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何気ない朝




昨日と変わらぬ朝の始まりだ




あの日のことは未だに夢に見る




忘れない...忘れられない...忘れちゃいけない...




私の全てを変えた日




明日を失い新たな明日が生まれた日




今、私は女優をしている




わかにゃんが観ていた景色を見るために




幸か不幸か、私は彼女に引けを取らない美しさを持っている




おかげで有名になるまでそう時間はかからなかった




CluRu




みんなは私をそう呼ぶ。マネージャーも、共演者も、ネットニュースも、




次世代の琳。




最初はそう呼ばれた




そう呼ばれる度、心が苦しかった




仕方ない、私にはなにもわからなかった最初の頃は[琳。]であるわかにゃんの写鏡かのような演技をしたから




そう、私は何に対しても興味がなかったから演技の知識もなかった。でも彼女がいた




結果的には、私の中に[琳。]が居るような感覚になった




彼女が私をつき動かしていたから




何個か仕事を淡々とこなすうちに




世間からはクールビューティーとして扱われるようになり、色んなイメージを持たれるようになった




興味はないけど




そう、興味が無いから私はこう淡々と全てをこなした




今までもそう




これからもそうだ




今までは胡桃として




これからは新たな殻を被る




そしてこう名乗る




CluRu




私じゃない私のCode Name

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胡桃 @rioppi

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