第19話 スパダリ太陽と甘い新婚生活??
就活やテストがあり投稿が空いてしまいました。本当は11月11日に合わせて番外編のポッキーの話を書こうと思っていましたが書けませんでした。機会があれば少し遅いポッキーの話を上げたいと思います。投稿が不安定になると思いますが完結まで書きたいと思いますのでどうぞよろしくお願いします。♡や☆で応援してくださると制作意欲がさらに上がると思いますので機会があったらポチっと評価をお願いします。長くなってしまいましたが物語をお楽しみ下さい。
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お布団の中がポカポカして気持ちいいなぁ~学校だから起きないと行けないけどアラームが鳴らないなぁ…??俺は布団の近くにあるはずのスマホを探した。
『う…ん…』
スマホを探していると暖かい物に触れた。
なんだろう…俺はさらに暖かい物を掴むと何故かその物は動いたーー!俺は驚いて目を開けた。
『燐💕くすぐったいよ~』
『ふぇっ??』
目を開けると目の前には太陽がいた!!なんでいるの?寝ぼけている頭で一生懸命考えた。
『あーーーーー!』
思い出した!!…昨日は家に帰ると太陽がいて太陽の家に泊まったんだった…しかも、抱き枕にされて一緒に寝たんだった。
『燐は朝から元気だね!夜ご飯を食べていないからお腹空いたよね??これから準備してくるね??』
『あぁ…』
太陽はベッドから起き上がり部屋を出ていった。
『さっき触れた暖かい物は太陽だったのか…体勢からしてお腹かな??無自覚にペタペタと触ったとかはずぃ…』
俺は思い出して恥ずかしくなり…八つ当たりに太陽の枕をバンバンと叩いた。
『とりあえず…制服に着替えないと!』
ベッドから起き上がって着替えようとした…まてよ??そのまま泊まったから服がないんだ。
さてどうしよう!!昨日の制服しかないけどさすがに同じのは着たくないよなぁ…家は隣だし取りに行くか?シャワーも浴びたいし家に帰ろう。
『よし帰るぞ~!!』
俺はベッドから起き上がってリビングにおりた。
リビングのドアを開けるといい匂いがして、エプロンを着けた太陽がテーブルに朝食を並べていた。
『朝食の準備出来たよ~』
『うまそうーー!』
テーブルの上には目玉焼きにベーコンとレタス
、コンスープ、食パンがきつね色に焼かれていた。
『燐の家は朝はパンだもんね?』
『覚えてたのか?』
俺の家は朝はパンと決まっていて普段はお母さんと食べている…お父さんは小説家で部屋から出てくるのはたまにだから部屋から出てきた時は一緒に食べている。
まぁ、ほとんど締め切りに終われて部屋から出てこない!!太陽の親は両親ともに働きやでほとんど家にはいないから独り暮らしと変わらないと思った。
『もちろん!燐の事なら何でも覚えてるよ』
『そっかぁ…』
『テレビつけるな?』
俺は照れくさくてテレビをつけた。
『いいよ』
テレビをつけると朝のニュースがやっていた!俺はいつもめ○ましテレビ派で時間事にくる占いとかを見るのが好きだ。
立っていても食べれないから俺達は4人掛けのテーブルに向かい合わせに座ってご飯を食べ始めた。
『いただきますーー!』
『いただきます』
めっちゃうまそうだなぁ~!!何から食べよう?やっぱり朝はスープを飲んで体を暖めようとコンスープから口をつけるのであった。
俺が夢中になってご飯を食べていると太陽がニコニコとこちらを見ていた。
『なんだよ…』
『美味しそうに食べているのが嬉しくてね』
『…だって美味しいもん』
恋人が作ったご飯って美味しいよな?やっぱり愛情がたくさん入っているからかな??俺が正直に美味しいと伝えると太陽は幸せオーラを撒き散らしながら笑った。
『そっかぁ~』
めっちゃ嬉しそうだなぁーー!そんな笑顔が見れるなら少しぐらい正直に話して見ようと思った。
そして、またご飯を夢中になって食べ始めた。
『ふぅ…お腹いっぱい!ごちそうさま!!』
『あっ!』
『ぅん??』
『ここにパンカスがついているよ?』
『えっ??』
どこだと俺が取ろうとする前にペロッとパンカスが取られた…。
『ギャー』
『ごちそうさま』
太陽はテーブルの上にあった食器を持ってキッチンへ行った…おそらく、キッチンにある食器洗い機に使った食器を入れているんだと思う。
『甘い…』
朝から新婚かよーー!空気が甘いぞ!!俺はさっき太陽にペロッとされたほっぺを触ってぼっーと立っていた。
『燐?』
俺がぼっーと立っていたら太陽が戻ってきた…いつの間に戻ってきたんだ??やっと俺は動く事が出来た。
『これ制服とお弁当ね!鞄も準備してきたよ』
『えっ??いつの間に!!』
『ご飯を準備した時に取りに行ってきたよ?そうだ、お風呂も入れるように準備してあるからシャワー浴びてきな!』
俺がベッドの上で唸っている時に取りに行ったのか?ご飯も作れて俺の動きに合わせて準備もしてあるとかすごくないか?これは世に言うスパダリ(スーパーダーリン)だ。
『ありがとう…』
『急がないと遅刻しちゃうから準備しないとね?』
『うん!』
俺達は学校に行くため準備を急ぐのであった。
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