたが、完全に治る事は無いと言われた事と、何より私はこの背中の傷を躊躇無く見せられない程トラウマになっている。

 男など論外で一度手術の時に男性の医師と聞いた時に私は暴れ、ユリ姉ぇは震えて泣き出した程だ。電車も常に座るかドアを背にして開いたと同時に出てしまう程で気を付けなければ日常生活に影響が出てしまう。この間も快利に背後に立たれただけで私は恐怖で殴り掛かってしまった。もし快利が元勇者で無ければ私は……。


「あれ? エリ姉さん? どうしたの?」


「何でも無い……さて二次審査はダンスだと!? そんなもの出来るか!?」


「あ~私も無理、創作ダンスとかしかやった事しか無いわ。体育の授業で」


 そしてこの後に、まずは瑠理香がソロでダンスを披露すると快利がまた盗撮しようとしていたので私と綾華さんで妨害したり、ダンスと言えば社交ダンスだとセリカが騒いだと思ったら快利の手を取り相手をしろと言う事態になり笑っていたら意外にも快利は応じていた。


「ったく、少しは上手くなったのか? お嬢様?」


「当たり前ですわ!! 審査とリードよろしくて?」


「ああ、久しぶりに見てやるよ」


 ちなみに今度は瑠理香が暴走して自分も社交ダンスをすると言い出したりして大変だった。そして私が驚いたのは快利がキチンとダンスが踊れていた事だ。勇者の魔法の中にダンスや技術などをある程度覚える事が出来るらしい。なんかズルい。


「ちょっ!! カイ!! そ、そんなお尻に近いところを抱くなんて……私にもしてよぉ!!」


「はぁ、これだから庶民は……ダンスではこの位は基本ですわ。ね? 勇者カイリ」


「あ~今回はセリカが正しいな、それに尻なんて触ってない、ちゃんと腰を抱いてるだけだよ。こんな感じでな?」


 そう言うと快利はグッとセリカを抱き寄せる。ちなみにその間も発狂した瑠理香を南美とユリ姉ぇが抑えていた。二人は軽く踊り終わると義弟は異世界の貴族のお姫様に対して恭しく騎士の礼と言われるものをしていた。それは私の知っている快利の姿では無くて一人の紳士だった。


「そうか、だから……私は」


「どうしたの? 絵梨花さん?」


「いえ、異世界での義弟の成長に驚いただけ……ですよ」


 私の変化に綾華さんが気になって声をかけて来たので咄嗟に嘘と本音を織り交ぜて答えていた。思えば私も随分と自分にも他人にも嘘を付いて生きて来たものだなと思う。そう考えていたら、またユリ姉ぇと目が合った。


「どう、したの? 絵梨花?」


「ああ、少し……ね。私たちのアレが快利にはバレるの怖いな……って思っただけ」


「私はまだ、絵梨花より小さいし隠せるけど……あんたは私を庇って……」


「それは言わないでよ、ユリ姉ぇ……さ、快利がそろそろ気付く、最近は鋭いから気を付けなきゃね」


 私は姉妹だけで通じるあの悪夢を一瞬だけ思い出すとすぐにそれを頭の中から追い出した。目の前では二曲目に移ろうと言って未だに快利を離そうとしないセリカと、それを瑠理香が止めようと押し合いになってしまっている。当の快利は二人から抱きつかれて嬉しそうで、すっかりスケベ顔になってしまっていてるのが姉としては色々と複雑な心境だ。





 結局ルリとセリカがキャットファイトを始めてお互いの身内が引き剥がして落ち着かせると言う事で『第一回異世界対抗ミスコン』はグダグダのまま終わった。その後は湖で俺が森の木を勇者スキルの全品再利用もったいない精神で釣り竿を作って釣りをして、時間を潰していたら起きて来たエマさんがすぐに温泉に入りたいと言い出して俺達は一路、このツアーの肝とも言われている隠された秘湯へと向かう事になった。姉さん達は今日は自分達は良いから皆だけで行くように言ったがそれは出来ない。


「疲れちゃったんなら大丈夫だよ。任せて!!」


「いや、ここから歩くしな」


「ああ、だからもう神々の視点全部丸見えで場所を見つけておいたよ。この山とか湖一帯は全て把握済みさ、だから一瞬で転移出来るから」


 そう言うと俺はすぐに転移魔術と時空魔術を同時展開して皆を秘湯へと送る。いつもとは違うので二人づつ移動となった。姉さん達二人は不満顔で明らかに俺に何かを隠しているけど気にしない。俺は元勇者なんだし何とかなると思ってすぐに移動を開始する、だって四往復もする必要があるから。

 モニカとセリカは自分で行けと言ったがセリカが安全な方で行きたいと駄々をこねて結局は二人とも俺が連れて行く事になった。そして次は待ちかねた楽しいお風呂回だぞ!!な~んて脳天気な事を俺は考えていた。そして俺は知らなかった事実と過去に向き合う事になる。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る