第12話 初デート
恋人になって…初めての週末がきた。
俺はバイトをしていないから、土日は休みだ~♪宿題がない限りはゆっくり起きてまったりするのがこうれいである。
だが…今日はいつもと違う!!なぜなら太陽と初デートだからだ~♪金曜日の帰りに誘われたんだ。
だから、俺は服を選んでいた。
『何を着ていこうかな…シンプルな方がいいかな?それともカッコイイ系かな??』
何を着ていこうかめっちゃくちゃ悩む…太陽はシンプルな服で着そうだよな?それなら俺もシンプルな方がいいよなぁ!よし、これに決めた。
結局シンプルなコットンのYシャツに黒のチノパンにした!鞄は肩掛けの小さいのに財布、スマホ、ハンカチ、ティッシュ、飴を入れた。
『これで準備は完了だ!!あとは太陽が来るのを待つだけ』
忘れ物はないかと確認した。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
ピーンポーン…チャイムがなった。
もう来たのか?今日はいつもより早いんだなぁと考えながら玄関に向かうのであった。
玄関を開けると俺が予想した通りにシンプルな服を着た太陽がいた。
『おはよ~燐💕』
『おはよ…』
いつも通りに話したいけど、なんか緊張する!!初デートを意識してしまった。
『今日は楽しもうね?』
『あぁ…』
どうしたら、緊張はほぐれるんだ?楽しもうにも緊張をほぐしたい!!どうしたらいいんだ。
そんな俺の不安を飛ばしたのは太陽だった。
『緊張しなくていいんだよ?いつも通りのツンデレな燐でいいからね!俺はそんな燐を愛してるからね』
『ツンデレってなんだよ~!俺も太陽の事…その…愛してるからな!!』
太陽は本当に凄いなぁ…俺の不安を吹き飛ばしてくれた!!ツンデレって何だよって思うけど愛してるって言われるのは嬉しいと思う。
もう俺の顔暗い顔はニコニコだ。
『じゃあ出かけようか?』
『うん!』
こうして俺達は初デートに出かけるのであった。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
皆は初デートはどこでデートをしたんだ??俺たちは俺が見たいと言った映画を見に来ている。
映画館までは家から駅まで歩いて、電車に乗ってきた!!大きなショッピングモールの中にあって映画を見たあとはご飯を食べたり、服を買う予定だ。
『とりあえず、映画の席をとろうか?』
『そうだな!!』
やっぱり映画館に来たらチケットを買わないとなぁ!!お土産とかは後で見よう…まずはいい席をとらないといけないな。
2人で券売機の画面を見ながら席を選んだ。
『中央の2席が空いてるからここでいいかな?』
『めっちゃ見やすい位置だな!!空いててラッキーだ~♪』
俺たちは中央の線を挟んでど真ん中を選んだ!!俺はいつもそこが見やすいと思うからそこをいつも選んでいる。
『映画を見るまで後少し時間があるからお土産見ようか?』
『うん!見る!!』
俺は今日見る映画のグッズを見た!色々あるなぁ~♪クリアファイルにキーホルダー、ぬいぐるみ、シール、マグカップ、Tシャツ悩む。
『何か良いものあった?』
『悩んでいる…これもいいしあれも欲しいよなぁ!』
俺はキーホルダーとクリアファイルを眺めた。
『何を悩んでるの?』
『種類がたくさんあるから悩んでる…』
映画館に売ってる商品ってクリアファイルでも3種類ぐらいあるし、キーホルダーも各キャラ事にあるからこの中から選ぶのは大変だ。
しかも、キーホルダーとかもランダムの箱とぬいぐるみキーホルダーみたいな中見がわかるものもある!!ランダムだと中見がわからないが自分の好きなキャラが出ると嬉しいのだ。
『よしこれに決めた』
俺は今日見にきたアニメ映画の主人公が大きくてのったクリアファイルとランダムのアクリルキーホルダーの箱を選んだ。
『買ってくるからまってて!』
『うん!ゆっくりでいいからね?』
太陽は俺が選んでるのを微笑ましそうに眺めていた。
レジは混んでいた。
『何でこんな時に混んでいるだ~!』
時間を見ると後7分ほどで始まってしまう!!まだポップコーンと飲み物を買っていないのに早くお会計を終わらせないとな…そう思っていてもレジは進まない。
気持ちが焦っていく…映画も見たいし!!でも先に買わないとグッズが無くなる気がするから諦めきれない。
前には後2人のお客さんがいて…あともう少しだと思っていると横から急に声をかけられた。
『焦らなくても大丈夫だよ?』
『えっ?』
太陽がポップコーンと飲み物を持って横にいた。
『もうポップコーンと飲み物は買ったからゆっくりお会計してね?』
俺が見ないうちに買いに行ってたのか?しかも、俺が好きなキャラメルと塩のコンボでバターもかかっている…飲み物は俺がよく飲むコーラみたいだ!!俺の好みをわかっている。
『あっ、お金出してくれたんだな!いくらだった?』
『平気だよ?燐が美味しく食べてくれたら嬉しいな!それにこれぐらいは奢らせてね?』
『ありがとう💕』
何て紳士なんだ??イケメンに優しいとか反則だ!!もう俺のハートは捕まれドキドキだ。
『次のお客様!』
『あっ…はい!!』
そんなことを考えていたら会計の順番がきた!!時間を見ると映画が始まるまで3分だ。
『さぁ、行こっか!』
『うん!』
映画のチケットを入り口のスタッフにだして俺たちは映画の中に入った。
映画を見たあとには一緒にご飯を食べたりお揃いの服を買ったりと初デートを楽しむのであった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます