09 駆けつけたのは……ピンクの、羽?
「――エド! ねえ、エドってば……っ」
(どうしちゃったの?)
エールを呷った直後、倒れ込んできたと思ったら今度はいきなりすごい力で腕を引かれ、エトワールは困惑した。
「いいからついてきてよ」
そう言うとエトワールの腕を掴んだまま、どんどん市の中心から遠ざかっていく。
「ねえ、エドっ。おじさんの診療所はそっちじゃないわ。それになんだか様子が変よ」
いつもはこんなに強引じゃないのに。
アルコールが入って乱暴になる人はいるものの、なんだかそれとは違う気がする。
エドは人波のせいでまっすぐ進めないのに、周囲の状況が見えていないのかそれとも無頓着なのか、ただひたすらまっすぐ突き進んでいく。いったいどこへ向かっているのだろう? もう少しゆっくり歩いてと懇願しても歩調を緩めてくれる気配はない。
ほとんど引きずられるようにして進みながら、異様なエドの様子にエトワールは恐怖を感じるばかりだった。
(痛っ……)
それに、小柄な体は人波に翻弄され、嵐に揺られる小舟のようにあちこち人にぶつかるたび、悲鳴を上げている。
「いってぇな!」
「ちょっとっ、なんなの?」
「前見て歩けっ!」
ぶつかり、蹴られ、次々と身が竦むような罵声が浴びせられ――けれど、驚いたことに、恐怖の後に湧いてきたのはエドに対する怒りだった。
(ついてきてほしい場所があるにせよ、いくら何でも強引すぎる)
だからエドの後頭部を睨みつけると、エトワールは勢いよく腕を引いた。
「もうっ、離してよ!」
肩が抜けそうな感覚にたじろぎそうになりながらも、どうにか踏ん張って足を止める。とうぜんここまで抵抗すれば、腕を離してくれるものだと思っていた。
しかし、エドはたたらを踏んで振り返ったものの、むしろ握っている手にぎゅっと力を込めるとエトワールを睨みつけてきただけだった。
「なに? さっきからついてきてって言ってるだろ」
「でも、引っ張られたら痛いわ。それに手も」
「……手?」
不機嫌な態度にすくみ上りそうになりつつも、エトワールはなけなしの勇気を奮い立たせ、つかまれたままの腕を持ち上げた。
それなのにエドは一瞬だけ視線を落とし、ああと一言呟くだけだ。
そして次の瞬間、エトワールが感じたのは強い衝撃だった。
「ごちゃごちゃうるさいなっ!」
「――きゃ」
どんっ……と、胸に何かがぶつかり息が詰まる。突き飛ばされた、と気が付いたのは体が傾いでからで、その拍子に仮面が外れ、人でごった返す石畳に投げ出される。
(そんなっ……)
バランスを崩しながら、エトワールはひしゃげていく仮面を見つめ、ああ、自分も同じ運命をたどるのだ、と覚悟した。
雑踏にもまれ、蹴られ、そして――。
(――っ!? …………え?)
エトワールを襲ったのは、想像とはかけ離れた感触だった。
(い、たく……ない?)
確かに背中から歩道へと投げだされたはずだ。いや、今の体制だと尻もちか。
けれど、どうしたことだろう。エトワールの体を受け止めた地面は、石畳にしてはやけに柔らかい。それに、いい匂いもする。
暖かくて、程よい弾力があって、わずかに上下している……これは。
「女性に手を上げるのは感心しないな」
突然、低くて心地良い声が間近で聞こえ、エトワールはびくっと体を震わせた。
(な、なんで? こんな近くから……っ)
恐る恐る薄目を開けて、声の発信源をうかがう。すると見えたのは――ピンク色の、羽。だった。
(……え? なに、これ?)
一瞬、視界いっぱいに広がった、どぎつい色の羽に目を奪われた。が、次第に視界がはっきりしてくると、それは仮面についた羽飾りだとわかった。
驚きが去っていくと案外冷静になるもので、気が付けばエトワールは、自分の置かれた状況――もと言い、支えてくれている男性をまじまじと観察していた。
何がどうしてこうなったのかはわからない。どうやら男性の胸に頭を預け、腕の中にすっぽりと抱えられているらしい。
男性は春霊祭特有の仮装をしていた。たぶん、もめているのに気づいて、仲裁に入ろうとしてこうなったのだろう。
纏っている黒いマントと同じく漆黒の髪は、癖がなく絹のようにサラサラで、例の奇抜な羽がついた仮面から覗く理知的な双眸は、エドを冷ややかな視線で射抜いている。
エトワールはその横顔にどことなく見覚えがある気がした。
でも、よく思い出せない。
顔はともかく、こんな印象的な瞳を忘れられるはずはないのに。
青と緑を一緒に溶かして固めたような、深い深い湖の色。
その独特な色合いの瞳はどこまでも澄んでいて、思わず見惚れてしまったほどだ。
(きれい……宝石みたい)
それに、唯一見えている顎の輪郭と鼻筋もとても端正で、きっと仮面がなければ――ううん、あっても――ものすごくハンサムな男性だとわかる。マントの下に隠された鍛え抜かれた肉体も、ちょっとやそっとじゃびくともしそうにない。
普段から体を鍛えているのか、それとも、肉体を酷使する仕事についているのだろうか。
「大丈夫ですか?」
「え――?」
不意に気遣わしげな声で訊ねられ、エトワールははっとした。
ほとんどあおむけの状態なのに倒れないのは、彼の体に全身を押し付けているからで……そんな状況でぼんやりと見惚れているなんて、恥ずかしいにもほどがある。
「は、はいっ、だいじょうぶですっ!」
悲鳴にも似た声を上げると、エトワールは弾かれたように男性から飛び退いた。
自分でもわかるほど、みるみる顔が赤くなっていく。それと同時に無意識に両腕をさすっていた。
この喪失感にも似た感覚は何なのだろう?
思いの外男性の体が暖かく、心地よかったせいなのかもしれない。たとえ事故だったとしても、誰かに抱きしめられたり熱を感じられるほど触れ合ったのは、ずっと昔のことだった。
幼い頃に両親を失い、身一つで異国へ流れ着いた彼女にとって、心慰める存在は血のつながらないベーグモントただ一人。
愛情表現の苦手なおじさんに温もりを求められるはずもなく、だからこそ、もう一度感じたいと思ってしまうのか――そんなことを考えて、エトワールは再び羞恥に襲われた。
(通りすがりの人に、変な思いを抱くなんて恥ずかしい……)
それに今は、そんなことを考えている場合じゃないはずだ。
「なんだよっ、あんた!」
視線を上げると、怒りに紅潮した顔でエドが男性にまくし立ていた。
どう見ても普通じゃない。瞳は血走っているし、呼吸も荒くひどく興奮している。さっきはまさかと思ったが、エドは本当にアルコールに弱かったのかもしれない。
◇◆◇
さて、どうするか。
少女が連れの様相にたじろいで後ずさると、ディオンはかばうように少年との間に身を滑り込ませた。
(直情型はアルの専売特許なのだが)
勢いにまかせて乗り込んできたは良いものの、その先のことはまったく考えていなかった。
(これはどうも、アルコールの影響だけじゃないな)
目の前の少年は瞳孔が開き極度の興奮状態で、周りが見えていないように感じられた。どこからどう見ても酔っぱらっているというよりも、ハイになった麻薬中毒者だ。
周囲を歩いていた人たちも異常を感じ取ったのか、足早に通り過ぎる人や遠巻きに傍観する人、はやし立てる人とそれぞれの動きを見せている。中でもけんか騒ぎの予兆に、顔を輝かせている見物客が多いかもしれない。
(あまり事を大きくしたくないんだが)
派手な格好で注目を集めることもそうだが、血の気の多そうな見物客が酔った勢いで触発されたら大変だった。
こんなところで大立ち回りを演じれば、騒ぎを聞きつけた警吏がやってくる。それ以上に、休暇中は騒ぎを起こすなと口を酸っぱくして言っているだけに、部下に目撃されたらたまらない。
いくら仮装しているとはいえ髪や顔全体を隠しているわけではないのだ。普段接している部下たちなら、やすやすと仮面の下の正体に気付くだろう。
そして確実に、これをネタにむこう一か月はからかってくる。
やつらならやりかねない。
こうなったらさっさと解決して去るに限る。と、心を決めた瞬間。
「そんなにもさもさダサい羽つけて、カッコつけてんじゃねぇ!」
少年がタイミングよく殴りかかってきて、ディオンはその好機に飛びついた。
(好きでつけてると思うなよ)
内心の苛立ちは顔に出さず、繰り出された拳を掴み手首をひねって背後にねじりあげる。そのまま腕に力をこめ上体を引き倒すと、少年はやすやすと膝をついて地面に突っ伏した。まあ、一般人相手ならばこんなものか。
「……ダサいのはどっちだ。暴力に訴えても何も解決しないぞ」
「いってぇ、はなせよっ、くそっ、どけよっ」
まったく威勢のいいことだ。
手加減はしているものの、こんなに暴れたら拘束されている腕の関節が痛むだろうに。このまま少年が力尽きるのを待ってから解放しようと思ったが、それには骨が折れそうだった。
体格はディオンほどしっかりとはしていないものの、それでも勢力旺盛な年頃である。麻薬で攻撃的になっていれば、驚く行動に走るのは想像に難くない。
案の定、不自然な方向に圧力がかけられているのにも構わず、少年はディオンを不振り落とそうともがき、手の中で骨が軋む音がした。
「――! おいっ、暴れるな。変に抵抗すると肩が外れるぞ」
「うっせえなっ、離せっていってんだろっ」
けれど、もはや少年の耳には入っていないようだった。
(仕方ない……)
説得をあきらめると、ディオンは少年の急所に手刀を打ち込んだ。
一応忠告はしたわけだし、抵抗できないほうが警吏にも引き渡しやすいだろう。
あとで鈍い痛みには悩まされるだろうが、骨が折れるよりはマシなはずだ。今までアルコール中毒者も麻薬中毒者も同じくらい対処してきたディオンでも、少年の状態は異様に映った。
ここまで痛覚に鈍感になれる薬には、いまだ出会ったことはない。アヘンチンキなどの鎮痛薬には似た症状がみられる。しかし同時に虚脱感を伴うから、今みたいに暴れたり暴力行為に走ったりはできないのだ。
(報告は上がってきていないが、新たな麻薬が出回っているのだろうか?)
この盛況ぶりなら祭りの最中に売りさばくのは、生き馬の目を抜くよりも簡単なことだろう。
また仕事が増えたかと思うと、ディオンは内心で深々と溜息を吐きだした。
(今回も休暇はおあずけだな)
いったい、いつになったら家族に会いに行けるのだろう。
半ばあきらめながら、力が抜け鉛のようになった少年の両手を体の横に戻してやっていると、背後で見守ってた少女が視界の隅で動くのが見えた。
「あの……」
ディオンは苦り切った思いで体を起こすと少女に向き直った。
「すまない。止めるだけのつもりだったんだが」
そう言って相手の反応をうかがう。ディオンの胸あたりにしか届かないほど小柄な少女は、大きなフードの下で首を振ったようだった。
茶色の布地が微かに揺れ、困惑したような呟きが返ってくる。
「エドは、彼は気を失ってるだけですか?」
「ああ、こうでもしないとどちらかが怪我をすることになったはずだ」
「いえ。むしろ助けてくださってありがとうございます。普段の彼はこんなに話が通じない人じゃないんですけど」
「……今までにも彼が豹変したり、暴力的になったことは?」
今までの反応からして少女に心当たりがあるとは思えなかった。ディオンがとりあえず訊ねてみると、やはり少女は小さく首を振った。
「いいえ、私の知る限りではこれが初めてです。こうなる前にエールを飲んでいたから、もしかしたらお酒に弱かったのかも……」
「いや、断定はできないが、おそらくは――」
「おそらくは?」
そのとき少女が顔を上げた。動きに合わせて顔を覆い隠していたフードがはらりと落ち、ディオンの頭から言いかけた言葉が抜け落ちる。
(まさか……)
まさか彼女のはずがない。でも、とても良く似ていた。
思わぬ衝撃に動けずにいると、ふたりの視線が絡み合う。あどけない表情。金を溶かしたような髪とその瞳。
あのときも、彼女は今みたいに不思議そうにこっちを見つめていて……。
「――っ、危ない!」
はっと息をのむなり、少女が叫んだ。
鋭い警告に突き動かされ、ディオンはとっさに体をひねった。
その動きは背後から近づいた黒い影の攻撃を避けたものの、遅れて飛んできた何かが視界をかすめていく。
それが人の拳だと認識したとたん別の何かが仮面を叩き落とし、右のこめかみに焼けるような衝撃が走ったのと同時に、むせ返るような花の匂いが顔面に降りかけられる。
(今度は何だっ)
中身の入ったマグで殴られたのだと気づいた直後には、すでに勝敗は決まっていた。
もちろん少年のときのように、手心を加えたりはしない。
視界がきかなくとも、身をかがめ反撃する動きに迷いはなく、気配のする方へと肘鉄を見舞うと「うっ」という呻き声とともに、確かな手応えを感じた。
それでもとどめとばかりに相手の股間を蹴り上げたのは、ちょっとした意趣返しだ。これで当分はおとなしくしているだろう。
(くそっ、それにしてもひどい臭いだな)
まったく、痛いし臭いし、おまけにべたべたする。こんな仕打ちを受けるなんて、どんな恨みを買ったというのか。
殴りかかってきた相手が音を立てて地面に突っ伏して初めて、ディオンは襲撃者の顔を見た。けれどあいにく、相手は面識のない男だった。
ただの血の気の多いお祭り男か、それとも、少年の関係者か。
地面にうずくまり、悶絶する男を問い詰めようとすると。
「いってー。容赦なさすぎだろ」
人ごみから男の心情を代弁するような声が聞こえてきて、ディオンはのんきに野次馬をかき分け近づいてくる赤毛をにらんだ。
「遅いぞ、アル――っ」
とたん、眩暈に襲われたたらを踏んだ。どうにか体勢をたてなおしたものの、ぐるぐると視界が回っている。
「おいおい、大丈夫か?」
「くそっ、くらくらする」
どうやらこの気分の悪さは、あの甘ったるいエールのせいだけではないらしい。ディオンが眩暈を追い払うように頭を振ると、ぽたっと、赤い滴が地面に滴り落ちた。
「ひどいな。絞められたばっかのニワトリみたいになってるぞ」
「あんまりうれしくない表現だな……どうやら当たりどころが悪かったみたいだ。マグについていた金具が錆びてないことを祈るよ」
少女も同じことを思ったのか、おずおずと近づき小さく息をのむ。その顔が青ざめていくのを見て、ディオンは顔をしかめた。
(自分で思っている以上に見た目が酷いのか?)
袖口で顔を拭うと、黒いマントにベッタリと濡れたあとが付き、意識したとたん痛みがぶり返してくる。
「あの……こ、この近くに診療所があるんです。破傷風になったらいけないし早く洗浄しないと。それに血も……」
「そうだな。ぶっ倒れたくないなら、その垂れ流してる血を止めたほうが良い」
アルバートにしては珍しく真剣な口調だった。少女に同意しながら表情を曇らせると、彼は背後を指差した。
「そこらへんで喧嘩騒ぎも起こっているみたいだし、これ以上厄介ごとに巻き込まれる前にずらかってたほうが良いぞ」
「喧嘩騒ぎ?」
「ああ、酔っぱらい同士の喧嘩だろう。あちこちでけが人も出ているみたいだから、そのうち警吏が――」
言い終わらないうちに、遠くで無数のピーッという笛の音が上がり、そのうちのいくつかが近づいてくる。とたん、あたりは騒然となった。
直接けんか騒ぎに加わらなくとも、傍観していただけで罪に問われることもあるからだ。
「ちっ、噂をすればだ。ここはオレがうまく誤魔化すから、そこの嬢ちゃんを連れて行け。始末書なんてごめんだろ」
「すまん」
「嬢ちゃん! そいつが変になったら迷わずぶん殴って逃げろよ」
「馬鹿なこと言うな」
アルバートの軽口に冷ややかな口調で応えると、ディオンはうろたえている少女の手を取った。
「すまないが、診療所まで案内してくれないか」
「は、はい……」
少女は地面に寝かされている少年を見て、ディオンの傷を見ると、小さく頷いた。
気丈な子だ。それに賢い。
彼女は騒ぎの間、取り乱したりはしなかった。普通ならとめどなく流れる血を前にして、気絶したり気分が悪くなったりするだろうに。
今も瞬時に状況を見て取ると、自分ができる最善を選んで動いたことに、ディオンは感心していた。
(こういうことに慣れているのだろうか? でも、彼女が本当にステラだとしたら……)
――いったいどうやって生き延びたのだろう。
戦禍の中、ガレリア王の手を逃れるのは容易ではなかったはずだ。それに両親はどうしたのだろう。今はこの国で暮らしているのだろうか。
思い始めると次々と疑問がわいてきて、けれど、それを口にすべきなのかわからずに、ディオンは無意識に少女の手をぎゅっと握りしめた。
数年前の法改正で、魔法所持者には国が管理する”異能者名簿”への登録が義務付けられた。それはここ近年、主にガレリア国から移住してくる異能者の人口が増え、国内における犯罪が急増したからだ。
そのため異能者を管理するものとして、無登録者の召喚もクリムゾンの仕事の一つとなっていた。当然長官と副官には名簿の謁見が許可されている。しかし、ディオンも捜査のために何度も目を通しているが、ルークスウィアの名前は一度も見た覚えがなかった。
そう、見ていれば何としてでも探し出そうとしたはずで――見つけらなかったということは、彼女が登録を拒否しているということだ。
別にそれは違法ではない。魔法を持って生まれても、使いさえしなければ罪に問われることはない。けれどその一方で、たとえどんなに一瞬であろうとも一度でも無登録者が魔法を使えば、必ず陛下の
特異な能力者と分かればなおのこと、陛下は興味を覚え謁見を命じるはずで。現時点で陛下が何も言ってこないということは、その可能性は極めて高かった。
(陛下はこの国の遥か片隅で小さな針が落ちたとしても、絶対にその音を聞き漏らしたりされない御方だ。だからこそ、彼女は身を隠しているのだろうか? 陛下に見つからないように力を隠して……)
小さく華奢な手に引かれ路地に向かって歩きながら、ディオンはぐるぐると回る頭で、答えのないを疑問をずっと問い続けていた。
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