②➊
ふうどふぁいと
・クリア条件
ハンバーガーを合計三十点分食べろ。
・準備段階
十分。
何処かのファーストフードの店内にて、赤い髪に黄色いつなぎのピエロにより口頭で説明を受ける。
同時に会場の地図と、各種ハンバーガーの写真と対応する色見本も確認できる。
その間に専用の首輪を首につける必要がある。準備段階中に付けられなかった場合、自動的にクリア失敗となる。
それとこちらは任意で、専用のスマートフォンを渡される。使い方はピエロに教われる。
・競技会場
何処かの広々とした公園。芝生に木々に噴水に遊具に自動販売機、トイレ、水道などがある。自動販売機は通常の手段で買うことはできない。破壊等すれば中の『ホットおしるこ』が入手できる。
気温は初夏、そこそこ暑い。
人の姿はないが虫や鳩などは生息している。
会場外にも町並みは広がっているが、人の気配はどこまで行ってもない。
時間無制限。
・ルール
開始と同時にどこからか無数の小型UFOが飛来してくる。サイズは帽子ほど、色は二十種類、その色に応じた種類のハンバーガーが下部のトラクタービームにより運ばれてくる。
UFOは三分経過か、持ってきたハンバーガーが失われると飛び立ってしまう。
ハンバーガーのサイズは頑張れば一口で口にねじ込める程度、ただし時間経過とともに造りが雑になっていく。
ハンバーガー一つを食べると一点、さらに持ち込んだスマートフォンから十分おきに来るお勧めの種類、色のものを食べればプラスで二点、手に入る。
合計三十点でクリアとなる。
沢山食べるからか、お腹を下しやすい。
不味い。
・裏ルール
ハンバーガーを食べたかどうかの判定は首輪の中を通ったかで判定される。
同じ種類であっても別のハンバーガーを複数食べて合計一個、とは計算されない。
ハンバーガーの合計が九十九パーセント食べなければ食べた扱いにされないため、つまみ食いされたのを食べるのは悪手。
ハンバーガーは基本的に美味しくはない。特に中の肉は何の肉かわからない上に硬い骨や金属、布切れなど異物混入が多い。
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