癒すは血也

僕はあの凄惨な者を見せられた叔父さんは僕や兄ちゃんには「4分の一で魔族の血が流れている」そう述べた


だが叔父ちゃんは僕らの事を普通に接してくれた・・だから僕は兄ちゃんは叔父さんの事が好きだ


だが叔父さんは「俺を好きになるのは一向に構わねえが俺のような存在に成るなよ?


其の理由がどんなものか?良いかオメエさん等に言うが御前らは残念ながら双子だ古来から世界の古今東西では忌むべき存在だろされてきた


そう双子を産むと言う事は母親の体に大きい負担を変えて母親を死なせる可能性が高くなるからと言う所が大きな理由だろう


まあ此の話は別に如何でも良いか・・まああれだ御前が片割れに真似事の段階では似せる演技が出来るがな本質的な精神的な部分まで完全な一致と言う物には成れない様に


そう俺が御前らの代わりに成れやしねえ・・だからオメエ等二人は双子だが同じような人生を歩まなくてもいい御前らが誇らしく此の人生を歩んで後悔が無いという生き方をすりゃあいい


まあそんな生き方を実践をしている俺は世間と言う存在から非常に疎ましい存在に成った故に常に狙われる存在に成った


だからこそ此の世間から散々な評価を下されて居る御前さん等に遺言を託す感じで述べるなら「御前は何処まで御前だ己を捨てる真似も己を否定する真似はするな」御前は御前なんだからな


さてと最後に宣うがな俺にとって御前らは託された宝故に御前らが託されるに値をする存在が出会うような状況化ならそいつを大事にしろよ」そう述べて叔父さんはどこかに行ったんだよね


・・そして今僕の心の支えとまでは行かないが心を救う存在は僕の隣で眠って居る僕は人間に化ける事が出来る龍の女の子と旅をして居る


・・・そう僕らは共に傷を持つ者同士僕らは否こんな辛気臭い言葉を吐くのはらしくないと兄ちゃんなら言いそうだね


龍の女の子の名前は未だに僕は知らない僕はあの惨劇を見て心と肉体が離れた感覚に成り気が付くと知らない森の中に居た今ここが何処の国に所属をして居る場所なのかも僕は知らない


・・だけど森を見ていると向こうの方が焼けに赤くなっているのを確認をする事が出来た故に其の物が本能で悟った「火事」で有る事に


だから僕は「あの場所に苦しんで居る人が居るのかも知れない」そう言う思いで辺りを見渡す事を疎かにしたんだっけな僕は


・・・そして考えたくないが「組織的な連中に因る虐殺劇」と言う物を燃え盛り怨嗟や悲鳴が飛び交う営みが存在をした其の場所に向かった


本能なのかも知れない「誰かが大切なものを失う光景を見たくない」と言う事が有ったのかも知れない・・だけど僕は其の後の事は解らない


唯辺りには複数の亡骸と人が住んで居たであろう物が灰燼に成り果てた光景が広がり続けるそんな景色しか存在しなかった


其れで今息を吐きそして生きながらえて居るのは未だ眠りに付いて居る此の子と僕しか存在しない其れが今の現状なんだ


・・・出来る事なら此の子が又このような目に会わない様に僕が何とかしなくちゃいけないな

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