②➋

おりょうり


・クリア条件


指定された料理を五百点分作れ。


・準備段階


十二時間。

何処かの学校の家庭科室にて、料理の鉄人から説明と作り方を習える。

今回の課題はハンバーガー、合計二十種類が課題として出され、それらの見本とレシピを描かれた冊子も渡される。

完成品や課題で出される材料もそろっており、その全部の作り方を習える。


・競技会場


専用スタジアム。

中央には生ひき肉が文字通り山と聳え、その周辺には等間隔で野菜、調味料、調理道具、調理場、転送スポットが小屋サイズでランダムで配置され、さらに最外周にはパンズが壁のようにそびえている。

野菜や調味料などは使用した先から補充されていくためきれることはないが、調理道具や調理場、転送スポットは有限で、失えば補充はされない。

転送スポットは蓋のあるごみ箱のような装置で、中にハンバーガーを入れ、左右にあるスイッチのどちらかを押せば転送、加点される。

上空から見れば町の一角に匹敵する規模で並んでいる。

天井にはスクリーンがあり、そこには十分ごとにニ十種類の内の一種類が映し出される。


・ルール


ハンバーガーを作り、転送装置で転送、加点され、五百点集めれば勝利となる。

ハンバーガーは基本どれでも一点、スクリーンに映し出された種類ならばプラス二点、減点は無い。

不完全なハンバーガーやそのほかのものを転送スポットに入れても転送されず、そのまま残り続ける。


・裏ルール


完成品として出されたものの80%一致で完成品とみなされ、さらに多すぎた場合はあまりを残して転送するガバ設定なので雑に材料を流し込んでスイッチを押すのが最適解となっていく。

ひき肉には骨の塊や金属、布切れなどが混ざっており、何の肉かは知らない方がいい。

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