侵略者を撃つな! 53
広川雫の話が続いてます。
「でも、変わっちゃったんだ、あの
けど、これを公開したら、私、ひなたたちの友達じゃなくなっちゃうよね。またひとりぼっちになったゃう。それが怖いんだ・・・」
「私と友達になりたいの?」
その真田
「ふざけないでよ! なんであなたなんかと!」
真田
「わかったよ。友達になろ」
広川雫の顔がぱっと明るくなりました。
「ありがとう」
広川雫は手にしてたスマホを真田
「じゃ」
と言うと、広川雫はきびすを返しました。が、
「待って」
その真田
「私たち友達になったんでしょ。いっしょに帰ろ」
広川雫の顔が笑顔に変わりました。
「うん」
2人は並んで歩き始めました。
「ただいま~」
真田
「な、何よ、これ・・・ こんなことされたら、誰だって自殺しちゃうじゃん・・・
よーし、これをネットで公開してやる!」
真田
けど、この映像には山際怜子の一番秘密にしておかないといけない肉体の部分がばっちし映ってます。これをそのままあげるなんて、絶対不可。で、その部分にモザイクぼかしを入れることにしました。
でも、真田
「う~ん、もう! もう! もう!・・・」
真田
「
とお母さんに呼ばれても、
「あとでーっ!」
と応えるだけ。
と、真田
「もう、
突然ドアが開いたもので真田
「え?」
これを見られたらまずい! 真田
「もう、お母さんたら!」
が、お母さんは見てしまいました。ディスプレイに映る山際怜子の恥ずかしい姿を。お母さんはあっという間に鬼の形相に。
「あ、あなた、なんなの、その
ああ、最悪・・・ もうこうなったらお母さんにすべての事情を説明しないといけません。
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