7話 朝ご飯
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こうして、無属性魔法のノンと出会った僕は母と1日馬車にゆられて、家に返ってきた。
「あぁー、やっぱり王都は遠いから好きじゃないわ。そう思うわよね、ルート?」
母から王都が好きじゃないことに同意を求められたが僕は王都自体は嫌いじゃなく、しかも雰囲気的には憧れがあったのでどう答えるべきか迷った。
「僕は王都自体は好きだけど、馬車で1日ゆられているのは嫌だなぁ。」
僕の考えた回答に母は最低限という様子で
「やっぱり、王都は遠いのよねぇ。」
と言っていた。
母はそれから少し考えて、何かを決めたようだった。
「今日は疲れたからもう寝るわ。明日は魔法の基礎を練習するから、ルートも早く寝なさい。」
そう言って母はリビングから出ていってしまった。その後僕もすることがなかったので、ノンと魔法について少し話して寝てしまった。
「ルート、朝ご飯の時間よ。早く起きなさい。」
次の日の朝、いつも通りの時間に母に起こされた。
僕は疲れて寝てたんだから、もうすこし寝かしてくれたっていいじゃないかと心の中で愚痴を吐きながら、朝ご飯のあるリビングへ行った。
「おはよう、今日はルートの好きなスクランブルエッグのトーストとオニオンスープよ。」
朝ご飯はどうやら僕の好物のようだ。
「やった!ありがとう、母さん。」
母にお礼を言って、僕は朝ご飯をもぐもぐ食べていると父が話しかけてきた。
「そういえば、ルート。王都に行って魔法の適性について調べていたが、何か分かったことがあったのか?」
「もちろん!僕の魔法はおそらく無属性魔法っていう古代魔法の1つなんだって。」
「それはすごいな、ルート。これからが楽しみだな。」
こうして、朝ご飯の時間は過ぎていった。
そして僕が朝ご飯を食べ終わりそうな時、母が言った。
「今日からルートの魔法を特訓するわよ。まずは魔力について知ることね。後で私の部屋に来なさい。」
母はそう言って部屋に戻って行ったが、僕は習慣として魔法をイメージすることをしていたのでやる必要があるのか疑問に思った。
母は僕が転生者で魔法をコツコツと練習していたことを知らないので仕方ないと思いながら、やることにした。
そうして母の部屋に行き、魔法の基礎を教わることになるが、それらは僕の常識を覆すことになる。
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後書き
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