第22話 太陽がヤンデレ化した?すねた太陽の相手をするのは大変です
600PVになりました!投稿が遅れているなかお読み頂いた皆様ほんとうにありがとうございます。完結出来るように頑張りたいと思いますので☆や♡での評価やコメントなどもお願いします。ぜひ、お待ちしています。
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『燐?こっち向いて』
『うー』
キラキラオーラを放出している太陽なんて見れるかよ!あまりの眩しさに目がつぶれるじゃないかと思う。
『りーん?こっち向いて』
『うー』
そんな可愛い?色っぽい声でお願いしても俺は向かないぞ!だってそっちを向いたらポッキーゲームをやるとか言うんだろ。
ことの始まりはお昼に入って俺が貰ったポッキーを美味しそうに食べてたら太陽がすねたことが始まりだった。
『そのポッキー美味しい??』
『うん!!めっちゃ美味い』
『ふーん』
あれ?さっきまでニコニコしてたのに太陽から黒いオーラが出てきた気がする。
俺はなんかしたのか?いや普通にポッキーを食べてただけだし…別に関係ないよな??うん!俺は関係ない。
『燐?』
『なんだよ…』
太陽が俺の事をじっーと見てくるが俺はポッキーを口に入れてリスの様にモグモグと食べていた。
『あげないぞ!俺が貰ったやつなんだから』
『気にくわない』
『ふぇ…??』
気づいたら俺は太陽に抱き締められていた。
『燐はさ…俺の事好き?』
俺の耳にささやくように話しかけてくる…いつもは自信たっぷりに聞いてくる太陽が今日は弱々しく聞いてくる物だから俺はしっかりと答えた。
『好きだよ…』
ちゃんと回りを見てから言ったからなぁ!本当は学校で抱き合っているのも見られたらヤバイし…でも、こんな反応する太陽が珍しいから俺の気持ちを言った。
本当は好きなんて言葉では足りない!愛してる!!でも、俺にそんな事を普通に言えるようになるにはまだ時間が必要だ。
『そっかぁー💕』
おっ!太陽の声が明るくなった!!太陽から出ていた黒いオーラもしまわれ明るいキラキラオーラが戻った。
『ポッキーよりも俺が好き?』
『もちろん…』
俺か答えるとさらにぎゅーっと抱き締められ髪の毛やまぶた…俺の顔にはキスの嵐がふってきた。
『じゃあさ俺のお願い聞いてくれない?』
『えっ?』
何で急にお願い?話の内容に俺は追い付いて行けなかった。
『燐はポッキーより俺が好きなら一本ぐらい俺にくれるよね?』
うーん?太陽がいいたい事が全くわからない…どういう真意が隠されているんだ??でも、一本ぐらいはあげるぞ!そんなに狭い心の持ち主ではないからな。
『うん…』
『よかった~!じゃあポッキーを一本咥えてね?』
『えっ?なぁふにするのー!』
俺の持っていたポッキーの袋から一本取り出し口に突っ込まれた。
『燐は可愛いなぁ~💕』
『うー』
『可愛い💕』
頭にほっぺにチュッチュッと甘い…これでもかと甘いこれはお酒でも入っているのか?そんなわけないよなぁ…今日の太陽は頭を打ったのかな??俺には理解で出来なかった。
これが太陽とポッキーゲームを始めるまでの一部始終だった。
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