雪降る決着 レオンの力を見た者達



————そして時は少し遡り




—————ドゴォォオオオン!!!



とレオンがガブリオレを殴り飛ばした衝撃音が学園の森林に響き渡った頃、

ある者達は異変に気付き、行動に出る。

その中で、1番に行動したのが1年Sクラスのカメリアだった




「———今の衝撃音は森林の方から‥‥‥?それに、魔力が二つの方角から感じる。まずは1番近い方に行ってみましょうか」



ベッドから起き上がり、急いで戦闘服に着替えて、部屋の窓から外へと飛び出す。

そして地面に着地し、森林の方へと急いで向かおうとした時、影が見えた。


その影は私と同じく、音の方へと向かっていく。私も着いていこうと、影の後を追うと、



「———あら、カメリア?貴方もあの音を聞いたのね」


「———ふん、話は後だ。現場へ急ぐぞっ」



それは、同じSクラスのエリザとジルだった。彼女達も音を聞いて、何事かと出てきたのでしょう。そしてジルの言う通り、ここは話をしている場合ではない。同じ、極秘魔法部隊に所属する者同士、学園での事件を見過ごすわけにはいかない。


もしかすると、前に奇襲を仕掛けてきて何者かによって暗殺された組織か‥‥‥

または、対抗戦以来目を眩ませている、月下香か‥‥‥



何か嫌な胸騒ぎがするわ————






◊◊◊







———そして、1番近い魔力の目的地に着くと、そこには大量の学生が倒れているのと、数十人の女子学生、そして2人の男子学生が現場にいた。

見るからに、戦闘の後‥‥‥‥それに唯一の男子学生はAクラスの2人


一体何が起こっているの



「———おい、これはどういうことだ?説明しろ」


「———ちょっ!ジル!もう少し聞き方があるでしょ!」



ジルが2人の男子学生に威圧的に状況の説明を求めた。それにエリザは反応して、ジルの圧を解こうとするが、エリザは1人の男子学生を見ると、態度を一変した。


「あら、ガイじゃない?貴方、こんな所で何をしているのかしら〜。こんなに沢山の女子学生を震わせて、何をしていたの?」



冷たい視線をガイにぶつけるエリザ。彼女の言う通り、女子学生達は震えている。何かに怯えていたかのように。それに、ガイは元々レオンに決闘を申し込み、停学処分を食らっていた男子。魔族7つの大罪の名を持つ名家‥‥‥‥そして、もう1人はアザレアのことが気になっている‥‥‥いいえ、好きなレオナルド。はっきり言ってバレバレですが、アザレアの鈍感も合間って、苦労をしているようね。

まあ、アザレアを落とすのは至難だろうけど‥‥‥‥“彼”を越えなければレオナルドは実らないでしょうね‥‥‥


っとそんな考えはさておき、この2人に話を聞かなくては‥‥‥‥









「———なるほど。そう言うことか。なんてクズな奴らだ」


「———ええ、最低な行いです。今すぐに、教師へ突き出しましょう」



ジル、エリザ共に苛立っている。かという私も今回の件は胸糞悪い。

レオナルドの話してくれた内容は彼らに重い罰を与えるだけの事をした。



「決闘で騙して卑怯な手を使い、脅し、そして弄ぼうとした。学園の恥でもあり、種族の恥です。それに、もうひとつの魔力‥‥‥レオン。あちらにも急がなければ」



そして、次の現場へと私たち3人は向かおうとした時、レオナルドが私たちに向かって言葉をかけてくる。何かと思い振り返ると、レオナルドは‥‥‥‥



「———さっきの魔法はあんた達か?助力を感謝する」


その言葉を聞いていた私たちは頭に疑問を浮かべた。私たちはつい先程来たばかりで、着いた頃には戦闘は終わっていた。魔法で援護などできるわけがない‥‥‥



「———いいえ、私たちは先程来たばかり。魔法で援護など出来るはずがありません」



エリザが優しく語るけど、当のレオナルドは驚いた様子で何かブツブツと独り言をしている。レオナルドの反応から見て、見間違いや嘘ではない‥‥‥

と言うことは、私達学生を手助けしてくれた教師がいた?

それとも同じ学生?


でも、なぜ本人は現れないのか‥‥‥‥



「カメリア、もしかすると何者かが近くにいるかもしれない。エリザをここに残して、私とカメリアで次の現場へと向かおう。エリザ頼めるか」


「ふ、貴方に言われると心外ですが、ここは仕方ありません。まだ、怯えている女子達もいますし、回復魔法を掛けながらここで待ちますわ。もう、そろそろ教師達も急いで現場に来ることでしょうし」


「ありがとうエリザ。では、ジルいきましょう」



エリザを残して、レオンがいる現場へと急ぐ。途中でジルに隠密魔法をかけてもらい、気付かれないように気配を殺して向かおうとジルの提案ですが、何故、気配を決して行こうと言うのでしょうか‥‥‥


ジルには考えがあるのでしょう‥‥‥それに、血の匂いが濃くなっていく。

これはもう、学生同士の範疇を超えている



「———ジル!血の匂いが濃くなってきました!もしかするとっ」


「ああ!これは急がないといけない!」



そして、血の匂いからもう少しと迫る時、空から雪が降ってくる。雪の降る時期にしては少し早いけど、これは魔法で造られた雪。きっと、天候をも変える大規模な魔法が行使されようとしている証‥‥‥


急に寒くなるし、この全身をピリピリとひりつくのは一体‥‥‥





———————ガタガタガタガタ






「「—————っ!」」



そんな時でした。突然、腰の刀剣が震え出して、まるで何かに怯えているよう‥‥‥私の刀剣がこんなに、怯えているのはあの時以来‥‥‥レオンとガイの決闘の最中‥‥‥たった一回の魔法を使った時のこと


ここまで私の愛刀‥‥‥天羽衣が震えているのに、魔力が一切感じない‥‥‥

天羽衣も震えているだけで、何も話そうとしない‥‥‥



「———カメリア!この感じはやばい!私の氷艶覇が震えいて何も答えてくれない!そっちはどうだ!」


「私の方も何も答えてくれないわ!一体この先で何が起きているの!?」



私たちは雪の降る森林を駆けて、何が起きているのかその目で見ようとした。

そして、隠密魔法で絶対に気付かれることのない私達は、遂にその正体を目撃することになる。


しかし、その瞳に映った光景。そして、目の当たりにしてしまった“彼”の姿。


数十人の学生が血を流して倒れ、1人の女子学生は衣服を引き剥がされたかのようにボロボロでうつ伏せになり、ある2人を見ていた。


私は‥‥‥‥何度も戦闘を経験し、紛争を何度も経験してきた。血の匂いも慣れているし、人が死ぬ事も慣れている‥‥‥けれど、今のこの光景はとても悲しい。


彼らは死んではいない、浅い傷で倒れている‥‥‥彼の慈悲なのかわからないけれど、あの彼の姿を見ては、戦慄すら覚える。


何も魔力を感じないはずの彼から、恐怖も殺気も滲み出ている。

それに、彼の持つあの刀剣‥‥‥‥



「———天羽衣、あのレオンの握っている刀剣は何?」



いまだに震えている天羽衣に問いかける。けれど、“彼女”は震えているだけで、何も言葉を返してくれない‥‥‥一体あの刀剣は‥‥‥



「———イフリート。あの刀剣を知っているか?」



そんな中、隣のジルは火の精霊イフリートを召喚して、あの刀剣について聞いた。やはりジルもあの刀剣が気になっている。レオンの様子も変だし、まずはあの刀剣について何か知っていれば‥‥‥



『———あの刀剣か‥‥‥何故あれがあの少年の元にあるのか謎だが‥‥‥やはり他の刀剣達は知っているようだ。いいや、記憶に、そしてその身に刻まれているであろうな』


「イフリートどうゆうこと?私にわかる様に説明しなさい」



ジルは苛立ちながらイフリートに説明を求めた。そんなイフリートも若干怯えているかのように口を濁らしている。イフリートは確実に知っているはず、私の刀剣が震え上がるほどの何かがあるに違いない‥‥‥



『———5000年の間、封印され、その力は5000年前の大戦で唯一あの厄災の魔獣を斬ることのできた5本の内の1本‥‥‥全ての刀剣の頂点。今はこう呼ぶのだろう‥‥‥覇王五剣と』



「「———なっなんだと!?「何ですって!?」」



あの火の精霊イフリートが嘘を言っているように見えない‥‥‥それどころかこれは現実なのかと私自身が信じていない‥‥‥


ありえないわ。覇王五剣は各国に封印され、5000年もの間、誰も扱えたことのない伝説の代物。御伽噺や、英雄伝説などの書物に登場するようなもの。


それに、封印されている筈のものが、なぜ今目の前に?

なぜ、レオンがその剣を持っている?!



「———イフリート冗談はやめろ!レオンがそんな剣を持っているわけがないだろう!封印されているはずの剣がここにある訳が無い!」



『———だが、今こうして怯えているその刀剣達が答えを出している。それに、伝説の刀剣は我々精霊王ですら畏怖する。刀剣は自我を持つだろう、無論あれも自我を持ち、精霊とはまた違う存在だ。刀剣の王の中の王、覇王だからな。それに、あの少年が1番恐ろしい。懐かしさをも覚える程に、我の身体が震えている』




そんなイフリートの言う言葉は信じられなかった。あの火の精霊王ですら畏怖しているのだから、一体何が本当で何が嘘なのか、そしてこれが現実なのかも怪しくなってくる。


あのレオンの姿にあの刀剣‥‥‥


もし、本物ならなぜ、レオンが持っているの?

何処でその刀剣を?どこに封印されているか分からない物を一体何処で見つけたというの


あなたは‥‥‥レオンは一体何者なの?


私の知る昔のレオンとは違う‥‥‥




レオンの今の姿はまさに化け物のよう、何者かも分からない、異様な存在。

そして、今、まさに私は信じられない光景を目撃する‥‥‥‥



「———なに?!あれは?!エリザ!貴方も見えていますか?!」


「ああ、見えているっ‥‥‥!あれは、あの魔法はまるでっ!」



そう、今レオンが1人の学生に対して行使しようとしている事。

レオンの握っている刀剣の逆の手に“黒い魔力”を集約させ、1人の学生の胸に押し当てた。


すると、その学生は膝から崩れ落ちて白目を剥いていた。まるで、生気を奪ったかのように


あの魔法‥‥‥‥黒い魔法は‥‥‥‥


私の人生で、そしてこの世界でたったの2回しか見たことのない色


闇魔法とは違う魔力の流れ



そこから導き出される考えは一つ‥‥‥‥‥





————虚無の統括者————




ありえない、あのレオンが?

そんな訳が無い、そんなはずがない、そんなことがいいはずがない!


けど、あの魔法、黒い魔法をどう説明したらいいのっ


月下香のメンバーかもしれない‥‥‥けれど、あの黒い魔法を行使できるのは世界に1人しかいない‥‥‥


私は‥‥‥‥私は‥‥‥‥!










『————あら、見られちゃったわね。仕方ないけど、眠ってもらえる?』



「「———なっ!だれだ?!———————っ」」




視界が真っ黒に染まり、意識が朦朧として、私はそのまま膝から崩れ落ちた。

そして、最後に聞こえた女性の声が頭に響き、そのまま深い眠りへと落ちていった。







◊◊◊







————そして、時は遡りカメリアとエリザ、ベラが森林を駆けているころ、レオンとガブリオレは戦いを繰り広げていた。


しかし、もはや戦いではなかった————




「————クソ!なぜだ?!なぜ掠りもしねえ!!お前何をしている?!」


「お前の攻撃が遅すぎるんだよ」



ちっ!そんなはずはねえ!俺の攻撃が遅いわけがねえ!どうなってやがる!?



「———おうらぁ!!しねえ!しねえ!しねえ!」



くそっくそ!なぜだ!なぜ、俺の剣が届かねえ!!?



「———くらえっ氷槍!!」



「———甘いな」




———————パキィィィン!!!




「———は、斬りやがっただと?!俺の魔法を!?」


ありえねぇ‥‥‥‥一体何なんだこいつは。息も切らさねえ、顔色ひとつ変えねえそれに、あの目は何人も殺してきた目だ



はっはっは!一体何んだあいつはよぉ!




「おい、カス!お前何人だ!何人殺してきた!?お前のその目は俺と同じだ!殺すことに何の躊躇いもねえ!殺すことで人は強くなれ、己を高ぶれる!戦場では立っていた奴が正義を語れる!かった奴の言葉が正義だ!お前は戦場で何人殺してきたぁ!!」



「———覚えていない」



ふ、こいつはイカれてやがる。やはり、コイツは俺と同じだ。その化けの皮剥がしてやる!



「———それにお前は正義を語る資格はない」


「ああ?」


「なぜなら、俺がお前よりも上だからだ」



—————ピキっ



上等だカスやろう。その口も目も全て奪ってやる



「俺を舐めるな!ガキ!1年風情が調子になるなよ——————死ね、氷雪地獄」



俺は俺の最大限の魔法を使う。このカスを弄ぶにしては充分すぎるほどだが、俺の最大の魔法を前にして、コイツはどう対応する



「雪か、天候を操るとはすごい魔法だな、それにこの雪は‥‥‥‥」


「ああ、そうだ。その雪に当たると魔力を奪われ、そして魔力の尽きたやつは氷で覆われ死ぬ。そんで、この雪は魔障壁でも防げねえぜ!風も無意味、炎も無意味!死にたくなきゃ俺を倒すことだぁ!!」


「そうか、ならすぐに終わらせよう」



「はぁ?てめぇなめてんの—————カハァっ!?」




—————ポタ、ポタ




「は、て、テメェ‥‥‥!何、をしたっ‥‥‥?」



なぜ、なぜ、俺の胸が斬られている‥‥‥‥コイツは一歩も動いていねえ‥‥‥

なぜだ、なぜ、コイツの剣は俺を斬った‥‥‥‥?



「———ゴハァっ!はぁはぁ、いつ、いつ俺を斬った?!」



くそ、くそ!なんだその顔は‥‥‥‥なぜそんな顔で俺を見る、やめろ

ふざけるな!!



「そうか、お前には見えなかったか。残念だ。本当にな」



そんな顔を俺に向けるんじゃねぇ

俺を憐れむんじゃねぇ

俺を上から見下ろすんじゃねぇ!!



「この俺が見えなかっただと?ふざけるな!?ハァハァ‥‥‥お前みたいなカスに俺がやられるわけねえ!カスはカスらしく、地べたを這いずり回ってればいいんだよ!」



じゃなきゃ‥‥‥俺は俺は‥‥‥‥



「強さを求めるのは結構だ。人を殺すのも別に俺には関係ない。俺も言えたことじゃないからな。だが、俺の関係者に何かしてみろ。存在事消してやる」



そして、コイツは俺の前で手に魔法を集約させた。その魔法は黒くて何も感じなかった



「ありえねえぜ‥‥‥なんだよその黒い魔法は‥‥‥まるで、まるで、」




まるで、あの馬鹿げた存在とおんなじじゃねーか




「お前の過去に何があったかは知らん。だが、俺の友達を弄んだことの罪を償うがいい」



ははは、コイツはとんでもねー奴が居たもんだぜ

カスはカスらしく地べたを這いずり回らねーとなぁ

ああ、クソが。なんでこんな奴がここにいやがる



ここにいていいわけねーだろう。こんな正義も何もかもぶち壊す存在がよ



「———眠れ」



ちくしょう‥‥‥俺はまた負けるのか

弱い俺なんか何も守れはしねーのによ


強くならねーといけねーのに‥‥‥アイツを取り返すために‥‥‥



————アナスタシア‥‥‥‥‥






◊◊◊







————ふう、これで終わりか。しかし、派手にやりすぎたな。まあ、死んでいないけど。


それに、このガブリオレ。殺したいところだったが、流石にロゼがいる場面でそんなことはできなかったな


と、そういえばロゼは‥‥‥‥



「———大丈夫か?もう、終わった。帰ろうか」



ロゼはずっと俺の戦いを見ていたせいか、驚きを通り越して何だか固まっている。モフモフの尻尾だけが、ぴーんと張っている。



「あ、れ、レオン。お前は一体‥‥‥?」



「すまない、ロゼ。少し眠るといい」



「———レっオ、ン‥‥‥‥‥」



そして、スースーと眠ったロゼ。明日になっていればげんきになるだろう

さて、この惨状をどうしたものか‥‥‥



「———あら、終わったのね。こっちもあらかた終わったわ」



とファシーノが草藪から出てきた。一体今まで何処にいたのやら‥‥‥

というかその抱えている2人は‥‥‥‥



「ん?ああ、ジルとカメリアね。先程までそこにいたのよ。まあ、明日になれば忘れているわ」


「あ、ああ。全く気付かなかった。ありがとう」


「本当よ。危うく貴方の正体がばれそうになったわ。多分、記憶を消されても何かしら気付いていると思うけど、どうする?」



怖いなファシーノ。まあ、それは仕方ないのかもしれないな。いずれ知るべき時が少々早まっただけだ。まあ、記憶がなければ何も心配はいらないが、俺の正体がバレたところで、彼女達は慎重に行動するだろう。上はどうせ信じようとはしないだろうし、彼女達で何かしらアクションを起こすまで、何も知らないフリを続けよう



「いいや。記憶を消すだけでいい。それ以上すれば彼女達の記憶に障害が残る。今はまだ平穏に過ごそう」


「ええ、分かったわ」



よし、ロゼを連れて撤収でもするかな



「———レオン様。あちらも無事済みました。今は教師方が来ています」



と、ちょうどいいタイミングでデリカートとヴィーナスが戻ってきた。

2人とも本当にいいタイミングでくるよ。



「そうか、なら撤収する。ファシーノはその2人を部屋に、俺はロゼを医務室に運ぶ。2人は俺の部屋で待機していてくれ」


「「「了解」」」



さてと、これでこの件は一件落着かな?

誰かを傷つけられてここまで怒ったのは久しぶりだ。

はあ、戦いなど悲しいものだしな。


やっぱり平穏が1番いい。

明日は明日で忙しくなるぞ



「———ぅん‥‥‥‥レオン‥‥‥‥」



ロゼの寝言も聞こえるし‥‥‥先程まで降っていた雪とは違う本物の雪も降ってきたし


今日は寒くなるな‥‥‥‥

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