教室
僕は今、教室で勉強をしていた。
でも時間になっても先生は戻って来なかった。
青木「さてと、勉強終わった。」
先生「ごめんな、遅くなって。」
青木「先生、何をしていたんですか?」
先生「他の看護師に捕まって、話をしていたら遅くなった。」
青木「皆、待っていたよ。」
生徒達「うん。」
先生「青木さん、勉強はどうだ?」
青木「うん、問題は難しいけど出来たよ。」
先生「さすがだな、ほれ、ご褒美だ。」
青木「ありがとう。」
先生「ついでに皆にもご褒美だ。」
生徒達「わーい。」
先生が持っていたのはクッキーと飲み物だった。
先生「今日の勉強は終わり。」
生徒達「はーい。」
そして今日の学校は終わった。
《病室》
青木「ただいま・・・えっ?」
僕が見たのは両親が僕の事を睨んでいた。
母親「おやおや、ずいぶんと楽しそうにやっているじゃない。」
父親「今日もお仕置きが必要だな。」
それは僕が夢を見ているような感じで僕の事をいじめようとしていていた。
青木「母さん、父さん。」
バシッ。
父親「甘えるな!」
母親「そうよ、お前のせいで私たちの生活がめちゃくちゃなんだよ!」
青木「えっ、何で?」
父親「お前は、バカだから今もこうして生きてるんだぞ。」
青木「そんな・・・。」
看護師「茜くん!あなた達は何をしたんですか。」
父親「こいつは俺が家に連れて帰る。」
青木「先生、助けて。」
母親「助けないで下さい。」
看護師「茜くんは今、一人で悩んで抱え込んでいます。それを分からない両親が居ますか?」
父親・母親「・・・。」
看護師「茜くんの顔を見てください、こんなに酷い傷で今も生きています。それで、ずっと暴行を受けています。」
父親「それは違う。」
母親「そうよ、私たちは何も間違えていない。」
看護師「ふざけないで下さい。」
看護師は僕をかばうように僕の事を守ってくれた。
看護師「私が責任を持って、茜くんを守ります。」
父親「うるせぇ!」
父親が看護師に殴ろうとしたその時だった。
青木「ハァ・・・、ハァ・・・。」
僕は突然苦しくなって息が出来ないほど身体が震えていた。
看護師「茜くん、大丈夫?」
青木「うん・・・、怖い。」
看護師「茜くん、今助けるからね。」
青木「うん。」
看護師「今すぐに出て行かないと、私は警察に通報します。」
父親「チッ・・・、勝手にしろ。」
母親「お前の顔なんて、見たくないんだからな。」
そして僕の両親は病室を出た。
青木「先生、ありがとう。」
看護師「うん、体調はどう?」
青木「うん、大丈夫だよ、怖かった。」
看護師「良かった、また何かあったら言ってね。」
青木「うん、分かった。」
そしてそれ以来、僕の両親たちは逮捕されて裁判する事になった。
そして僕は安心したせいか、言葉が出なくて泣いていた。
看護師が僕の隣でなぐさめてくれた。
僕も心が落ち着いて入院生活を継続をした。
そして僕はある場所に向かった。
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