第16回 定命の我らの時間は有限なれど、世に無数の創作物ありて、各々が我らの時間を喰らう為、日々血道を上げている。
タイトルが厨二病みたいなことになってますけどお気になさらず。
人生はただ生きるには長く、何かを成すにはあまりにも短い。
って誰の言葉でしたっけ?
まあ、定命の者の苦悩、ってやつでしょうか。
一般的には。
私たち(クソデカ主語)創作者からすれば時間なんてものはいくらあっても足りません。お金と同じくらい時間が欲しいですよね。
そして、一方で世の中には多くの創作者が手掛けた作品が氾濫しています。私も気になる作品やお気に入りはチェックするのですが、そうすることで自身の創作時間は削られていくのです。でもインプット増やさないとアウトプットって増えないじゃん? みたいなところもあって非常に悩ましいですね。
インターネットが発達し、SNSが生活に浸透した結果、全人類が表現者足りうる現代社会で果たして、自分の作品を手に取って貰える可能性は? 読んでもらえる可能性は? 砂漠で一粒の砂金を見つけるに等しい奇跡めいた確率ではないでしょうか?
たとえばこのエッセイモドキに辿り着いた人、わざわざこんな思考垂れ流しのテキストに貴重な人生の時間を割いてくださってありがとうございます。ほんとに。ついでに良かったら長編小説や短編小説も読んで行ってください。せっかくなんで!
何者かになりたい、という子供じみた欲求を抱えたまま大人になった私たちは、ずっとこうやって何かを創り続けるんだろうな、と思います。創り方や表現の仕方はそれぞれみんな違うんですけどね。でもそれがいいんです。そうじゃないと世界がつまんなくなっちゃいますから。
気楽に、でも懸命に、何者かになろうじゃありませんか。
――今回めっちゃイイハナシ書いてない?(台無しにするやつ)
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