第11話 魅惑のぷにぷに
『おい!もう少し右側にゃ!!』
『ここですか??』
『うむ…気持ちいいにゃ~♪』
私は今…猫様の肉球をマッサージしている!!俺様なニャンコに命令されるのは嫌だが、肉球が触れるなら私は頑張れる。
『おっ!!そこにゃ!!』
『ここですね~』
私はオイルを使ってゆっくりと円を描くようにマッサージしていると猫様からゴロゴロと喉を鳴らす音が聞こえた。
オイルは猫様が咥えて持ってきた!!ハンドクリームは持ち歩いているが猫に使っていいのか悩んでいたら猫様がこれを使えと持ってきた。
『にゃ~♪にゃ~♪』
手のマッサージが気持ちいいようで足はゆらゆらと前後に動いているし、尻尾も元気に動いていた。
反対の手もやり始めると猫様はうとうとし始め…足をやろうとする頃には静かに魚のおもちゃを抱き締めて寝ていた。
『可愛い…💕』
私は猫様が起きないように静かに呟いてスマホで写真を撮り始めた。
もちろん!猫様が起きないようにフラッシュや音は出ないようにしている。
『ふふふ…猫様のコレクションが増えた💕』
今日は休みだから知り合いのカフェに来ていた!まさか、猫様に近づけるとは思いもしなかった。
ちなみに私がマッサージをしていた猫はカフェの看板猫で気ままにお客さんの所に来たり、窓際で日向ぼっこをしている事が多いまったり猫様なんだ。
『幸せだなぁ~♪まったりはいいね』
お腹も空いたし手を洗ってこよう~♪さすがにマッサージした手でご飯を食べるのは嫌だもんね。
ここのカフェはパンケーキがとても美味しくて今日は5種類あるうちの季節のパンケーキを選んだ。
『コーヒーと季節のパンケーキ下さい』
『はーい!季節のパンケーキですね~お待ち下さい!!』
カフェは優しそうなおじいさんとその娘さん?の2人でやっている!おじいさんのいれるコーヒーと娘さんが作るパンケーキがとても絶品なお店なんだ。
『季節のパンケーキは何が乗っているかな?』
いつもはチョコバナナパンケーキを食べているが季節限定に釣られて今回は頼んでしまった。
私はルンルンと日向ぼっこをする猫様を見ながらまったりと待っていた。
窓から見える季節もすっかりと変わり紅葉が始まったとおもったらあっという間に葉は落ちて行った。
『お待たせしました~♪コーヒーと季節のパンケーキです』
『ありがとうございます~♪』
目の前に置かれたコーヒーから芳ばしい匂いがして、パンケーキはフルーツが綺麗に乗せられていて美味しそうだった。
『いただきます~💕』
まずは1口コーヒーを頂こう~♪やっぱりおじいさんが淹れるコーヒーは美味しいなぁ!さて季節のパンケーキはどうかな?ナイフとフォークを持ち1口サイズに切って口にいれた。
『美味しいーー!』
季節のパンケーキはクリスマスを意識してなのか苺とベリーがたくさん乗ったクリスマスケーキみたいなパンケーキだった。
『生クリームの甘さに苺とベリーの酸っぱさが絶妙に美味しい~💕』
私の手は止まらずあっと今に季節のパンケーキを食べ終え、コーヒーを飲みながら猫様を見つめながらまったりと過ごすのであった。
モフモフを愛してる少女は超能力?を使いもふもふライフを楽しむ!! なの花畑 @nanatunoumi
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。モフモフを愛してる少女は超能力?を使いもふもふライフを楽しむ!!の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます