第20話「過去改変していたら学校に遅刻したんだが、どうする?」


「痛ぁい……」


「あっ、あんたがいきなり、あっ、あんな恥ずかしい事言うからでしょ……」


 俺の左頬には赤いビンタの痕が出来ている。元勇者にここまでのダメージを与えるとは……風美瑠理香恐るべし、流石は俺が戻って来て最初は暗殺者だと疑っただけの事は有るな……。


「さて、取り合えず家まで送る。奴らの残党や他の四天王まで考慮しなきゃいけないからな」


「やっぱ四天王って言う位なら他に三人居るの?」


「ああ、居るぜ。お約束の魔王までね……さっき分かった。とにかく俺も急いで戻らなきゃいけないから、その説明もしなきゃいけないんだ」


 そして俺が聖剣でワームホールを開くと彼女は平然と先に入ろうとしていたので慌てて腕を掴んで止めた。何をしているんですかねこの子。


「ちょっと……そんなに引っ張らないで、良いじゃない。たまには先にでもさ……」


「この中は座標が分かってないと、どこまでも流されるんだ。だから俺と一緒じゃなきゃ漂流して一生この中を漂う事になるんだぞ? ほら手を出して」


「え? そ、そうなんだ……ごめん……」


 珍しくルリのやつが、しおらしい態度になっているけどここは譲れない。転移魔術で算出する座標と時空魔術が無いと、ここは永遠の流刑地になってしまう。もちろん俺が先導するので迷わずにルリの家の前に到着した。


「よし、ルリ。一度俺は戻るか――――「説明が先!! その、家……寄ってよ。前は断られたしさ……」


「悪い、それは今は難しい。ただ明日、いや、もう今日か、家の前に必ず迎えに来る。とにかく今はルリの身の安全を……」


「でもっ!! 私だってさ……怖いん、だよ……」


 分かってるさ。だって、ここに来るまでルリの手はずっと震えてるから……飛び降りるのだって相当に勇気が必要だったはずだ。スキルに上位結界魔法の守りが有るとは言え四天王の魔力を平和なこの世界のただの女の子が浴びたのなら普通は気絶するか発狂くらいはするはずだ。そう考えると凄い胆力だ。俺の知ってたルリとは少し違うな、高校に入ってからルリもやっぱ変わったんだろうか……。


「ルリ、聞いてくれ。俺はまだやるべき事が有るんだ、だから行く。あと七時間後、今日の八時……」(えっと何分だっけ?)


『八時十二分です。その時間に戻ります』


「ああ、八時十二分、そこまで家の中からは絶対に出ないで待っててくれ。誰が来ても絶対にドアを開けるな。この家に結界を張るから奴らでも魔王でも入って来れ無いようにする」


 まだ危機は去ってない、ここから先は俺の知らない歴史に片足を突っ込んでる。ヴェイパールを倒しても残りの奴がすぐ出て来る事まで考慮して残りの七時間ルリを守らなくてはいけない。本当はそばに居たいけど、この時間の俺は寝ている。だから俺は元の時間に戻る必要がある。


「ほんとに……来てくれるの?」(今度は……)


「誓って……この聖剣に、我が国……は、もう無いんだな……そうだな、ルリに風美瑠理香と言う少女に誓うよ。必ず戻る」


 聖剣を掲げて勇者時代の宣誓をついしそうになるけど守るべき国も民も俺にはもう居ない……なら目の前の少女に誓うしかない。


「わ、私にっ!? うん……分かった。待ってるから早く来なさいよっ!!」





 ルリが家の中に入るのを確認すると俺は聖剣で全てを拒絶する聖域引きこもりの味方を使ってルリの家に完全な結界を張る。俺が出来る最強の結界魔法、それに超強化魔法ドーピングを使い効果時間と強度を最大まで伸ばす。窓を見るとルリが手を振っている。俺も手を振り返してワームホールを開いた、元の時間へ戻るために、七時間後の俺の世界へ……その前の最後の一仕事をするために……。


「ふぅ、ガイド? やっぱ過去改変でも最後はアレやるんだろ?」


『はい、ここまで来て後処理をしなくては折角やった事は全て無意味になります。なので勇者カイリ……未来を破壊して下さい』


「了解っ!! 聖剣に時空魔術を付与……さらに転移魔術、座標固定……目標は……『風美瑠理香の死んだ未来』だっ!!」


 そう、最後にこれをしなくてはいけない。矛盾した未来を破壊し未来を正しく一つにする事。新生魔王軍との時空戦争の時に奴らの取った作戦は、時空魔術によるこちらの未来を壊し現在の世界の人間の存在を消すと言う戦術だった。


(あれは酷い戦いだった……人が消えたり、現れたり……国が崩壊したり、そう言えば次元の崩壊って今さらながら、あの世界の異変がそうだったのか……)


 最終的には俺と新生魔王との時空の狭間での一騎打ちで互いの世界の未来を守り、破壊し合いながら永遠の戦いを繰り広げた。その果てに手に入れたのが、あの異世界の平和と言う未来だった。つまり俺は何度も異世界の現代と未来を行き来して戦い続け未来を守り、そして未来を壊して来た。


(いつも考える。この壊した未来の人たちの可能性を奪って良かったのか? これが本当に正しい事なのか? 疑問で狂いそうになって夜も眠れなくなる事も一度や二度じゃなかった……俺にその資格が有るのかと……)


 だから世界への影響は本当に最小限にするようにしていた。未来が合わさり上書きされた時に少しでも矛盾が生じないように、可能性が少しでも変化しないように、都合よく世界がその一部分だけ変わっているようにと……。


(ま、ルリが死んだって言われてその事を忘れてて、ガイドに何度か注意されて気付いたくらいなんだけどな……本当に余裕が無かった)


 だけど同時に考えてしまう、もしかしたらルリが死んだ世界では別な可能性があって、多くの幸福が待っていた人が居たのかもしれないし、ルリの死で変わった人も居たのかも知れない……と。


「だけどっ!! 俺は俺の都合で未来を破壊して、未来を変える!! ルリを救うためにっ!!」


 さっき誓ったから……国や民を救うために俺は何度もこの力を使った……だけど、いや、だからこそ俺はこの力を俺自身の意志で使うっ!!


「転移時空混合魔術を付与『矛盾なんて何も無いパラドクス・ディストラクション』さようなら……有り得た未来と可能性……」


『矛盾未来の消失を確認、では過去から繋がる修正された未来へ戻ります。因果律操作魔法をお願いします』


 俺は因果律操作魔法を使って過去改変をした。未来を変える時と違ってここだけ一手間違うんだな……と、今更ながら未来よりも過去を変える方が大変なんだと思って俺はワームホール内を移動して戻って来た。


「よし、場所はトイレ……時間は?」


『八時十二分です』


「よし、すぐにルリの家に行く」


 聖剣でホールを開いてルリの家に行きインターホンを押す。ルリが自分の部屋の窓からすぐに顔を出して俺の姿を見ると一目散に降りて来て抱きつかれた。


「俺が偽物だったらどうすんだよ……」


「ごめん。でも怖くて……さ」


 震えている彼女に抱き着かれた時に、何か違和感がした。索敵、反応無し……今の違和感は何だ?だけど今は……大丈夫かな?なんか落ち着く……。


「誰にも開けるなって言っただろ……ま、良いか……」


「それよりさ、入ってカイ」


 彼女の家に入るのは……そこで疑問に気付いた。前回ルリのイジメを撃退した時に家の前まで送った時は動揺して気付いていなかったけど、この家、俺知らないぞ?少なくとも中学の時に遊びに来た家じゃない。その疑問をルリにぶつけてみると彼女は頷きながら答える。


「あぁ……だって私、中三で引っ越したから、ほら……受験とか家の事とかゴタゴタしてて、カイとも、色々あったから……あ、あのさ飲み物、紅茶とコーヒー……あっ、それともジュース?」


「用意しやすいので……ま、色々話すからさ途中けっこう飲むと思うから多めでよろしく~♪」


「分かった。ふふっ、待ってて」


 ルリの部屋に入ったのはここは初めてだけど……なんだろ質素な部屋だ。物が少ない……前はもっと女の子!!って感じの部屋だったんだけどなぁ……。そんな事を考えているとルリがお待たせと言ってお盆を持って入って来る。そして俺の前に座ると昨日の礼を改めて言われ、そして説明を求められた。だから俺は異世界転移のことや今回の過去改変、そしてルリの身に起きた事を話す事に決めた……ユリ姉さんにすら話していない過去改変によってここに帰って来ていると言う話も含めて。





「以上が、今の俺。つまり中身は二十四歳の元勇者、異世界で七年後から逃げ出して来たのが俺って事……そしてルリを襲ったあいつは、異世界の四天王、七年前に俺が倒した相手……いや、正確には倒したと思った敵なんだ」


「あ、えっと……スケール大き過ぎて色々と無理、少し整理させてくれない? まずカイは未来人? って事なの?」


「まぁ、広く言えばだけど……異世界行ってたからそこまで未来って感じはしないんだよなぁ……ま、大人にはなったけど体は十七歳に戻ったから」


 そう言うとなるほどと納得したように言うルリ。更にその後も色々と質問攻めにされる、何か最近こんなんばっかだな。でも質問されたのは俺の異世界での生活ばかりだった。普通は魔法やら魔術やらの話を聞くと思ってたんだが……。


「あ、そうだ。聞きたかったんだ……あのさ私が屋上で襲われた時に守ってくれたのってカイなんだよね? あの目の前がピカッて光る壁みたいなの。バリアみたいな感じのあれって、あれも魔法?」


「ああ、あれはスキルだな。俺専用のスキルで『聖なる防壁』って言うんだ。触れた物は分子分解するから到達出来ないようになってる」


「は? 何それ……つまり触れたら消滅するってこと?」


 そこで俺は聖なる防壁の効果、威力、範囲と発動条件を話した。悪意認定と驚異認定もエリ姉さんの時の経験を生かして自分が脅威や敵意を持たなければ発動しないとやんわり教える。


「な、なるほど……気をつけないと……あとさ、もしあの時カイが助けてくれなかったら私って……」


「ああ、その未来を変えるために奔走したんだよ……ま、今回は四天王なんて出て来たし俺にも責任はあったからさ……ん? ルリ?」


 そこまで話して彼女は急に静かになった。今まで饒舌だったのに、いきなりどうしたんだろうか?思わずルリに声をかけようか戸惑う、一応は聖者の眼健康診断で体に異常が無いのは確認してる。


「こんな私を、カイは助けてくれたんだ……って、今更気付いただけ、だよ。前とは、違う……もう、親友じゃないアタシを――――でも無い私を」


「え? 最後の方よく聞こえなかったけど……なんて言うか、まずこれな?」


 俺はポケットに入れておいたメモを出す。そして、それを広げた。屋上で見つけた生徒手帳の紙片だ。これは未来が上書きされ重なっても消滅しなかったから変わらない未来だったんだろう。


「これ……あの時の、いつの間に」


「ま、元だけど勇者だからな……。屋上で破れてたのを修復魔術で直したんだよ。これにさ……”カイ”って、まだ昔みたいに書いてくれてたからさ、それだけだよ。初めて呼んでくれたの思い出してさ」


「そんな事で、たったそれだけの――――「俺にとっては本当に、”秋山弟”じゃなくて秋山快利って一人の人間を認めてくれた、カイって呼んでくれた親友を忘れられるわけ無いんだよ……たったそれだけじゃないんだ」




――――中学三年生当時――――




 あれはエリ姉さんも卒業して俺たちが中学三年になって一ヵ月くらい経った時だった。クラス替えをしても俺とルリは同じクラスになれた。その頃にはルリは前のクラスとは違って積極的に友達を作れていて、俺もエリ姉さんが居なくなったからか、少しづつ友人関係が増えていたそんな時だった。


「ね~? 風美さん可愛いんだし何であんな陰キャと仲良いの?」


「え? そ、それは去年からクラス同じで、仲良くて――――「あっ!! 分かった秋山先輩の弟だからでしょ? 私も剣道部の応援とか見に行ってたからさ~カッコよかったもんね!!」


「高校も凄いレベル高いとこ行ったんでしょ? あ~アイツ使って一人だけ秋山先輩と会うつもりでしょ~? いいな~。秋山弟の有効活用じゃん」


 当時の俺はそんなの全然気にしてなかった。このクラスは陽キャ女子と陰キャ男子が良い感じで別れていて陽キャ男子が逆に浮くと言う不思議な状態になっていたから俺でも居心地が良かった。だからルリが俺を使って友達を増やせば良いとも思ってた。二人で図書委員になってたし放課後はいくらでも話せるから。


「えっと、それは違うかな?」


「え~瑠理香、気にしないでいいよ~! アイツどうせ何も言えないしさ。去年わざわざ友達やってやったんでしょ? 言っちゃいなよ~?」


「そうそ、陰キャとはかんけ――――「止めて!! カイは、カイは私の親友なんだからっ!! 去年浮いてた私に声かけてくれたのカイだけだったんだからっ!! あと、勝手に名前呼ぶの止めて……じゃ、さよなら」


 そう言うと俺の方を見て走り寄って来るとそのまま手を握られて廊下に連れ出されてしまった。一方の俺の方はただ驚いて茫然としていた。だって、昨日の放課後までは呼び方は『秋山』だったし、ただの放課後ボッチ仲間だと思ってた。


「おい、風美、お前さ……良かったのか? あとカイって……」


「あ、うん。ご、ごめん。昔から心の中では勝手にカイって呼んでて、ゴメン、キモいよね……いきなり呼んじゃってさ。ハハ……」


「いや、そっちよりもあいつらと仲良くしないで良いのかよ? あいつらクラスの中心だしさ……」


 何よりあんな奴らに逆らってルリがイジメられたりしたらと思うと、俺のせいで酷い目に遭わないか心配だった。


「いいよ、アタシにはカイが、あ、ゴメン秋山が――――「るっ、ルリ!! って俺も呼んでいいかな? だから俺のこともカイって呼んで、くれない?」


「え? う、うんっ!! ありがと!! カイ!!」


「あ、ああ。よろしく!! ルリ!!」


 ガッチリ握手を交わすとお互い笑い合う、これだけで家で辛くてもボロボロでも図書室ではルリと二人でゲームやったりマジックの練習をしたりしてたら何とか過ごせた。お互いに夏休み前までは仲良かったし、勉強会なんてのもやったりしていた。でも夏休み明けから徐々に俺たちは疎遠になったんだ……。





「ま、だからさ、陰キャな俺としては親友って言ってくれたのは本当に救われたんだよ……嬉しかったんだよ……」


「うん。私も家で色々あったから……カイと一緒の時は楽しかったんだ……」


「じゃあ、何で……高校になってから徐々に無視し出して……急に高一の途中から、あんな酷い事言って、ここ最近はイジメみたいなこと……」


 俺は疑問を素直に口にした今なら、助けた今なら、親友のルリなら話してくれると信じたから、でも答えは違っていて……拒絶だった。


「ゴメン……無理。絶対に言えない。それだけは言いたくない」


「ルリが意味無くそんな事言うとは思ってない……だから、せめて、わけを教えて…‥くれないんだな?」


「うん。ただ一つだけ……あんたは全然悪くない。悪いのは私なんだ」


 何言ってんだ?いよいよ訳が分からない……親友だったのにさっぱり分からないんだよお前の考えが……。


「いや、何だそれ……意味が――」――ポン。


「通知入ったんじゃない? 見ても、良いよ?」


 スマホに通知が入ったのでアプリを起動して確認するとエリ姉さんから凄い数の通知が入っていた。そして今も通知が入った。


「ああ……っ!? おい、ルリ……」


「何よ? まだ何かある――――「遅刻だ……俺ら、もう一時間目終わってる」


「あっ!? カイに会って安心してたら忘れてた……」


 エリ姉さんは俺が全力で校門まで消えた後、探したが学内に居ない、仕方なく一時間目が終わり俺の教室に来たけどやはり居ないから今もアプリで連絡したと言う事を伝えて来た。簡単に話してワームホールで登校する気だったのにルリが無事なのを見たら学校の事を完全に忘れてた。


「そうだった……俺、エリ姉さんの前で魔法使ってルリを探してたんだ……」


「別に良いんじゃないの? 家族には話したんでしょ?」


「いや、ユリ姉さんには見られちゃって話したんだけどエリ姉さんは案外騙しやすくて今まで上手い事やって騙してたんだよ……」


 スマホには昨日の部活の件とさっきの事について話が有ると通知が来ていた。それを持ったままで居るとルリがそれを覗き込んでいる。


「これ絵梨花先輩でしょ? ど~すんのよ?」


「あ~逃げたい。学校で話したらロクな事にならない、最近知ったんだけど姉さん結構抜けててさ……何かやらかしそう……学校で話したりしたら」


「じゃ、じゃあさ説明する時に私、援護してあげよっか?」


 ルリの話はこうだ。魔法の事は知らぬ存ぜぬで通して校内で倒れていた自分を校舎裏の木陰で休ませていたと言う事にしようと、ついでにこれを遅刻の理由にすれば俺たち二人が一緒に登校しても違和感も無いとまで言う。


「我ながら完璧じゃない?」


「いや魔法の事は完全にごり押しじゃん、無理でしょ?」


 いくら何でも無理やり過ぎる、でもエリ姉さんは毎回刹那の子守歌すぐにおやすみが効いてるからワンチャン有るかも……でも一応あの人頭は良いからな……そこが怖いんだよ。だけどルリはそんな事を意に介さずに話を続けている。


「案外人間ってのは非現実的な事をそのまま受け入れないで、それらしい理屈を付けるもんらしいわよ? この間、大学の教授が言ってたわ収録で……あ」


「週六? ルリ、お前……まさか……」


「うっ、えっと、それは――――「お前、高校生なのに週六で大学の講義を聞きに行ってるのかよっ!! そうか、だからこの間も車で急ぎで帰っていたんだなっ!? ユリ姉さんにも見習わせたいぜ!!」


 ん?どうしてテーブルの上で突っ伏して半泣きなんだルリのやつ?勉強熱心なのは悪い事じゃ無いだろうに……本当に元親友の考えは分からないな。


「はぁ……今回は助かったわ鈍感で……それよりも、取り合えず遅刻してるし早めに行った方が……」


「遅刻の言い訳はルリが倒れたって事にしても、医者の診断書もねえから結局俺は怒られるんじゃ?」


「そこは我慢しなさいよ? ふふっ、大丈夫よ。上手く先生に言ってあげるからさ。これでも今の私は一応は陽キャのリア充なのよ?」


 その得意そうに少し笑った横顔はどっかで見覚え有るけど、たぶん中学時代にも二人で似たような事をしてたからそれの面影なんだろうなぁ……とか思ったけど違和感が最後まで残った。取り合えず今は三時間目までにエリ姉さんにバレないように登校しなきゃな……。

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