そして次の日
健「海人、今日も行くのか?」
健が言うと僕はこう言った。
海人「えっ、うーん、どうしようかな?」
健「俺、お前の母親が幻になっていたんだろう?」
海人「うん、でも僕が子供の頃から、こんな酷い事をやっていたんだよ、でも僕は怖くて逃げたかった。」
健「そうか、でも、執事も何か変だった。」
海人「えっ、何で?」
健「だって、俺、見たんだけどさ・・・、執事があんなふうに笑っていたんだよ。」
海人「えっ、どんなふうに?」
健「ニヤニヤしながら。」
海人「僕が最初に見た時は何にも無かったよ。」
健「あー、なるほど、実験してみる?」
海人「うん、見てみよう。」
《死神レストラン》
執事「いらっしゃいませ。」
海人・健「こんにちは。」
執事「今日はどんな霊を見ますか?」
健「執事さん、俺達が亡くなった両親に会いに行く時に執事は何をしていたんですか?」
執事「それはお答え出来ません。」
健「どうしてですか?」
海人「健、大丈夫だよ。」
執事「私は、交通事故で亡くなったんですよ。」
海人・健「えっ?」
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