放課後
海人「健は帰るのか?」
健「うん、僕はちょっとやる事があるから。」
海人「そっか。」
健「じゃあまた明日。」
海人「うん、また明日。」
《遊歩道》
健「はぁ・・・、僕も本当は部活に入ろって思っていたけど、何か退屈だから入るのはやめたけど、僕にもやりたい事があるから別にいいや。」
僕は石ころを蹴っ飛ばした、その時、僕の目の前に不気味な建物が見えた。
僕は興味があったからこっそり行く事になった。
でも、もしあの建物が使えるなら僕の秘密基地にしたい。
健「ん、「死神レストラン」何だろう?」
《ガチャッ》
健「失礼します・・・。」
僕はゆっくり歩いた。
執事「ようこそ、死神レストランへ・・・。」
健「あの・・・、このお店って営業をしているんですか?」
執事「今日は営業はしていません。」
健「そうですか、では失礼しました。」
僕が帰ろうとすると執事が僕の腕を掴んだ。
健「あの、何ですか?」
執事「今回は特別のメニューをお出ししましょう、ではこちらの席へ。」
健「はい。」
この時、僕は少しだけ戸惑った、この執事は怖いけどお出迎えが出来るみたい。
執事「こちらです。」
健「(うっ・・・怖いけど我慢しないと。)」
執事「今回のおすすめのメニューは、亡くなった人のあの世に行ける料理です。
デザートは、普段、見ることが出来ない、特別なデザートになります。」
健「ちなみに、亡くなった人のあの世に行けるとしたら現代には戻れないんですか?」
執事「そんな事はありませんよ。」
健「僕、もう一度だけ、父親にもう一度だけ会いたいんです。」
執事「では、あなたにはこれを食べてください。」
そして僕は父親に会うためにおすすめメニューを食べた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます