放課後

海人「健は帰るのか?」


健「うん、僕はちょっとやる事があるから。」


海人「そっか。」


健「じゃあまた明日。」


海人「うん、また明日。」


《遊歩道》


健「はぁ・・・、僕も本当は部活に入ろって思っていたけど、何か退屈だから入るのはやめたけど、僕にもやりたい事があるから別にいいや。」


僕は石ころを蹴っ飛ばした、その時、僕の目の前に不気味な建物が見えた。

僕は興味があったからこっそり行く事になった。

でも、もしあの建物が使えるなら僕の秘密基地にしたい。


健「ん、「死神レストラン」何だろう?」


《ガチャッ》


健「失礼します・・・。」


僕はゆっくり歩いた。


執事「ようこそ、死神レストランへ・・・。」


健「あの・・・、このお店って営業をしているんですか?」


執事「今日は営業はしていません。」


健「そうですか、では失礼しました。」


僕が帰ろうとすると執事が僕の腕を掴んだ。


健「あの、何ですか?」


執事「今回は特別のメニューをお出ししましょう、ではこちらの席へ。」


健「はい。」


この時、僕は少しだけ戸惑った、この執事は怖いけどお出迎えが出来るみたい。


執事「こちらです。」


健「(うっ・・・怖いけど我慢しないと。)」


執事「今回のおすすめのメニューは、亡くなった人のあの世に行ける料理です。

デザートは、普段、見ることが出来ない、特別なデザートになります。」


健「ちなみに、亡くなった人のあの世に行けるとしたら現代には戻れないんですか?」


執事「そんな事はありませんよ。」


健「僕、もう一度だけ、父親にもう一度だけ会いたいんです。」


執事「では、あなたにはこれを食べてください。」


そして僕は父親に会うためにおすすめメニューを食べた。


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