多目的ホーム

ここは入院をしている子供たちが遊ぶ場所だった。

そして僕はいつもここで過ごしていた。

だけど僕の両親は僕の事を裏切っていて僕の事をいじめようとしていた。

僕はずっと入院生活を送っていた。

もちろん僕が退院をするとまた両親が僕に暴力を受けさせようと待ち構えていた。

だから僕は帰らない。


青木「はぁ・・・、何か落ち着く。」


僕は本を読んでいた。


看護師「茜くん、ここに居たのね。」


青木「うん、僕はここに居るよ、ここなら落ち着くし安心して過ごせるよ。」


看護師「良かった、そうだ茜くんにいいもの持ってきたよ。」


看護師は僕にシールをくれた。


青木「ありがとう。」


看護師「ううん、でも私もね子供の頃からよくシールで集めていたから、つい懐かしくて、でも今はアニメも見ていないからあんまり分からないけど、茜くんならきっと、分かると思って集めていたよ。」


青木「ありがとう。」


看護師「はい、ケース。」


青木「イェーイ。」


僕は嬉しかったのか両親が生きていたみたいな感じだった。

でも僕の両親はもう僕の事を嫌っていたのかもしれない。

僕はそう思った。

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