第17回 「慣れ」の果てにあるもの

「慣れ」というのは恐ろしいものです。


 カクヨムで毎日更新(何かしらコンテンツを毎日更新しています)をはじめて一年が過ぎました。そして現在も継続中です。はじめた当初は毎日更新は結構大変でしたが、楽しくもあり、刺激的ですらありました。



 幸か不幸か、人間は刺激に適応してしまいます。

 最近では毎日更新も苦ではなくなり、日常の一部と化してしまいました。



 さて、これは良い事なのでしょうか?

 つい先日まで、良い事だと思っていました。私は。


 しかし、ちょっとしたこと気付きがあり、「あんまりいい事じゃあないな?」と思ったので、ここに書いておきます。


 日常化したことで刺激がなくなり、惰性になっているのであればそれは全くもっていいことではない、ということです。


「惰性で打つなら足洗え」とは「ピンポン(松本大洋先生の漫画)」のアクマの台詞でしたっけか。


 惰性はよくないです。

 全くよろしくない。


 その「慣れ」が「慣熟する」という意味であれば、その限りではありませんが。

 ここで「こなす」という言葉の意味を調べてみましょう。


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こ‐な・す【▽熟す】 の解説

[動サ五(四)]《粉 (こ) に成す、の意》


・技術などを習って、それを思うままに使う。また、身につけた技術でうまく扱う。自在に扱う。「数か国語を―・す」「新型の機器を―・す」


・ 与えられた仕事などをうまく処理する。「ノルマを―・す」


 ==


 上の意味で使えるなら、いいですね。

 慣れることが熟すこと(いい意味で)になるように努めていきたいと思いを新たにした所存です。皆さんも気付かないうちに惰性に陥っていたりしませんか? 時々自身の活動・行動を振り返ってみてはいかがでしょうか。



 オチはありません。

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