応援コメント

第5話」への応援コメント


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     前のページに書かせていただいた応援コメントの続きです。

    「高校という位置づけながらも、大学さながらの研究設備や情報集積能力を有し、文系・理系問わず『将来の日本を背負う人材育成』を掲げている【機関】だ」
    →【教育機関】
     機関であることは間違いないのですが、学校を「機関」と言うことはあまり一般的ではない気がします。「教育機関」と書いた方が自然ではないかと思います。
     ところで、野暮なマジレスになりますが、(日本では)普通科の高校と大学は教育の内容だけでなく理念も異なるので、高校が大学にも負けない「学術機関」として機能している状況は、個人的にはイメージしづらいです(そのため、修正案では「教育機関」としています)。エスカレーター式に高校から大学に行ける学校は割とそんなものかもしれませんが、何と言うか……たとえるなら、水泳の授業なのに、クロールもできない子供たちを海に放り込んでいるような違和感があります。実践的な教育と言えば聞こえが良いですが、基礎と応用を同時にやらせることには危うさを覚えます。まあ、単なる進学校、名門校ではなく大学並みの設備や「情報集積能力」があると書いているからには、このことが物語に絡んでくるとは思うのですが。
     マジレスついでに言うと、「研究設備」はまだ分かりやすいのですが、「情報集積能力」は(少なくとも僕にとっては)いまいちピンとこない言葉でした。貴重な史料や本をそろえた大きな図書館があるとか、そういったものを電子データとして保管するコンピュータやサーバーがあるとか、そういうイメージで良いのでしょうか? あまり細かく書きすぎても物語のリズムが崩れるとは思いますが、何かしら説明を加えていただいた方が分かりやすくはなるかもしれませんね。

    「だが、今振り返って考えてみるに、それ【が】【災いしたの】かもしれない」
    →「それ【は】【拙速だった】かもしれない」
     名門校に入ってしまったことが「災いしたのかもしれない」というのは、実際に悪い結果が起こってから言えることであって、悪い予感がするというこの場面の記述としては不適切だと思います。

    「誰が僕の身の安全を確保してくれるのか?」
     この書き方だと、小中では誰かが主人公の「身の安全を確保して」くれていたと読めるのですが、仮に愛奈さんがそうしてくれていたならそのことを書くのが良いと思います。より細かいことを言うと、文脈から考えて、ここで主人公が心配しているのは「いじめ」だと思いますが、いじめに関して「身の安全を確保して」もらうというのは、かなり手厚く保護された状態のはずです。仮にそうなら、主人公は愛奈さんに対してもう少しきちんと気を遣うのではないかという気がします。「なんだ、愛奈か」「ちょっ、何そのリアクション!? 酷くない!?」「酷くなんかないよ。勝手に人に絡んできておいて」というのは、恩人に対する態度とは思えません。

    「僕は薄暗い部屋の中、一人で壁に手を【着】いて唸り声を上げていた」
    →「手を【つ】いて」
     辞書によると「突く」に「手や棒状のものの先で強く・押す(打つ)」、「棒状のものの先を支えとして他のものにあてる」という意味があります。そのため、おそらく漢字で書くなら「手を突いて」だと思いますが、紛らわしいのでひらがなでも良いと思います。

    「父の部屋のドアには、『出張中』【の文字の】書かれたホワイトボードがぶら下がっていた」
    →「『出張中』【と】書かれた」

    「軽い【物体】がぶつかり合う、カチカチカチカチ、という音が僕の部屋に響く」
    →【物】
     正体が分かっているので、「物体」ではなく単に「物」で良いと思います。

    「【厳密な入学式というの】が行われるのは明日である」
    →「【入学式】が行われるのは」
     「正式な入学式」「入学式の本番」などと書いても良いのですが、主人公が入学式をそこまで大事なことだと考えていないなら、単に「入学式」で良いでしょう。

    愛奈の台詞「あれ? 言ってなかったっけ? 空手の【全国大会準優勝の実績で】、特待生枠で入学が決まったって」
    →「空手の【全国大会で準優勝したから】、特待生枠で」
     「実績で、特待生枠で」と「で」が重なって少し読みづらく感じますし、無理なくそれを避けることもできるので、読みやすさを重視してよいと思います。

    「『やっほー』と訳の分からない声を上げながら、愛奈は勢いよく自転車で進んでいった」
     段落の頭であっても、会話や引用の「 」『 』の場合は1マス空ける必要はないのですが、1文の中に「 」がある場合は1マス空けるのではないかという気が……。いや、すみません、よく分かりません。『やっほー』は実際に愛奈さんが声に出していることなので、他の会話文のように改行して「「やっほー」/と訳の分からない声を(略)」(/は改行を示すものとします)とした方が面倒でないかもしれません。

    「愛奈と同じクラスになれる確率、九分の一、か……」
     これは作品の根幹に関わる批判なので普通なら言わないマジレスなのですが、座学重視の一般入学者と実技重視のスポーツ特待生が同じクラスになる可能性は限りなくゼロに近いと思います。レベルが違いすぎて同じ授業や教育を受けられるはずがないので。クラスは同じでもカリキュラムや受講科目は別、ということも考えられますが、そうなると主人公がクラス分けをここまで気にしていることが不自然です。

    「僕はその場で膝を【着】きそうになった」
    →「膝を【つ】きそうに」

    「この『ああ』は【返答え】ではない」
    →【返答】

    「何故か愛奈も嬉しそうだし」
     愛奈さんと主人公は幼馴染というだけでなく、たった2人の同じ中学出身者でもあるので、主人公が愛奈さんの好意に気付いていないにしても、「何故か」と言わせるのは無理があると思います。

    第3話

    「ウニだ。人間の身体を首から生やしたウニがいる。ただし、そのトゲトゲは黒ではなく、目も眩むような黄金の輝きを放っている」
     どうでもいいことですが、黒くないなら第一印象はウニより栗ではないかと(本当にどうでもいい)。

    「シャツの上からでも分かるくらい、腹筋が盛り上がっていたのだ。細マッチョというやつか」
     これもどうでもいいことですが、シャツの上からでも分かるくらい腹筋が盛り上がっているのは細マッチョではなくゴリマッチョでしょう。というか、肩幅や胸板が目立っていたり、体が引き締まっていることが見て取れたりするのはまだ分かるのですが、腹筋の盛り上がりがシャツの上から見えることはまずない気がします。

    「もし彼が咥えているのがぺんぺん草ではなく煙草だったとしたら(正直、その方が似合う気がするのだけれど)、間違いなく危険な人種である」
     この前に「間違いなく不良である。凶暴である。僕の精神を苛む要因になるに違いない」という記述があるので、「間違いなく危険な人種」という記述はそこと内容が重複していると思います。どちらかを削るか、変更するのが良いでしょう。

    「だが、【こうして】教室の出入口で震えているわけにはいかない」
    →【いつまでもこうして】

    「僕は【両足膝】の外側を叩き、続いて頬を自分で引っ叩いて、気合いを入れた」
    →【両膝】

    「そう言いかけた時、鬼女子の頭からポン、と煙が上がった」
     全体的なことの批判でも述べましたが、第1章まで読んだ限りでは最大のツッコミどころだと思います。

    「第五項、本校は自主自学の精神を培うため、制服の着用の仕方については、その大半を生徒個人ごとの裁量に任せるものとする……」
     コメディ作品に対して何言ってんだという話ですが、普通、こんなことが規則で定められることはないと思います。「自主自学の精神」を重視することは条文ではなく前文に書かれる事柄ですし、「制服の着用の仕方」は、学校として制服を指定している時点で議論の余地なくひとつしかありません(制服の着用の仕方を生徒に任せることを校則に書くくらいなら、制服と私服のどちらで過ごしても良いことにした方が合理的でしょう)。学校の制服を着崩したりスカート丈をいじったりしても咎められないとしたら、校則がそう定めているからではなく、単に教師や生徒会が容認しているからです。また、制服の着用について「その大半」という曖昧な書き方はしません(「化粧、過度の露出、華美な装飾品は禁止とする」という書き方ならあるかもしれません)。さらに、「裁量に任せる」ということはわざわざ規則に書かないものです。もし書くことになる場合、その裏返しとして、「裁量に任せる」と明記されていない全ての事柄で生徒の裁量が認められないことになるので、日常的な学生生活が機能しなくなりますし、自由な校風にもなりません。

    「何せ、生徒手帳の内容【を暗記】していたのだから」
    →「何せ、生徒手帳の内容【に沿って(事前に)理論武装】していたのだから」
     風戸秀平は「第五項、読んでみろ」とは言っていますが、校則を暗唱してみせた訳ではありません。内容を把握してはいましたが、「暗記していた」とは言い切れないでしょう。

    「これまた暗唱してみせるウニ男子」
     上に同じ。
     風戸秀平は第八項について「周囲の生徒に不快感を与えないように注意すること」と言っていますが、これは(おそらく)校則の条文そのままではなく、それを噛み砕いた内容なので、「暗唱」ではないでしょうね。

    風戸秀平の台詞「けどな、自分が授業を受けやすい服装【でいること】、ってのが第七項に載ってんだ」
    →「(自分が)授業を受けやすい服装【が認められる】、ってのが」
     原文だと「生徒は授業を受けやすい服装でいなければならない(意図して授業を受けにくい格好をすることは校則違反)」という話になってしまいますが、そんな校則があるとは思えないので、修正案を考えてみました。
     ただ、先ほど書いたことでもありますが、「自分が授業を受けやすい服装が認められる」と定めておきながら指定の制服しか着用できないのは矛盾と言って良いと思います。

    「しばらくは、生徒心得のようなことが面白おかしく語られた」
     風戸秀平と塔野凛々子の論争もこのとき決着がついたと考えてよいのでしょうか。それとも、先生は「生徒心得」の話はしても、制服の着用の仕方のことには触れなかったのでしょうか。

    「【一番最初】だった男子生徒、長谷川辰雄くん。彼は、氏名の後に、自らの夢なんぞを皆に語って聞かせたのだ」
    →【(一番)最初】
     口語的には「一番最初」ってよく言うのですが、文法的に言えば「一番」と「最初」で意味が重複を起こしており、「最初」と言えば事足ります。まあ、僕個人はこのままでよいと思いますが、一応言及させていただきました。

    「ドミノ倒し的に、全員が『話の面白さ』『会話の実力』【が】問われることになる」
    →【を】
     ここが「が」だと「全員が」という部分と「が」が重複して読みづらくなります。

    第4話

    「よくもまあこれだけ喋れるものだと感心した直後、ぱっと手を【離】され、俺はそのまま、すとんと着席する形になった」
    →【放】
     辞書によると「『手を放す/離す』は、ともに〈手をはなす〉行為には違いないが、前者には解放・放任のために手をはなすといった目的意識的な趣があるのに対し、後者には物理的な分離といった側面がある」そうです。

    「乱暴に僕の襟首から手を【離】し、振り向く愛奈」
    →【放】
     先ほど改善点に挙げた箇所で既に手を放しているので(「ぱっと手を放され」)、情報が重複を起こしています。

    「クラス中の目が、今度は女子二人に注がれる。静かに呼吸【をと】整える両者」
    →【を】

    「素早い身のこなしで仲裁に入った人物がいる。秀平だ」
     この場面以降、主人公がウニ男子を下の名前で呼び始めることに違和感があります。「風戸」あるいは「風戸くん」が自然だと思います。

    「普通の男子なら傷つくのだろうか? 初対面の女子に『【気弱だ】』などと言われたら」
    →【気弱そうだ】
     見た目や振る舞いから「何だか気弱そうだし」と言われただけで、「お前は気の弱い男だ」と断じられた訳ではないので、それを受けたこの部分も「『気弱そうだ』などと」とするのが良いと思います。

    「しかし、秀平が根はいい奴だということは【実感できた】」
    →【(会って間もない)僕にも分かる】
     ちょっと微妙なのですが、辞書によると「実感」は「実際に見たり聞いたりしているように感じること。また、その感じ」、「体験してほんとうに感じること。また、その感情」のことです。「風戸秀平って実は良いヤツなんだよ」という噂が事前にあった上で「ある出来事によってそれを実感できた(評判や予感は本当だと感じた)」というのなら問題ないと思うのですが、そういう段階を踏まずにいきなり「実感できた」というのは少し違う気がしました。

    第5話

    「片峰家は、ちょうど僕が通っていた小中一貫校と桜滝高校の中間地点に位置しており、駅や中心市街地へのアクセスも良好だ」
     第2話の記述「晴天の空の下、歩き慣れた通学路を進む。だが、行き先は高校だ。中学校ではない。途中で道を折れなければ」と矛盾すると思います。家が「小中一貫校と桜滝高校の中間地点」にあるなら、通学路は中学までとは反対方向になるはずです。どちらかの記述を調整する必要があると思います。

    「新興住宅地【としての色合いも強く】、また、学生街としての一面も有している」
    →【であり】
     原文は少し含みのある言い方になっていますが、含みを持たせる必要性を感じないので、よりシンプルな書き方で良いと思います。

    「【家の造り】は二階建てで、【今は僕と父が暮らしており、】やや広すぎる感があった」
    →「【家】は二階建てで、【僕と父だけで暮らすには】やや広すぎる感があった」

    「不良オーラを発散しまくっている風戸秀平や、規律絶対主義を掲げる塔野凛々子とも話ができた。恐らく、我が一年五組ではこの二人が台風の目になるだろうから、今の内に彼ら、とりわけ秀平と和平条約(?)を結べたのは僥倖だ」
     塔野凛々子とは言葉のキャッチボールが成立していないはずなので、「話ができた」とは言えないと思います。また、おそらく傍からは、このときの主人公は自己紹介で啖呵を切って不良とつるんでいるか、不良のパシリになったようにしか見えないでしょうから、これを「僥倖」と言ってしまうのは周りが見えてなさすぎる気がします。

    「凛々子が何を考えて愛奈に挑戦【している】のかは計りかねるところだが」
    →【した】
     主人公が愛奈さんと塔野凛々子が口論するのを見たのは(この時点では)一度だけなので、過去の一時点での話ということで、現在形や現在進行形ではなく過去形にするのが良いと思います。

    「飛行機にしては速すぎるし、地理的に人工衛星が見える角度でもない」
     勉強不足で申し訳ないのですが、「地理的に人工衛星が見える角度」というのがよく分からなかったので、解説が欲しいと思いました。あるタイミングのある地点から特定の人工衛星が見えるとか見えないとかはまだ何となく分かるのですが、「角度」って何でしょうか。

    「父は肩幅も上背もあるがっちりした人物で、【息子である僕】とは対照的だ」
    →【息子の僕】
     上手く説明できないのですが、「息子である」だと不必要に「息子」が強調される気がしました。父親の話をしている時点で、自然に考えれば語り手(主人公)は彼の息子だと分かるので、ここはさらりと書くだけで良いと思います(的外れなことを言っていたらすみません)。

    「僕は母からの【遺伝要素】が強いのだろうか【?】」
    →「僕は母からの【遺伝】が強いのだろうか【。】」
     これは余計なお世話という気もしますが、この場面は別に主人公が本気でこのことを疑問に思っている状況ではないでしょうから、「?」ではなく単に「。」の方が、疑問が強くなりすぎなくて良いと思います。

    「僕と父の間では、母の話はしない【という暗黙のルールが設けられている】」
    →【というのが暗黙のルールだ】
     我ながら神経質だと思いますが、暗黙のルールは設けられません(取り決められることはありません)、暗黙なので。

    父の台詞「今から【市ヶ谷の防衛省】へ向かう」
    →【防衛省】
     文脈にもよるのですが、「防衛省」は市ヶ谷にしかないでしょうから、単に「防衛省」と言えばその所在地を修飾語として付ける必要はないと思います。もちろん、「京都の金閣寺に行く」、「九州出身の私の母親」と言ったところで「金閣寺は京都以外にもあるが、そちらではなく、京都にある方の金閣寺に行く」とか「九州出身でない母親が私にはいる」といった意味にはなりませんが、この場合は「京都」や「九州出身」という情報に言及することで話をスムーズに進めたり広げたりする意図があると考えられます。仮に本作のお父様が「今から自分は市ヶ谷の防衛省へ向かう。そのついでにお前の所に寄るから、詳しい話はその時に」という話をしているなら「市ヶ谷の防衛省」で良いのですが、そうでないなら単に「防衛省」で良いと思います。

    「まずは凛々子と継続的に会話できるようにすべき。しかしながら、彼女は愛奈と『決闘中』である」
     「秀平」もそうですが、ろくに話をしてもいない、友人になったとも言い難い、ついでに言えば「秀平」と仲良くさせるべき相手を「凛々子」と呼ぶのは違和感があります。
     また、教室での口論は「決闘」と呼ぶほど大層なものだったとは思えませんし、風戸秀平が仲裁に入った後のことを主人公は知らないので、「決闘」が継続していると考えるのは論理的に飛躍があると思います。

    「ぱっと見で他人の心を読めるような、何某かの能力があればいいのだが。いや、【現実なんて、そんな単純にはできていないだろう】」
    →【そんな都合のいい能力があるはずがない】

    「今日の懇親会を経て、早速秀平はクラスの【中央】人物になりつつある」
    →【中心】
     特に言及がなかったので、懇親会は風戸秀平が数人のクラスメイトと企画したくらいのものだと思っていましたが、それによって彼が「クラスの中心人物」になるからには、この懇親会にクラスからどのくらいの人数が参加したのか、説明や描写が欲しいところです。

    「一日で(しかも入学式前に)音を上げるのも【どうかと思いはする】が」
    →【どうかとは思う】

    「いや、何か突破口【は】あるはずだ」
    →「いや、何か突破口【が】あるはずだ」

    【結論としては、僕のような鈍感な一高校生が『人の心』を読めるよう成長すればいいのではないか、ということだ】
    →【ない『知恵』をいくら絞ってみても、鈍感な僕が『人の心』を読めるように成長するという以外に、良い方法が思いつかない】
     直後に「……無理だな」と呟くので、「結論」では不適切なように思います。

    「しかし、『愛の反対は憎悪ではなく、無関心である』という【格言(のようなもの)】も存在する」
    →【格言】
     マザー・テレサの言葉として有名な格言ですね。辞書によると「格言」は「教え・いましめを簡潔に表現したことば」なので、これは格言だと言い切ってよいと思います。

    「視線の高さに持ち上げてみると、内側から不思議な七色の光が湧き出している【ようにも】見えた」
    →【ように】
     「~しているようにも見えた」と書くと「~していないようにも見えた」という曖昧さを残してしまいますが、ここでそういうぼかしを入れる必要はないと思います。


     僕からの感想と改善点の指摘は以上です。
     ここまでお付き合いくださり、ありがとうございます。

     カクヨムで皆さんの作品を読ませていただいて長文の応援コメントを送らせてもらうこと自体は今までにも何度かあったのですが、今回は「『素』の意見」をご希望されているということで、意識して辛口で書かせていただきました。その結果、他の方が相手なら言わないような、作品の根幹に関わるような批判を書いてしまいました。改めて考えてみると、ライトノベルやWeb小説について以上のようなマジレスを送ることは単なる揚げ足取りでしかなかったかもしれません。プロローグと第1章しか読んでいないせいで、作品全体の良さについて批判と同じ熱量で論じることができなかったのも、申し訳ないです。

     もし岩井さんがこの応援コメントを読み終えてくださったなら、お手数をおかけしますが、今後の方針についてご連絡いただけると幸いです。
     今回僕が送らせていただいた感想で不快な思いをされたなら、当然ながら、今後僕が岩井さんの作品を読ませていただけたとしても今回のような批判を送ることは控えます。あるいは、岩井さんが本作『She Loves You...Absolutely』を改稿して設定やキャラクターの言動を書き直すということであれば、僕が第2章以降を読むのは改稿が済んでからということにさせていただきたいと思っています。本作の改稿はしないにしても、第2章以降より先に『紅斬 -Bloody Blade-』に取り掛かってほしいということであれば、そのように致します。

     最後になりましたが、この応援コメントはご覧の通り長くなりましたし、作品の内容だけでなく誤字にも言及したものです。置いておくと他の読者のご迷惑になるかもしれませんから、読み終えた後は岩井さんの方で削除していただいて構いません。
     応援コメントにお返事を書いていただければEメールで通知が来るように設定しているので、お返事から長くても1時間ほど待ってもらった後なら、応援コメントごと削除しても、僕が岩井さんからのお返事を受け取るのに支障はないでしょう。

     それでは、長々と失礼しました。