第十九章

「本当にお前は何も知らないのか!」

 学人の部屋に来るよう指示され顔を出した翔の目の前で、同じく呼び出されたらしい直樹は怒鳴られていた。

「本当です。信じて下さい。深野が昔被害にあった事件の事は知っています。父親が殴られ、後遺障害を負って今は介護施設に入居していることも聞いています。それがきっかけで高校を中退していたあいつは、介護士になる為の高校に入り直したのですから」

「その女の兄貴とお前は同級生だったよな。連絡は取ってないのか」

「全く取っていません。私が介護施設に就職してからは、会ってもいません。妹の方とは、同じ介護士として色んな勉強会で顔を会わせる機会があっただけです。何度か話したこともありましたが、特別親しかった訳ではありません。ここの施設を紹介したのも、何年か振りに突然連絡を受けて相談されただけですから」

「立川とここで会ったことがあると口を滑らし、同じ職場で働きたいとお前に頼んできたんだな?」

「はい。でもカジノで働いていることはもちろん、詳しい仕事内容は話していません。そんなことをしたら秘密厳守の誓約違反になることは、十分理解しています」

「確かにお前から、施設で働きたいという介護士がいる話を聞いた。そこで面接官に繋げたのも俺だ。そいつらにも確認を取ったが、立川がどういう仕事をしているか、女は知らなかったと言っているし、詳しくは教えていないとの報告を受けている」

「そうですよね。以前から金持ちの高齢者の他に、男ウケする女が居たら紹介しろと学人さんから言われていたので、話を通しただけです。それに介護士の資格は持っていますが、立川さんを追いかけているので、同じ職場を紹介するのは危険かもしれませんと、あの時私は学人さんにお伝えしたはずです。もちろん採用も駄目だったら、断って頂いて構いませんともお話ししましたよね」

「ああ。多少見栄えが良かったから、VIPの接客係を採用する担当者に回した。だが後はそっちで好きに判断しろと言ったんだ」

「私もそれ以上のことは、本当に何も知りません。彼女が何をしでかしたのか分かりませんが、全く関係ありません」

 必死に無実を訴える直樹の顔は真剣だった。翔から見ても彼が嘘を言っているようには思えない。恐らく学人もそう判断したのだろう。今度はこちらに話題を振った。

「立川はどうだ?」

「彼女のことは前の職場の後輩でしたから、それなりに知っています。しかし私を追いかけて職場を辞めたことや、その後ここで働いていることも、今日初めて知りました。私が施設を辞めてからは会っていませんし、連絡をしたこともありません。私の連絡先はごく限られた人間にしか教えていませんから、当然でしょうけど」

「そうか。ただカジノの接客係として採用した面接官の口から、お前がここで働いていると教えた奴がいる。もちろん詳細は教えていないが、同じカジノ部門にいるとうっかり言ってしまったらしい」

「そうなんですか?」

「ああ。VIP客を接待する人材として、是非採用したいと焦ったようだ。引き留める為にお前を利用したと言っていた。しかしそいつらの見る目は正しかったらしく、客の評判も良いと聞いている。最初に配属された部屋から、今は一つ上へ引き上げられたようだ」

「私は高齢者専用VIPルームしか知りませんから分かりませんが、人当たりの良い彼女ならそれなりのおもてなしは出来ると思います。前の職場でも有能でしたから」

「そんな女がお前を追いかけて来たと聞いて、どう思う?」

「正直、驚いています。そう言われると私が施設を辞める際、彼女に強く引き留められた事があったかもしれません。でもそれはあの施設にとって、私が必要だったからと解釈していました。好きだと告白された訳でもありませんでしたから」

「相手がお前に好意を持っていたことも気づかなかったのか?」

「はい。それに彼女は好意を持っているというより、介護士としての私を慕っていただけだと思います。何度かトラブルがあった際に助けたこともありましたから。ただそれだけでしょう」

 静かに話を聞いていた直樹が、そこで口を挟んだ。

「私もそう思います。彼女のいた施設では、立川さんが辞められてから色んなトラブルが起こったようです。でも残された人員だけでは対処できず、相当混乱をしていたと聞きました。そんな中で彼女は耐え切れず癇癪を起し、居づらくなったと相談されました。介護業界は横の繋がりがありますので、他の施設に移るのも難しいと思ったのでしょう。IR施設なら少し形態が異なる業界ですし、立川さんが介護士の資格があるからと引き抜かれた話を聞いて、そこなら自分も働けると考えただけではないでしょうか。まあ、そこに多少の憧れ程度の、個人的な思いがあったのかもしれませんが」

「そうか。分かった。直樹は施設の仕事があるだろうから、もう戻っていい。立川はもう少し残ってくれ」

 学人がそう言うと真壁は即座に席を立ち、あっという間に部屋から出て行った。取り残された翔はすかさず尋ねた。

「一体何があった? あの深野がここで働いていることにも驚いたが、彼女が何かしたのか?」

 学人はその問いに、首を横に傾けながら溜息をついて言った。

「いや、俺にもよく分からん。昨日急に兄貴達が来て、深野亜美という女を採用したのはお前か、と聞かれた。最初は誰のことを言っているのかさっぱり分からなかったが、説明を受けている内に直樹から紹介があった女だと分かった。それで経緯を説明すると、本当にそれだけなのか、何か目的を持ってここへ潜り込んだんじゃないのかと言い出したんだ。それで至急調べる為に直樹を呼び出し、お前にも話を聞くことになったんだが、今のところ何か問題があるようには思えない」

「今回の件は、天馬さんと大地さんが言い出した話なのか」

「ああ。でも何があったかなんて、俺には全く教えてくれない。深野という女と兄貴達がどういう関係なのかも聞いたが、お前は言われたことを調べればいい、の一点張りでさ。参ったよ」

「あの深野が天馬さん達と繋がりがあるとは思えないけどな。年齢も離れているし、せいぜい知っているのは学人のことぐらいだろう」

「俺のことだってたいして知らないはずだ。六つ下だろ? 確かに兄貴の卓也っていう奴と直樹は、俺のパシリをさせていた時期があったから、その関係で多少知ってはいるかもしれないが」

「彼女が元レディースだったことも、俺は知らなかったぞ」

「俺は卓也から昔、何となく聞いた気がする。確かあいつの家がパチンコ店を経営していて、母親を早くに亡くしていたからか、よく苛められていたらしい。確か父親の再婚相手の子で卓也と血は繋がっていないはずだ。複雑な家庭事情もあったんだろう。中学に入った頃からグレ始め、面倒なことになったと心配していた覚えがある」

「彼女が襲われた事件のことも、全く知らなかった。そういえば昔そんな事件があったくらいには覚えているけど、それが彼女とその父親が被害者だったなんて、今日初めて聞いたよ。前いた施設でも噂は流れていたのかもしれないけど、俺は全く気付かなかったな」

「翔はそういう事に興味を持つタイプじゃねぇからだよ」

「しかし彼女は一体、何をやらかしたんだ?」

「お前は気にしないでいい。兄貴達が関係している事だ。下手に首を突っ込むとやばい事になるぞ。だから絶対その女には近づくな。もしどこかで偶然顔を会わすような事があったとしても無視しろ。その方がお互いに良いはずだ」

 学人が言うのだから間違いない。上の二人は格が違う。このカジノでも、学人は高齢者専用VIPルームの責任者でしか過ぎないが、彼らは多くのVIPルームを含むカジノ全体を取り仕切る役職に就いていると聞く。

 だがカジノで働くようになって一年近く経つけれど、彼らの顔を見たことは数えるほどしかないし、話さえしたことが無かった。学人でさえ滅多に会う機会がないらしい。それだけこの施設では、雲上人のような存在であることが窺い知れた。  

 学生時代でさえ、四つ上の天馬と二つ上の大地のことはちらりと見かけた程度だ。当時はその下にいる学人でさえ恐ろしく、近づきたくない存在だった。その兄貴達となれば尚更である。

「分かった。これ以上聞くことは止める。深野とは顔を会わさないよう、注意するよ」

「そうしてくれ。今はただでさえトラブルが山積して頭が痛い。これ以上厄介事は抱えたくないからな」

「トラブルっていうのは、高齢者VIPの事か。でも以前指示されてから、新たな問題は起きていないはずだが」

「ああ。お前のおかげであれからどうにか落ち着いたが、問題なのはその前に起きた件だ」

「香流さんと一ノ瀬さんの件か」

「そうだ。香流の婆さんの件は、長男夫婦達が騒ぎ出した。入院したことで初めて母親がカジノに嵌っていることを知り、驚いたらしい。他にも外国に住んでいた次男と孫が緊急帰国して、相続について揉めだしたようだ。そんなことなど本来知ったことではないが、その影響で負け分の回収すら抵抗してやがる。婆さんの持っていた預金残高からすれば、支払ってもそれなりの額は残るというのに、少しでも自分達の取り分を減らしたくないらしい。カジノに対しても、介護施設に通っている振りをさせて無理やり連れ込んだに違いないと、抗議までしだした。デイサービスの介護施設に対しても、訴えを起こすと息巻いているそうだ」

「それは面倒だな」

「ああ。婆さんに意識があれば、問題なかっただろう。日頃から息子夫婦や次男達に遺産なんかやりたくない、生きている内に出来るだけ使いきりたいと言っていたから、素直に負け分を払って終わりにしていたはずだ」

「でもまだ意識は戻っていないのだろう?」

「だからと言って死んじゃいない。それなのに奴らは、もう遺産の話ばかりしてやがる。全く嫌になるぜ」

「回復する見込みはないのか?」

「難しいようだ。今のところは延命治療で持ちこたえているらしいが、下手をすれば遺産欲しさに、治療を打ち切るかもしれない」

「そんな酷い話があるか。遺言書なんかは残していないのか」

「その辺りの事は良く分らん。ただこっちとしても回収どころか、訴訟対象になりかねないから、その火消しで精一杯だ。それだけじゃない。あの爺さんの件も、訴訟を起こされるかもしれないらしい」

「一ノ瀬さんのところが?」

「ああ。面倒を看ていた娘夫婦が、カジノのせいでギャンブル依存症を再発したと騒ぎ出している。こっちはこっちでギャンブル依存症問題を扱っている弁護士や、被害者家族達で構成している団体と手を組んでいるから厄介だ。もちろんデイサービスを利用していた介護施設の方にも、家族を騙してカジノに通わせ、不当な報酬を得ていた件を訴えると言い出しているらしい」

「俺が前にいた施設だよな。あそこと提携しているなんて、ここに来てから初めて知ったが、ただでさえ潰れそうなんだろ」

「だからだろう。仕事のできない事務長はなす術もなくオロオロしている。どうすればいいとこっちに泣きついてばかりらしい」

「おい、おい、どうするつもりだ。相当まずいじゃないか」

「まずいどころじゃない。このままじゃ間違いなく高齢者VIPルームは解散し、責任者である俺の首は飛ぶ」

「それくらいじゃ済まないだろ」

 IR法では、違法行為が行われた場合の罰則規定がとても厳しい。カジノ側は最悪認可取り消しや高額の違反金を払うよう定められている。さらには仲介者である介護施設や介護士達が罪に問われれば、ただでは済まない。

 訴訟問題が起こり、高齢者VIPルームの事が公になれば、カジノにとって途轍もない損害を被ることになる。その事を心配した翔だったが、学人はまるで他人事のように言った。

「いや。どうやら兄貴達は、俺に全ての責任を押し付けることで解決しようと企んでいるらしい。そうしないと、カジノ本体に莫大な被害が及ぶからな。それだけは絶対避けなければいけない。ただでさえ反対勢力を押しのけて、カジノ施設を建てたんだ。問題が起こればここぞとばかりに潰そうとするだろう。だから被害を最小限に食い止めようとするはずだ。それに弁護士によると、道義的にはいくつか問題点があるけれど、カジノ側は違法行為をしていないという見解で戦えるらしい。ただ高齢者VIPの閉鎖は免れないそうだ」

 学人の口ぶりでは、もうその覚悟が出来ているように聞こえた。しかし納得がいかず、余りの理不尽さに怒りを覚えながら尋ねた。

「おい。それでいいのか。高齢者VIPルームだけが悪者のように扱われたら、俺達はどうなる? それにこれまで連携していた介護施設や介護士達のことは、どうするつもりだ」

 だが彼は翔の言葉を軽くいなすように答えた。

「どうするもこうするも、すでに噂を聞き付けた他の介護施設側から、今後は手を切ると言い出してきた。介護士もそうだ。これ以上は協力できないと言ってきている。だがそんなことをすれば、ただでは済まないぞと怒鳴りつけてやったよ。だから今のところ通ってきているが、利用者は徐々に減ってきている」

「そういえば最近見かけなくなった人が増えたな。客も少なくなっていたから、なんとなく気にはなっていた。その原因は、俺達の知らない所でそんな事態になっていたからなのか」

「ああ。今は訴訟にならない様、弁護士を立てて必死で交渉に当たっている。介護士や施設側へも被害が大きくならないよう、固く口留めしているが、そっちはいつまで持つか分からん」

「本当に天馬さん達は、学人や高齢者VIPルームに関わっている従業員だけを切り捨てようとしているのか」

「おそらく最悪の場合はそうなるだろう。これらの事が表沙汰になれば、カジノ側としては法に触れていないものの、VIPルームの責任者の一人が独断で介護施設と手を組んで不適切な行為をしていたと発表するしかない。確かに高齢者達をカジノに引き込む手筈をしたのは、全て俺とその部下達でやったことだからな」

「しかし天馬さん達の目を盗んで、学人が無断でやったなんてさすがに無理があるだろう。あれだけの人員を配置し、設備だって専用の入浴施設まで作っているんだ。食事だって高齢者向けに用意し、ルーレットなどができる専用のVIPルームだってある。売り上げも上に報告しているだろうし、入場者の情報だって国内在住の人達ばかりだから、制限を超えないよう管理されているじゃないか」

「確かにそうだが、ここにはVIPルームが他にも五つある。そしてそれぞれに俺のような責任者が配置されているんだ。しかし表面上はそれぞれが独立していて、独自のアイデアを使い売り上げを報告する形を取っている。つまり万が一問題が起こった場合は、その部門だけを切り捨てられる体制になっているんだ。そうでなければ高齢者専用VIPを作り、介護施設を巻き込む計画なんて実行できるはずがない。最初から覚悟していたんだ。兄貴達はその上にいて、自分達やカジノ全体が絶対巻き込まれない様にしているんだよ」

「初めから、実の弟を捨て駒にするつもりだったのかよ」

「ああ。他の従業員なら問題が起こった場合、上にも責任があると騒ぐ危険性を考慮したんだろう。俺なら全てを飲み込んで、素直に首を切られると判断したらしい。最初からそういう約束で責任者のポストをあてがわれたんだ。それに世間も上層部の実の弟が、兄達の力を利用して勝手にやったことにすれば納得しやすい。しかも苦渋の決断で身内を処分したとなれば、多少同情を買える。そうしたことを全て計算した上で、危ない橋を渡って来たんだ。その証拠に他のVIPルームでは違法行為をしないよう、相当気を遣っているらしい。違法スレスレの事をしているのは、俺達だけだ」

 やけになっている学人に対し、苛つきを覚えた翔は思わず迫った。

「そんな馬鹿な事があるか。お前は本当に全て分かった上でやっていたのかよ」

 だが彼は開き直ったように怒鳴り返してきた。

「しょうがないだろ! そうでもしなければ、兄貴達とは違って出来の悪い俺が人の上に立つ役職を与えられることなんてない。言うことを聞かなければ、カジノでは働けなかったんだ。断れば親父の会社の関連会社に飛ばされていただろう。そんな俺に何ができる!」

 激しい言葉に反し、彼からは無念さが伝わって来た。その為、翔は声を落として呟いた。

「それでも良かったんじゃないのか」

 しかし彼は強く否定した。

「馬鹿を言うな。関連会社でそれなりのポストを与えられたって、高卒で頭の悪い俺に勤まるはずがない。ただのお飾りだよ。給与だってたかが知れている。だがカジノは違う。年商は一千億を超える。桁が違うんだ。もちろん貰える金も兄貴達レベルなら、年収は軽く二千万を超える。俺のポストでも一千万近くだ。そんなに稼げる仕事なんて他にあるか。ないんだよ。だから兄貴達の言うことを聞くしかなかったんだ」

「しかし下手をすれば、刑務所へ入ることにもなりかねないぞ」

「それも覚悟の上さ。だが人を殺した訳じゃないから、最悪でも数年で出て来られる。上手くいけば執行猶予が付くだろう。その後は悠々自適の生活が保障されるんだ。たいして働かなくても、兄貴達や親父達に迷惑をかけず身代わりなった分、面倒を見てくれる約束になっている。俺のような馬鹿にはその方が楽だ。働かなくても十分遊んで暮らせるわけだからな。今みたいに役職を与えられ、胃がきりきりするような仕事なんて、最初から無理だったんだよ」

 完全な自暴自棄の状態に陥っている学人に対し、翔はかける言葉が見つからなかった。正直少し前までは、兄貴達の威を借りて好き放題にやっている奴だと嫌っていた。

 しかしここ最近VIPルームで問題が起き始め、トラブルを未然に防ぐ手伝いをするようになり、学人と話をする機会が増えてからは徐々に考えが変わった。実は彼にも弱点があり、それを他人に見せたくない為必死に自分を強く見せようとしていたことが分かったからだ。本当の彼は気が弱く、自信がないのだろう。

 だからと言って弱みを見せたくない為、他人に頼ることができない。そんな彼が背に腹は替えられなくなり、翔を頼るようになってから、自分の前でだけは弱みを見せるようになった。その為学生時代から抱えていた恨みなど忘れ、彼を守ってあげたいと思うようになっていたのだ。

「どうにもならないのか」

 何とか絞り出した翔の言葉に、彼は引き攣った顔で笑みを浮かべて言った。

「何とかしようと足掻いてはいるが、難しいだろう。でも心配するな。この事が表沙汰になっても責任を追及されるのは、俺やVIPルームの立ち上げに関わった一部の従業員達だけだ。金持ちの高齢者を食い物にして、私腹を肥やしたと言われればその通りだからな。それに加えて、カジノ側に高齢者を紹介していた介護施設と関わった介護士達も同罪だ。しかしお前は途中で参加し、無理やり働かされていただけだと証言すれば情状酌量されるだろう」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る