瞳の色

もか花チャンネル

第1話

あるところに、紗雪ちゃんと実咲ちゃんと咲ちゃんという子供がいました。3人の中の1人、一番上の姉は生まれ付き、目の瞳の色が左右ちがって生まれました。そのおかげで友達にからかわれていました。

すると…ある日…。

三人で遊んでると紗雪が目がいたいとさけびました。。すぐ病院へ向かい精密検査や血液検査もしました。その結果…。

医師に聞くと、「目に腫瘍の細胞がある。」と言われた。両親や妹達が心配していました。

その時医師がやさしく言いました。

「でも幸いにもまだ腫瘍ができたばかりで成長してなかったので今日入院して、明日手術をします。いいですね?」

「は、はい…。で、でも本人にはどう言えばいいのでしょうか…?」

「えっとですね…、しこりがあってすぐ終わる手術をするんだ。と言えば良いと思います。」

「は、はい…。」

「あ、あの、もう一つあるんですが…、なぜ瞳が左右色がちがうのでしょう?」

「それはですね…、2番「染色体異常」ですね、染色体の二番目が消失しており、片方はちゃんとした瞳で完成しましたが、右目の色が変わって完成してしまったのでしょう…。」「そ、そんなぁ〜。」

と両親が悲しそうに言いました。

医師は、「そのままだといつか、色が変わった瞳が消えてそのまま目が見えなくなってしまいます。」

「どうしたら…。」

「すみません、このちりょうの仕方は分からないので…。ちりょうはできません。」「そんなぁ。」

「でも今は腫瘍を取りのぞく事が大事です。なので娘さんを病室につれていくのでいいですね?」

「はい。お願いします。」

そして検査室を出ると、「お母さん! どうだったぁ?」と元気な声が言いました。すると、お母さんは「あのね、紗雪の目に悪いしこりがあるんだって、だからそれを取るために手術するんだって。5分で終わるから大丈夫だって。」

「ふ〜ん、分かった。がんばるからね!」と元気に明るく言いました。そして紗雪は、病室へ看護師さんと行きました。病室の番号は204合室へ行き病室用の服を着てベッドで休みました。

そして次の日…。

医師の山川さんと看護師が「今日は手術する日だよ? 大丈夫?」

「は、はい、大丈夫です。私…。先生の事、信じていますから。絶対成功するって…。」「えっ?」

と医師が言うと、「私の病気…。目に腫瘍があるんでしょ?お母さんはしこりだって言うけど、昨日話していたの聞いてたの。先生とお母さんが話してたの…。正直とっても怖かった…。でも、先生が治してくれる事を信じているから…。もし失敗してもにくんだりしないよ?先生が、がんばってくれたのに。勝手に「呪う」とか、「にくむ」とか、自分勝手に行動してるだけだもん!だから先生、安心して?よろしくお願いします。」

「はい! がんばるからね⁉︎ 絶対!」

「ありがとうございます。」

そして手術は成功した…。そして病室では…。

「ん…んん。」と目をさました紗雪…。

「目さめた?」と先生が言うと、「信じてました、成功すると…。本当にありがとうございました!」

というと家族がやって来ました。

「お姉ちゃ〜ん!」と2人が泣きそうに言いました。するとある事に医師が気付きました。

「あ、あれ?目の色戻ってる?」と言うと

「本当だ! 黒くなってる! どうして?」

なんと紗雪の右目の瞳の色が治っており、一応染色体見たら治っていた。みんなおどろいてました。

数週間後…。

入院生活が終わり、紗雪は退院しました。そして今は、中学2年生になり、幸せに暮らしていました。

そして10年後ある日、1人の男性が来ました。

すると紗雪が「けっこんさせてください。」といい両親は「良い!」といい、けっこんし、子どもも生まれて幸せに暮らし20年後一生を終え旅立ちました…。





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