第23話 恥ずかしいゲームの始まりと決着
本日は2話投稿する事が出来ました(*’ω’ノノ゙)次回はお願いの続きのお話しかクリスマスが近いので番外編でクリスマスのお話を書こうと思います。冬休みに入れば投稿の速度が上がると思いますのでよろしくお願いします。☆や♡での応援や評価お待ちしています。
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恥ずかしい…このゲーム!いったい誰が考えたんだ?違うことで今の状態を忘れようとするが太陽の声で引き戻された。
『燐?こっち向いて』
『うー』
キラキラオーラを放出している太陽なんて見れるかよ!あまりの眩しさに目がつぶれるじゃないかと思う。
『りーん?こっち向いて』
なんだよー!その笑顔はめっちゃ嬉しそうじゃないか…別に俺は楽しくないんだからなぁ。
『うー』
俺の口にはポッキーが一本入れられており喋ろうにも変になるからうーと唸るような声を出している。
『可愛い💕』
太陽には子猫が最後まであがこうと威嚇している様にしか見えず…唸っても可愛いとしか思っていかった。
『諦めてね?』
俺は絶対にポッキーゲームなんてしてやるかと首を反対に向けていたが顔を太陽の方に向けられてしまった。
『ずるふぞーー!』
『ふふ…』
『ポッキーゲームしようね?もちろん負けたら俺のお願いを3つ叶えてね??』
急になんだよ?太陽の願いを3つ叶える??なんて理不尽なんだ。
『燐が俺に嫉妬させるのが悪いんだからね?少しの事でも嫉妬するからご機嫌取りは飼い主の仕事だからね?』
『う?』
俺が飼い主…逆じゃないか?どちらかと言うと俺の方が犬とか猫の扱いじゃないか思う。
そんなことより、俺が勝ったらどうなるんだ?そうしたら俺の願いを叶えて貰うからなぁーー!お菓子1年分とかイチゴミルク1年分お願いしてやる。
『おれふぉのねがいぶもー』
『もちろん!燐が勝ったらね?』
太陽は余裕の笑みで言った。
てか、よく俺の言ってることがわかったなぁ…自分で話しているがよく聞き取れないと思う。
『それじゃあいくよ~』
太陽の掛け声によってポッキーゲームが始まった。
俺の咥えていたポッキーの端を太陽が咥えた…俺に笑顔を向けながら少しずつポッキーを食べて俺の方に近づいてきた。
俺も負けじとポッキーを食べるが顔が近づいてくるにつれ恥ずかしくなりペースが落ちていった。
あと少しで引き分けになるぞ~!俺がニマニマとしていたら…太陽が耳を指でなぞってきた。
『ひぁ…』
『あっー!!』
俺は急な刺激にたえられずポッキーを離してしまった。
『俺の勝ちだね~♪』
太陽は残ったポッキーを食べながら話してきた。
『ずるいぞーー!さっきのはずるだ!!』
まさか、急な刺激が来るとは思わないだろ…なんて卑怯なんだ。
『勝ちは勝ちだよ~!燐は相変わらず敏感だね』
俺がさらに言おうとすると制服の上から俺の乳首を爪でカリカリしてきた。
『ひゃん…ちょっとやめー!』
太陽のハレンチな手をペシペシして俺の乳首から手を離させた。
『勝ちは勝ちだよ?それとももう1回やる??』
『いや…』
もう1回やるとか言ったら、また同じになるはずだ!次は脇の下とか違う場所を狙われる気がする。
『もう1回やってもいいんだよ?』
『別にやらなくていい!!』
俺は全力で首をふった!だって、太陽の目が俺の大事な所を見ているだもん!!次はそこをイタズラ?ハレンチな事をされる気がした。
『じゃあ俺の3つの願い叶えてね?』
『わかった…』
こうして…ポッキーゲームは太陽の勝ちで終わり俺が3つの願いを叶えるはめになるのであった。
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