第7話 梅1.00ホーチュンス配信(前半)


 今日は久しぶりの梅1.00ホーチュンスの配信だ。


 仕事の休憩中に、Twitterで本人がツイートしたのを確認した。


 んでも、ここ1週間配信が無かったせいか、他のVtuberの配信を見ていた。


 それでも、やっぱり梅1.00ホーチュンスが1番面白いな。


 「おっ、始まるな」


 画面に馬の耳と尻尾を生やし…茶色の髪に白いメッシュがあり、身長155㎝の可愛らしい女の子が映り始めた。


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 『こんばんヒーン! 皆が大好き、馬の獣人 梅1.00ホーチュンスだヒーン! いやぁ〜子馬ちゃん達ごめんねぇ〜ちょっと忙しくて、全然配信出来なかった!」


:待ってた(*'▽'*)

:キターーー!!!!!!

:家に引きこもってただけだろ

:仕事しろ

:1週間はサボりすぎ


 『ちょっと皆酷くない!? ちゃんと仕事してたわ!!』


:え

:え?

:(・・?)

:正直に言えよ

:嘘は草


 『ホントっに酷い!! はいはいはいはい! 分かりました!! 子馬達がそんな事を言うなら配信止めようかな〜!?』


:ごめんなさい

:止まないで

:怒らないで

:ごめなさい

:もう言いません


 『誠意が足りない!! 今から、私…梅ホチが言ったことを、一文字も間違えないようにコメントしなぁ!!』


:はい

:はい

:はい

:はいぃぃ

:はいはい


 『いい!? 言うよ!?

 私達は子馬は、神たる梅1.00ホーチュンス様に盾付き…怒らせてしまいました。もう2度と生意気な事を言いません、ごめんなさい。 さぁ! 書きなぁ!!』


:私達は子馬は、神たる梅1.00ホーチュンス様に盾付き…怒らせてしまいました。もう2度と生意気な事を言いません、ごめんなさい。


:私達は子馬は、神たる梅1.00ホーチュンス様に盾付き…怒らせてしまいました。もう2度と生意気な事を言いません、ごめんなさい。


:私達は子馬は、神たる梅1.00ホーチュンス様に盾付き…怒らせてしまいました。もう2度と生意気な事を言いません、ごめんなさい。


:私達は子馬は、神たる梅1.00ホーチュンス様に盾付き…怒らせてしまいました。もう2度と生意気な事を言いません、ごめんなさい。


:私達は子馬は、神たる梅1.00ホーチュンス様に盾付き…怒らせてしまいました。もう2度と生意気な事を言いません、ごめんなさい。 さぁ! 書きなぁ!!


 『コラァァアア!! 何人か間違ってるよ!!』


 画面には、眼を大きく開け…体を大きく揺らしている梅ホチが眼に入る。


 『まぁ、いいでしょう。今日の所はこれで勘弁してあげる! 先に進まないからね!!』


:神

:優しい

:天使

:流石

:可愛い


 『アンタ達…褒めとけばいいと思ってるでしょ』


:ソンナコトナイヨ?

:キノセイ

:もう少し子馬を信じよ?

:信じて

:人間不信すぎw


『まぁ、いいや。今日はここ最近、梅ホチに嫌な事があったから、ス◯ブラをやりたいと思いま〜す! 強い奴は来るんじゃないよ!! 今日は梅ホチのストレス解消の為にするんだから!! 部屋作るからちょっと待ってて!! いい!! 絶対にVIP入りしてる奴はくるんじゃないよ!!』


:フリかな?

:フリだな。よし、入るわ

:入ります←VIP入り

:皆辞めたげて!? あ、俺も入ります(VIP入り)

:ゲッヘッヘッヘ…


 (ス◯ブラか…確か俺もVIP入りしてるキャラが何体かいたなぁ、よし参加するか)


 俺は画面に映り出された、部屋のパスワードを入力して入った。


 ちなみに、部屋のパスワードを教えてもいないのに、入った奴が数名いたのはご愛敬だろう。

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