第3話 執事の過去

執事「私がまだ君たちと同じ年齢の時に私はまだ人間でした。」


海人「えっ?」


健「やっぱり。」


執事「私は両親を亡くしてからは一人でこの屋敷に住んでいました。でもこの屋敷はお店で営業をしていましたが、全く来なくて名前を【死神レストラン】に改造をしました。」


健「じゃあ俺達があの世に行けたのは?」


執事「はい、それは実験のために使わせてもらいました。」


海人「・・・。」


健「海人?」


海人「僕はただ、執事さんの願いを叶えたかった。」


執事「海人さん・・・。」


健「お前は、心優しいんだな。」


海人「うん、僕は執事さんの事が好きだった。」


執事「海人さん。」


そして僕は執事をそっと抱きしめた。


執事「ありがとうございます。」


健「よし、俺も。」


健も執事を抱きしめた。


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る