【第五回白雪賞企画:「R 一つ上へ」まで読み進めた上でのレビューです】
ぼっちで根暗なソレガシ君と教室の頂点にいるギャルである梅園桜蓮が、ひょんなことからエレベーターが落ちるところから物語が始まる。
辿り着いた先は無論、異世界。
ペースは意外とゆっくり展開が進むので、読者を置いていくことがないです。
不思議と読者もこの二人と一緒に冒険している気分になります!
そして、この二人の凸凹コンビがとてもいい味を出しているんです!
会話の掛け合い、そして物語の情景が深刻な状況なはずなのに、なぜかコメディの要素も感じて……とにかくギャルの桜蓮が異世界慣れしてないのがまた新しい!
最初から異世界に始めてきたのにすぐに順応できる物語が多い中で新鮮でした!
異世界に全く触れたことがない人は、きっとこんな感じなんだろうな……って本当にイメージが浮かんでくるんです!(ギャル目線で)
二人の距離感がまた何とも言えない距離感で絶妙で面白いですよ!
このコンビ、純粋に凄く好きですっ!