私の居場所 186
高浜さんの発言が続いてます。
「
それで
オレは、あの曲を
けど、真土勝之の脳内には、別の考えが発生したようだ。次の日昔所属していたレコード会社に行って、再メジャーデビューを訴えたんだ」
日向隊員が質問。
「Technical-Hがデビュー曲をカバーしてくれる今なら、売れるはずだと訴えたんですか?」
「まあ、そんなところだったんだろうな?
オレと
前にも言った通り、真夜中のノックの曲の作詞はずーっとオレがやってた。なのに初めて
そこでオレは一計を案じた。真夜中のノックの曲はそれまでは
千石さん。
「
「ああ。
さっそく
千石さん。
「それが今灯里ちゃんが歌った曲なんだな?」
「ああ。オレは
オレは一瞬で頭に血がのぼったな。そこからはもう本気の殴り合いだった。一番被害を受けたのは・・・」
高浜さんは横目で諏訪さんを見て、
「オレたちを止めようとした彼だった」
諏訪さんは苦笑いで、
「あは、あんときはマジで痛かったですよ」
高浜さんは言葉を続けます。
「オレが
さらに、
「そのあと
と言おうとしましたが、真土勝之の実の娘真土灯里の前です。それは言わないでおきました。
高浜さんの言葉が続きます。
「オレと
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