こんにちは。たけもふです。
現実の社会にも当然あり得て起こりうるような悲劇。フィクションの中でもそんなリアリティを感じて読み入っておりました。完結お疲れ様でした。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
この話はまず最初に「広域暴力団をオーヴァード仕置人ふたりが蹂躙するところからはじめよう」ってコンセプトで考えた話です。
で、そこからオーヴァード仕置人ふたりに、望まない結果を引っ張ってこようと思って、チョイスしたのが「犯罪加害者家族」ってネタ。
自分がやったわけでは無いのに、家族と言うだけで、事の真相を正しく理解しているとも思えない連中にボロボロにされる……その理不尽さ。
わりとそのあたりは書いててちゃんと書けたかなと思ったんですが、それなりに楽しんでいただけたようで何よりです。
でまあ、本作を書いた後、思うところが出来てしまい、現在連載中の異世界もののオリジナル「漢字女子高生」が生まれるのですけど、そう思うと、かなり大切な一作ではありますな。
最近こういう「正義を振りかざして理不尽な攻撃をする」ってことをよく目にするので、考えさせられる作品でした。
そういうことする人を自分は嫌悪してますけど、その『嫌悪』もいつしかそういう人を攻撃するための『正義』になるかもしれないと、少し怖くなりました。
相手がどんな人物だろうと、同じ人間だということを忘れないようにしたいです。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
正義の味方になろうとすると、おかしなことになりますからねぇ<正義を振りかざして
目指すものじゃないですよね。正義の味方は。
そして、ネットが発達したからなのか。
実在の人間が、漫画や小説のキャラクター化する現代。
面と向かってだと言えないようなことが、文字や画像だと人間が意識できないから、どんな酷いことでも言えてしまう。
モニターやブログ、ツイッターの向こうに実在の人間が居ることは忘れないようにしたいですね。
長編完走お疲れ様でした。
おめでとうございます^ ^
ちょっぴりほろ苦いラストでしたが、0か1
の答えなぞあるわけもなく、
時間をかけて自分の中で濾過していく答えが
一番程良い『正しさ』なのかもと
考えさせられました。
こんなラストも良いですね(*´꒳`*)シブカツコイイ!
次回作も楽しみにお待ちしてます♪
ありがとうございました。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
まぁ、人間の業の深さというか、悲劇的なことがあっても、それだけでいきなり切り替わったりはしないだろ、と思いこのラストです。
正しくありたい、英雄になりたいって思うことは必ずしも悪いことでは無いはずですが、そこに「手軽に、楽してそうなりたい」って思いが関わると途端にろくでもないなぁ、そういう思いがありますね。
人間を相手にするときは、最低限の敬意は忘れちゃいけませんやね。何か働きかけるときは事実関係をしっかり精査する程度の敬意は。
読んでいただきありがとうございました。
鬱エンドとのお話でドキドキしながら読ませて頂きました…両親が亡くなるところなど喉がギュッとされるほどしんどかったです。可哀想な結末だったけどラストの千田さんの言葉がじわっと刺さりました✨力作をありがとうございました‼
作者からの返信
読んで下さり感謝です。
本作は鬱シナリオを書きたいなと思って、書き始めた話なので、こういう感想は嬉しいです。
(ただ、本作のエネミーである道本徳美が作者的に可哀想になり、急遽、別の作品を書くことになったのですけども)