第38話「水着回が不発だった?なら続いて風呂回しかねえだろうがっ!!」



「別に覗かないからさ、早く入って来てよ姉さん達……」


「誰かが見張りに居なければならないからな、快利の入るタイミングで私達も入る」


 そう言って女湯の前に仁王立ちする俺の姉さん達を見る。風呂に入るのに二人とも上のシャツも下のジーンズは脱いで無いし、そもそも着替えやすい恰好、例えば短パンとか他のメンバーみたいに着て来ればと思ってしまう。


「じゃあルリとかセリカとかモニカは良いのかよ!?」


「だってその三人は、むしろあんたと入りたがってるからね……混浴とか言って男湯に行きたがってたわよ? 私達はダメだけどね?」


 ユリ姉さんも終始こんな感じで絶対に何か隠してる。エリ姉さんだけならまだしも最近は割と仲のいいユリ姉さんがこの状態だから余計に不安だ。ちなみに件の三人が女湯に入ったのを確認すると男湯の方に全てを拒絶する聖域引きこもりの味方を張ったので俺以外は侵入不可能だ。


「てか本当に秘湯なんだね、ベンチが二個と後は着替え場所は男女一緒で入り口が違うだけで木製の衝立しか無い……」


「秘湯だけど秘境みたいな扱いか。現に私たちしか使っている人間は居ないな」


「そうね……誰か上がって来たら交代だから、異世界組の二人とチェンジで入るから、あんたはそのタイミングで入りなさい」


 そしてモニカ&セリカそして南美ちゃんが上がって来たので俺は仕方なく一人で裸になると温泉に入る。その後に姉さん達も入ったようで衝立の向こうでキャッキャッと騒ぐ声が聞こえて来る。


(今日ほど魔法やスキルを悪用したいと思った事は無い!!)


「あ、二人とも来たんですね~!! やっぱ大きいですね……これをいつもカイが見てたら私なんて……」


「ま、瑠理香も大きくなる素質は有るのよ? 私の娘なんだし」


「そう言えばマネージャー大きいですよね?」


 綾華さんとエマさんの会話もそうだがルリも気にしているのか、正直さっきの水着審査では普通に揺れてたし、むしろ姉さん達二人が反則級なだけなんだよな。


「やっぱり父さんの血が邪魔しているのね……ぐぬぬ、この血が……」


「あの人泣くから、言うのは絶対に止めなさいよ?」


 なんだこの生き地獄は……俺が隣に入っているのは分かっているんだよな?この人ら……木の壁一枚なんだからもう少し気を付けてくれ。正直に白状します、妄想がはかどり過ぎてヤ・バ・イ。


「あ、のぼせそうだから私、先に上がりますね~!!」


 どうやらルリが先に上がるらしい、隣は現在四名になったようだ。途端に静かになる温泉内。今居るのは姉二人とエマさん、そして綾華さんの四人なはず。俺が風呂から上がって体でも洗おうとすると隣からも少しづつ会話が聞こえ始めたのだが、さっきのルリの声とは違ってコソコソ話す感じで、魔法使えば聞けるけど秘密の会話なんだと思って俺は桶のお湯を頭からかぶった。





「あっ」


「っ……すい、ません。お見苦しいものを……」


「ごめんなさい。触れて良いか私も気になって、見ちゃってごめんなさいね? そう、それで水着も着なかった、いえ着れなかったのね?」


 こうなるから嫌だった。今まで細心の注意を払って生きて来たのが私たち姉妹だ。だから身内以外にバレたのは久しぶりだった。この背中の火傷の痕は、ほぼ背中の六割が蚯蚓腫みみずばれになっている忌むべき私の過去だから。


「絵梨花、もう良いから。ね? すいません二人とも、私たちはこんな感じでして」


 そう言うとユリ姉ぇも太ももを出して私と同じような火傷の痕を晒していた。見えてないけど実際、お尻の方まで私の背中と同じ状態なはずだ。これは私たちの実の父親にされた虐待の痕だった。


「見せたくないわよね……こんな傷……」


「えぇ……ほんと嫌になる」


 そう言う私に綾華さんは少しの同情と複雑そうな顔をする。当たり前だろう、こんな傷を見せたりしたらこんな空気になるのは分かっていた。だから次の発言に少し驚いた。


「あの人を思い出すかな……由梨花さんの怪我見ると」


「その人も火傷を?」


「いいえ。交通事故……車に追突されてね、その際に道路で擦ってかなりヒドイ怪我だって聞いたわ。実際に足に手術の痕もあって酷かったよ」


 交通事故か、それはそれで理不尽な目に遭った人なんだなと思わされる。何でもその人は当時高校生だったらしく友達が轢かれそうになるのを助けて自分が追突されたらしい。


「その人は、今は?」


「今は大学生だと思います。たぶん、あの人と幼馴染の彼氏とイチャ付いてますよ……きっとね……傷は完全に治らなかったけど、それでも怪我は隠さないで頑張ったそうです」


「凄い人ね……怪我を隠さずに……か」


 話を聞くとその人は綾華さんの昔のモデル仲間だったらしく当時の綾華さんは凄くお世話になった人らしい。


「命の恩人と言っても過言じゃないかな……あの人達は」


「そっか、あの子か……綾華は好きねぇ。相変わらずあの人達が、それとも故郷の街が好きなの?」


「どっちもですよ来週の休暇の時には実家帰りますから会えたら会って来ますよ」


 その後に二人は、自然に怪我の事をスルーするように別な話題にシフトしてくれた。大人な人達だと思い感謝する。世の中がこの人達みたいな人ばかりだけだと良いのにと常々思う。でも、と思ってしまうのは義弟の存在だった。


(モニカの傷を治すって……それじゃ私たちの傷も……)


 しかしその考えを頭からすぐに消す。この醜い傷や過去を自分の最愛の義弟に見せるのだけは私の最後に残っている弱さが全力で否定する。見られたくない、こんな弱い自分を、醜い自分を快利にだけは見せたくないと思ってしまう。


「――――たの? どうしたの? 絵梨花? もう上がるわよ? 二人が気を利かせてくれて先に上がってくれたから早く着替えましょ?」


「うん。分かったユリ姉ぇ……あんまり遅いと快利が覗きに来るかもしれない。本当にアイツはいつの間にかあんなにスケベに……やはり英雄色を好むと言うのか」


「快利が向こうの世界で過ごしてる間に色々あったんでしょうね……でも、あの子って最初の頃はそれなりに甘えて来てたわよ?」


 そう言って小学生の頃の話を聞くとあの頃からさり気無く甘えてはいたらしい。おかしい、私には一度もそんな事は無かったはずなのに……同じ姉でしかも私の方が快利と接していた時間は長かったのに複雑だ。その後は急いで着替えて外に出ると快利以外が揃っていた。


「瑠理香? 快利はどうしたんだ?」


「それが何か急いで転移しちゃって……あっ!?」


「戻りましたね? マイマスター……その青い箱はなんですか?」


「ああ、風呂上りはこれが一番、銭湯とかはこれが必須だからな。用意しておいたのを冷蔵庫に入れたままにしてたから持って来た!!」


 そう言って快利が両手に抱えているそれはクーラーボックスだった。それを私達の前で開けると中には牛乳やコーヒー牛乳にフルーツ牛乳が入っていた。ちなみに風呂上りのコーヒー牛乳は私の大好物の一つなのだが分かっていたと言わんばかりに私にすぐに用意された。


「あ、ああ……助かる快利」


「部活上がりの土日にはエリ姉さんいつも飲んでるからね。用意してる内に覚えちゃったよ。えっとユリ姉さんはフルーツ牛乳でいい? 今日はコーラは無いから」


「いいわよ。別に私だっていつもコーラ飲んでるわけじゃないわよ?」


 そんな事を話している時だった。一瞬だけ快利が変な動き、何かブレたような動きをした……ように見えた。


「え? 快利?」


「どしたのエリ姉さん? もしかして二本目行っちゃう?」


「いや、今……すまない少し疲れてるのかもしれない、一本でじゅうぶんだ」


 その後は皆が飲み終わると順番で転移魔術でペンション前に次々飛ばされて行く。全員居るか点呼をすると、その場で解散となるかと思ったら瑠理香と南美がペンションに足早に入って行く、そして戻って来た二人の両手には袋一杯の花火が入っていてどうやら夜はまだまだ終わらないらしい。





 花火を持って出て来たルリと南美ちゃんを見て俺は一瞬考え込んだ。温泉に入った後は寝るもんじゃないのか?旅行なんて修学旅行しか知らないし、家族旅行は今回が初めてだ。もちろん花火をした事なんて無い。そりゃネットとかテレビとかで海辺に集まって集団で花火をしているようなのは見た事有るけど、そんなリア充イベントを俺がやるのか!?やって良いのか?


「どうしたの? カイ? あ、花火なら経費で落としてるからお代は必要無いわ!! ふふん!! 私の奢りだよ!!」


「お、おう。いやさ……花火とかってやるの初めてだから、どう反応して良いか一瞬迷っただけだから……」


「あ、そっか……私も小さい頃に家族でやった事あるだけだし、火を付けるだけだから怖くないし大丈夫だよ!!」


 いや、危険性とかじゃなくて単純にこの雰囲気とかに慣れないだけなんだけど……とは言えないから取り合えず楽しんでみる事にした。皆様すっかり忘れていると思いますが頑張って陽キャムーブしてますけど俺は基本的には陰キャでございましてですね、異世界に飛ばされたから仕方なくここまでコミュ力を上げさせられただけだからと色々と考えてしまう。


「快利はこの手の催し物には慣れてないのだろう? 難しい顔などしなくても良い。楽しめばいいの」


「あぁ、そう言えば快利、最近は忘れてたけどあんた筋金入りの陰キャだったわね。私ですら高校で仲の良い子だけでこう言うのした事有るわよ?」


 えぇ……エリ姉さんはまだしもニワカ陽キャだったユリ姉さんまでが……それに言い訳に聞こえるかもしれないが俺のコミュ力って基本は自分より目上とか偉い人用なんだ、こう言う同年代でワイワイ騒ぐのとかには向いてないだけだからと言いたい。


「この程度の火力で楽しむなんて!! 愚かですわね~!! こちらの世界は!! セリカ、次の物を用意なさいっ!!」


「そうですね~♪ セリカ様、次はこちらをどうぞ、赤と緑に変化しましたよ!」


「ふっ、地味ですが貴族の嗜みとして異世界での……わっ!! 凄っ!! 赤くなりましたわっ!! モニカ!!」


 あいつらは人生楽しそうだなぁ……こっちは色々と悩んでるのに、ルリとの関係性とか、おバカ二人と異世界の事とか、更には挙動不審な姉さん達とか……戻って来たら俺の力でなら何でも出来るはずなのに、逆に何かをしようとするとこの力を振るう事に悩んでしまう。しょせん俺の根底は平凡で小心者だって事なのだろうな。勇者とか言われても分不相応な力にビビってるだけなんだよな。俺はどうしたら良いんだ?


『ですが、それこそが勇者カイリがしたかった事なのでは?』


(お、唐突に出て来たな……それより意味不明なんだが? 俺は悩んでるんだけど? これが俺のやりたい事とか無いわ~)


 いきなり声をかけて来たのは昨日から常時起動状態にしているガイド音声だった。今までも起動していたのに何でこのタイミングで声かけて来たんだろうかコイツ。


『いえ、勇者は因果律操作魔法をラーニングした経緯を覚えてますか?』


(あ? え~っと、やり直したい、かな?)


『正確には青春を取り戻したい、やり直したいと言う趣旨でした。つまり今のこの状況は勇者カイリの望んだ事に該当します』


(は? だからどうしてさ?)


『悩む事も青春ですよ? 勇者カイリ』


 あ、絶対にコイツ、ドヤ顔で言ってる!!ま、ガイド音声だから顔なんて無いんだけどな。感覚的に言えばSi〇iにドヤァってされた感じだ。腹立たない?立つよね?


『これ以上は野暮ですので私はスリープ状態になります。緊急時には起動しますので、それでは……』


 それだけ言うと全く反応しなくなった。悩むのが青春とか年上のオッサンとか何か悟った連中が言うもんだろうが、異世界のガイド音声、こっちで言うところのAIみたいな奴に言われて考える事じゃない、とか思いながらも俺の心は不思議と落ち着いていた。少なくとも悩み事の内の二つは俺の答えが出たからだ。そう思うと少しだけ心が軽くなった。


「よし、じゃあやりますかっ!? どれが一番派手なやつなの? エリ姉さん?」


「ああ、この細長いのは色が変わるやつだな。今年の修学旅行で浜辺でやって来たから知ってるぞ?」


「そうなんだ。じゃあこれ二本使ってみる」


 細長いそれに火を付けると勢いよく白い火が飛び出て来た。俺の魔法なんかより全然弱いのになぜか見入ってしまう、その内に今度は赤に、最後は緑色に変わり終わってしまった。思わずため息を付いていた。


「どうだ? 初めての花火は?」


「あ、うん……綺麗なもんだなって、だって俺って小さい頃から家事ばっかで一度もこう言うのした事無かったなぁ…‥って」


「うっ、いや……それはその、済まなかった。料理はダメだとしても他は手伝うべきだったな」


「いいよ。俺も姉さん達にビビッて少しでも気に入られようと卑屈にやってたのは有るからさ……よく考えたら俺って今まで生きて来て姉さん達の事何も知らないな」


 花火に次々と火を付けて遊んでいる中で光を見つめていると妙に感傷的になってついポロっと言ってしまった。エリ姉さんには色々と教育されてたけど俺は二人の姉については厳しい、嫌われていたと言う情報くらいしか無い。そりゃユリ姉さんに一目惚れで初恋はしたけど、それは見た目の話だし、エリ姉さんに限って言えば学園での事しか知らない。過去は知らないんだ。


「私も知らないな……お前の向こうでの事とかな……」


「知りたいの? そんなこと……」


「話したいなら聞こう、気を利かせて周りは二人にしてくれたようだしな?」


 言って周りを見ると他のメンバーは少し離れて花火を楽しんでいる。唯一モニカだけがこっちを見ているようだがセリカに連れて行かれた。ルリはユリ姉さんと他のメンバーと一緒に花火をやって気付いていないフリをしているようだ。視線でバレバレだろ二人とも、でもこの気遣いはそうなんだろうな。


「ふっ、そっか、じゃあエリ姉さん? 話してあげてもいいけど、話したら姉さんの事も話してね?」


「ああ、昔語りにはこの暗闇はいいかもしれないな……顔を見られないで済む」


 花火の光に顔がぼんやり照らされたエリ姉さんはやっぱり美人で今更ながらドキッとした。普段は雑に扱っていた分だけ、その横顔は憂いに満ちていて妖艶だった。





「俺さ、向こうの世界に転移した時にさ、五回戦争に参加したんだ……」


「戦争……それはこの間のライブ会場の魔王とか?」


「それ以外にも、魔王と邪神、魔王でも別の個体の新生魔王……そして人間とも戦った……」


 魔王戦争、邪神討伐戦争、貴族の騒乱による鎮圧戦争、時空の彼方での新生魔王との戦い、そして竜王召喚戦争。その間にも細かい戦いを数えればキリがない。


「っ……それは、そうか……」


「モニカはさ……元々は敵でさ、最後は生贄にされそうになったんだよ」


「生贄? 食べられそうになったと言う事か?」


「そう。生きたまま吸収されそうになったんだ」


「だが、救ったんだろ? 大したものじゃないか……」


 ああ、王国でも、それに本人にも言われたよ。敵ですら慈悲をかけて助けた英雄とか、本人からは生きる事を教えてくれてありがとうってさ……でも。


「あいつの家族が五人居たんだけどさ……それを俺が皆殺しにしたとしても同じ事って言える?」


「えっ、いや……そのっ……」


「戦いの最終局面で、あいつの兄とモニカと二対一の戦いで俺は二人を倒した。あいつの兄は強くて手加減は出来なかった。そいつに頼まれた、妹を助けてくれって」


 俺はその願いを聞いただけだ。あいつの第一のアルヴの最後の頼みを聞いただけだ。あの時は色々と頭の中がめちゃくちゃになって助けようと必死だったのを覚えている。今思えば俺はどうしてあんな行動を取ったのか謎だ。


「そう、か……」


「と、言うわけで俺の過去はこんな感じ!! はい、次はエリ姉さんどうぞ」


「お前の話を聞いた後で私が話す話題なんて陳腐なものだぞ?」


 やっぱり話したくないんだろうなぁ……俺も嫌だったし、でも悩みを聞いてそれを乗り越えるのも青春なのでは?と、悩んだ結果、俺はそう言う結論に達した。だからエリ姉さんが話すまで待つ。


「それを決めるのは俺だよね? あ、何ならスリーサイズとかでも!!」


「ふっ、もう知っているんだろ? お前のスキルで見られたら私に隠せるはずは無いからな?」


「なっ、なぜそれを……」


「昔よりも今のお前は考えが読みやすいからな……すっかりスケベになって、お姉ちゃんは悲しいぞ」


 実際、あんなに大きいとは俺も思いませんでした。そしてそれ以上のユリ姉さんとか、そりゃ大学デビューで狙われるよな……本当に悪い虫付かないように見てあげなきゃな……と、今はエリ姉さんの方だ。


「ま、まあ今は良いじゃないか……ハハッ……ごめんなさい」


「家族以外にはやるなよ? 一応聞くが瑠理香にはしてないだろうな?」


「そ、それは……そのぉ……すいません」


「ま、あの子はお前に公開告白までしたんだ……そのくらい気にしないだろうがな……」


「あ~、うん。まあ、そうなのかな?」


 そうだった。ルリの事もあったんだ……特にルリの告白現場に居たのもエリ姉さんだったし、テレビでの意味深発言も見ているから気になっていたんだろう。そもそもルリが昔以上に俺との距離感がほぼゼロだからバレバレなんだろうけど……。


「ああ、じゃあ私と、一部はユリ姉ぇの過去について話そう、聞いても面白くは無いとだけ言っておくからな?」


「うん。分かった。話せるとこまでで良いからさ……聞かせてよ姉さんの過去」


 花火はほとんど無くなって手元にはおあつらえ向きに線香花火だけが残っていて、それをやるのも初めての俺は慎重に火を付けた。パチッと音がすると火の花が夏の夜に儚く咲いた。姉さんの顔はほとんど見えなかった。

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