己は何者ぞ
己が何んものかなんぞ一々考えて生きる人生は辞めたんだよ俺は「俺は俺なんだ」そう此の現世での人生では歩んで居る
其の理由は何かって「俺自身が本来の役目」と謂う物を放棄をしたと言う事が大きな理由だろう
「並行世界の所謂此の話また別の言い方をすれば何周以上前の前世」でだな俺は真面目に生きて居たんだよなあ
今じゃ信じられない話をしよう俺がただひたすら山に籠り世捨て人の如き生き様に生きようとしたあの頃の神様から貰った能力は今持って居る孤高の能力とは違った
だからこそ山籠もりの隠者の世捨て人の人生にでも送ろうと思った理由は簡単だ「良い加減身内と殺し会うような人生を繰り返す事に対する嫌気を刺したから」と言う所が大きい
だからこそ正義だの悪だの世の中の常識だの上の都合なぞ知るかという思いで山に籠ったそして其の後の世界の事を風の噂を聞きながら待つ人生を送る道を選んだ
そしてその時間軸の話をするとするかまず最初に双子の兄弟の顛末でも知って居るすべてを語るとするかな
先ず最初に兄貴殿は物語通り英雄として祀られる存在に成ったそして子孫が複数の国の王様になる存在に成った
そして弟殿は・・まあ所謂最後の戦いの際に身を盾にして其れが原因で死ぬ様な人生を歩んだんだ・・・だからこそ英雄殿はたいそう嘆いたそうだ
そして此の世界のラスボスに相当をする存在は如何やら俺の兄貴殿だったみたいだ如何やらこの俺の生まれた国の慣わしで双子の何方かを異国の地へ放逐をするという風習が有る
だからこそ今まで自分が何者の血が流れて居るかを知らずに有るが儘に生きる人生を歩む事が出来ていたそうだ大変に羨ましい事だ
そう俺は自身の役割を其の双子の兄貴殿は如何やらこなしてくれたんだよな・・まあ死に目すら会う事も出来居なかったんだがな
其れで其の世界線での双子の兄貴と言うのは世の中の理不尽さに反逆をする為にそして此の世の権威や権力に反逆否挑戦をする為に自ら皇帝の業を名乗り自身の過ぎたる能力の「崇敬」と言う能力を使い魔王だろうが国王だろうが膝ま付かせる
そう此の世の物と言うか生物を言う事を間接的にさせると言うヤバい能力を引っさげたんだよな
だからこそ多くの国と言う国が双子の兄貴殿の傘下に入る破目に成り最終的には双子の兄貴殿の治める地域が北アフリカ地域とユーラシアの大部分を支配をする国を僅か一代で築き上げたんだよなあ
だからこそ此の世界で領土面積を多分だが僅か一代で此処迄広げた以上あの世界での歴史の教科書では如何述べられるんだろうか
そう要は俺が山籠もりを始めたのが44歳位だったから其れから2年後に双子の兄弟が死んだんだから46の時に死んだという事に成るんだよな
だからこそあの後の帝国はカリスマの皇帝殿が継承者を指名せずに此の世を去る事に成った故に戦乱に成るだろうなあ
でだ先程述べた双子の存在は現世の世界で存在をするのかしないのかと「並行世界の御前さん等」にどうせ問われそうだが
だが結論から言えば俺の現世の双子の兄弟と言う存在は一応の事生きて居たんだよな・・どうやら病気かなんかで早死にしてしまったのかも知れない
まあ早い話俺が旅に出て寄った街で俺の名前を別人の名前で呼んでいたという事が有ったからこそ「ああ此の世界での双子の兄弟殿は何処かに居る」と言う思いが芽生えたんだよな
まあ例え双子の兄貴殿が生きて居るのなら今何処で何をして居るのだろうか其の知るすべがないだろう
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