第483話 続・ボウリング4
現在名古屋へと遊びに来ている俺たちは――。
うん。確か俺の記憶では買い物に来た……はずだったんだが――お昼ご飯の順番を待っいる間に、この後の予定やらやらの話がありましてね――何故かボウリングに行く事になっています。はい。なんででしょうね。
跡――俺は何か苦い思い出と言いますか――過去の事が頭に浮かんだりしています。はい。
ホント昔の記憶が――ってやつですよ。はい。
ここの3人を相手にするとおかしいというか。自信がなくなるというかですね。はい。悲しくなるんですよ。ってことで……弱いながらにも俺がいろいろ――意見。その他の楽しみでも――いうことはもちろん出来ず。うん。弱いながらでも何も言えなかったね。
斎宮さんが言い。柊が話しに乗って――海織も久しぶりに良いね。的な感じで話がまとまっていったら――まあ俺には何もできなかった。
途中で七菜だけが……まあ知らないからな。不思議そうな感じで――。
「加茂先輩は会話に入りませんが――ボウリング嫌いなんですか?」
ということを聞いてきたが――ね。
とりあえず……説明するより見せた方が七菜もわかってくれる――ってことを俺は考えつつも。もしかすると七菜も3人側。という可能性があったので――ちょうど話しかけてきてくれたタイミングで……。
「ははは……えっと。ちなみに七菜はボウリングは?」
そんなことを聞いてみると――。
「えっ?あー、ボウリングは平均以下くらいの実力ですかね。でもまあたまにストライクとか取れると気持ちいのでやるのは好きですかね」
そんな返事が来た。
うん。詳細な点数はわからなかったが――この時に俺はチームを決めたのだった。とりあえずね。
ちなみに俺と七菜が話している間に柊がボウリング場を調べたりして――うん、お昼を食べて少しした頃には俺たちは地下鉄に乗り移動していたのだった。
うん。こういう時の柊は早いというか。うん。慣れているのだろう。すぐに行先は決まったらしい。まあ俺は――とりあえず付いて行く。だったかな。
そういえば七菜がずっと不思議そうな顔をしていたな。多分俺の表情から何かを感じていたのかもしれないが――。
まあそんなこんなで地下鉄に乗ってしばらく移動して――はい。ボウリング場到着しました。である。
「久しぶりに来ました。ってまさか今日するとは思いませんでしたが――私今日スカートですが大丈夫ですかね?」
「大丈夫だと思うけど――うん」
店内へと入る時に七菜とそんなことを話しながら前を歩く3人について行くと――。
あっ。そうそう、3人はここに来る途中ずっと話していました。
この後行われるであろう……熱い熱い戦いに付いて……うん。何か――自慢ではない。と前置きをしつつも。柊はここ最近も言ったから今日は斎宮さんに勝てる。とかいう感じの話が聞こえてきて――。
一方斎宮さんは斎宮さんで、負けるわけない。見たい感じで話してまして――海織は、まあ楽しむというか。でも多分勝ちに行くのか。2人の会話にちょくちょく入っていた。
って多分後ろで俺と七菜が話していたのに気が付いているだろうから……後でなんかまた海織に突っつかれるかな――と俺が思っていると。
「3人と2人で分けるか?5人だと――時間かかるよな」
気が付くと既にボウリングの受付のところに到着していたらしく。柊がそんなことをみんなに聞いてきた。
「確かに。その方がいいかもね。じゃあどうやって分けようか?」
柊の問いに海織が答えつつ残りの3人に聞いてきたのだが――まあここは決まっている。うん。間違った分け方をすると――なので。
まあ確かにそのように分けるのがいいだろうと俺は思いつつ。うん。ここではっきりと言った。
「俺、七菜とでいいから。どうぞ3人で」
「えっ?」
俺が言うと七菜が隣で驚いた顔をした。
「えっ。いや――あれ?」
七菜が1人状況がわかっていない様子だったが――俺の提案により――多分勝負する気満々だった3人は……。
「じゃあ本当は七菜ちゃんともやりたかったが。俺、前は負けたからな。真面目に勝つためにそうするか。今回は楓に七菜ちゃんを譲ろう」
「楓君が七菜ちゃん独り占めー」
「いやいや、海織。わかってるでしょうが。俺はそっちに入ると――なんで」
「ふふっ。ごめんね。そういえば前に練習行こうって言ったのに行ってなかったよね」
「それはいいです、はい。海織は頑張ってください」
「うん。勝ってくるねー」
俺が言うと――なんか海織がご機嫌?になりました。うん、機嫌がいい事はいい事かな?と俺が思っていると――。
「いいなーいいなー。海織ちゃん応援してもらってる。七菜ちゃん応援してー」
「えっ、えっ?えっと――頑張ってください……?」
七菜がわからないなりにそんなことを言うと――。
「沙夜ちゃん先輩バージョンで!」
斎宮さんから注文が入っていたので――七菜は再度……。
「えっ――?さ、沙夜ちゃん先輩。頑張ってください?」
「うん!今回も勝ってくるから!柊なんて叩き潰してくるから!」
「……えっと――私前回を知らないんですが――」
七菜が戸惑った様子で斎宮さんと話し合っていると。
「七菜ちゃん俺にも応援を」
斎宮さんが喜んだあと、柊も七菜にお願いしたのだが――。
「嫌です」
「なんで!?冷たすぎない!?」
ということがあったのだが――まあ俺の予定通りの組み合わせに出来て――よかったです。ってそろそろ七菜にもちゃんと説明が必要か。と思っていると――。
「加茂先輩」
まあうん。そろそろ七菜が聞いてくるだろうな。と思っていたよ。である。
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