ЯeinCarnation

Document : Dictionary E ─設定資料E─

　用語や設定集をまとめたものです。

※五章に登場した用語や設定の情報のみなります。　　

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【用語集(人間)】

～クルースニクでの各の名称～

　クルースニクではルールが存在しない自然界と同等の無法地帯。人間たちの区別をするためにいつの間にか動物などの呼び名が以下のように作られた。

～獅子（シシ）～

　 権力を持ち、腕が立つ者の名称。格はヴィクトリアを除けば最上位とされている。メル曰く「マフィア染みた一味を作って偉い顔をしている"大間抜け"」

～鷲（ワシ）～

　情報を仕入れ、情報を売る者たちの名称。メル曰く「クソみてぇな連中の情報をクソみてぇな連中に売りさばく"盗聴野郎"」

～鶴（ツル）～

　 身体を見せつけ、お金を対価に売春する女たちの名称。メル曰く「自分の身体を売り物にして男共にアンアン腰を振る"ビッチ共"」

～蠍（サソリ）～

　 裏路地などで通り魔や殺人を行う者たちの名称。メル曰く「欲しいものは殺してすべて奪うような"快楽殺人犯"」

～蛇（ヘビ）～

　裏切りを度々繰り返す者たちの名称。名称の中では最も信頼性に欠けるため、誰一人として関わりを持とうとしない。

～狼（オオカミ）～

　常に群れで行動し山羊や鴨を襲う者たちの名称。メル曰く「一匹や複数の獲物を集団で喰い漁ろうとする"イキリ集団"」

～山羊（ヤギ）～

　むやみに争わず、辺りで手に入るものだけ貪っている者たちの名称。メル曰く「クソッたれ共の争いに首を突っ込まず、自然の恵みだけでのうのうと生きている"アホ"」

～鴨（カモ）～

　その名の通り、最底辺の弱者。強い者たちに喰われるエサの蔑称。メル曰く「ロザリアの"犬小屋"から逃げてきた最底辺の弱者」

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『動術（どうじゅつ）』

　人間と吸血鬼との肉体に関係する優劣を埋めるためにアーネット家が生み出した武術のようなもの。始まりの動術はアーネット家の鼓動である。動術は『継いだ体質と天性を活かす』ために名家ごとにいくつも派生した。

～鼓動（こどう）～

　心臓の鼓動を原動力にした動術。Arnet（アーネット）家の人間のみしか扱えないが、原点とされるだけあり動術の中では最も強力。相手が人間であれば心臓の鼓動一回分を利用し、殴打や蹴りで肉体を粉々にできる。

　心臓は一分間に六十回から百回ほど鼓動を打つため、一秒に一回から二回ほど鼓動を利用した一撃を叩き込むことが可能。

　「心臓の鼓動は我が主へ忠誠を誓う鐘の音である」という言葉を元に考案された。

～逆動（ぎゃくどう）～

　Blain（ブレイン）家が改良した動術。特徴は『力を込めにくい動作を可能にする』というもの。アレクシアやカミルが見せた"逆手持ち"は本来であれば、実力を半減させる持ち方だが、逆動を利用することで周囲と劣らぬ変わった剣術として扱える。

　上記からアレクシアが逆手持ちを好む理由は変わった剣術を扱い『相手に動きを読まれない』ようにするためである。「我らは常に裏を進む」という言葉を元に考案された。

～受動（じゅどう）～

　Raines（レインズ）家が改良した動術。特徴は『肉体で受け止めた力を自身の筋力の原動にする』ことであり、すべてを受け止めてこそ真価が発揮される。習得すれば肉体が鋼鉄のように硬くなる。硬度は習得度によって異なるらしい。

　剣術には反映しにくい動術だが、逆に言えば剣がなくとも吸血鬼と素手で張り合うことができる。「剣は肉体の飾りに過ぎない」という言葉を元に考案された。

～静動（せいどう）～

　Plender（プレンダー）家が改良した動術。特徴は『自身のあらゆる動きの音を消す』ことであり、ほぼ確実に先手を打てる状況下でいかに少ない手数で仕留めるかが重要となる。銃声は消せないが、剣の動きであれば消すことは可能。

　「静寂は心の隙を生む悪魔となる」という言葉を元に考案された。

～機動（きどう）～

　Trevor（トレヴァー）家が改良した動術。特徴は『回避と機動力で相手を蹂躙する』ことであり、吸血鬼と人間の治癒力の優劣が生まれぬよう、常に無傷で戦い続けられるかという点が重要である。剣術などに応用することで予期せぬ角度から攻撃を仕掛けられる。

　「力で風は掴めず」という言葉を元に考案された。

～律動（りつどう）～

　Arkwright（アークライト）家が改良した動術。特徴は『長期戦に向けて最低限の動きに抑える』ことであり、如何にして体力と集中力を削らずに長期戦へ持ち込めるかが重要となる。習得すれば一日中、もしくはそれ以上の交戦が可能。

　「肉体は傷みやすい消耗品だ」という言葉を元に考案された。

～煽動（せんどう）～

　Perkins（パーキンス）家が改良した動術。特徴は『言葉で相手の感情を動かす』ことであり、喜怒哀楽のいずれかを対話で故意的に高ぶらせる必要がある。剣や銃には反映できない。

　「激情は何者においても致命傷となる」という言葉を元に考案された。

～波動（はどう）～

　Abel（アベル）家が改良した動術。『波のような緩急を様々な動作に浸透させる』ことであり、穏やかさと激しさの境目を如何に保ち続けられるかが重要となる。焦ってしまえば『緩急の緩の部分』を、激しさが足りなければ『緩急の急の部分』が欠けるため、動術の中で扱いづらい。

　「時に慈悲深く、時に残酷であれ」という言葉を元に考案された。

～作動（さどう）～

　Irvine（アーヴィン）家が改良した動術。特徴は『相手の次の行動を意図的に引き起こす』こと。ただし力を行使すれば制圧可能な素人にはあまり活かせない。自身の型や実力を備え持った吸血鬼や人間に対して効果を発揮する動術。"相手を見極める観察眼"と"型に対する知識"も必要になる。

　「博識は敵を減らし、無知は敵を増やす」という言葉を元に考案された。

～反動（はんどう）～

　Oliver（オリヴァー）家が改良した動術。特徴は『外部の力を自身の動作に加える』ことであり、実際に様々な銃の反動を利用して近距離で交戦する。剣にこの動術を利用するにはもう片方の手で何かしらの銃を握る必要がある。

　「撃鉄はこの空と我らに響く」という言葉を元に考案された。

～変動（へんどう）～

　Newton（ニュートン）家が改良した動術。特徴は『決まった動きの中に不規則な自己流が加えられている』ことであり、確立された動きの中にどれだけ異端な動きを混ぜられるかが重要。

　「異例は常に勝利の事由（じゆう）となる」という言葉を元に考案された。

～異動（いどう）～

　Izzard（イザード）家が改良した動術。特徴は『自分の骨格や関節を外す』ことであり、右腕の肘の関節を外したり首を捻ったりする。外した関節などは元に戻すことが可能。ただし元に戻せるのはイザード家の人間のみである。

　「我らの肉体は枠組みに過ぎない」という言葉を元に考案された。

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【武装＆道具(人間)】

～電気石（でんきせき）～

　透き通った透明色に赤色・青色・緑色などが混ざり込んだ鉱物。モース硬度と靭性は七。加熱したり圧力を加えたりすると一端がプラスに、その反対の端がマイナスになって帯電する。ジュリエットはこの鉱物を改良し、電気を発明したらしい。

～絶縁石（ぜつえんせき）～

　六角柱に削られた細長い黒色の石。触れた物体や人体に帯電する静電気を吸収して、中の絶縁体で打ち消す役目を持つ。絶縁体にも限度があるため、過度な電量を吸収すると真っ二つに割れてしまう。

　電気石を取り扱うジュリエットの実験室にはこの絶縁石があらゆる場所に置かれているらしい。

～Nox（ノクス）～

　電気石から作られたナイフ。刀身は三十センチ程、持ち手を含めれば四十五センチ程。色は黒を基調、刀身は銀色。見た目に反しては軽い。持ち手の親指の部分にある小さなレバーを引くと簡単に刀身が外れ、戦闘中でも刀身を交換できる。

　持ち手や刀身には『Juliet』と金色の文字が刻まれている。ノクスの由来は"夜"。夜という由来なのは、ジュリエットが"夜更かしをして発明したから"。

～Punisher（パニッシャー）～

　電気石から作られたダブルアクションのリボルバー銃。長さは二十センチ程。重さはスマートフォンが四台分と重い方。銃身がオートマチック銃のようにフレームに囲まれている。

　六つの弾倉には弾丸ではなく銀の杭が装填されるが、杭の大きさは本来の半分程度。杭を採用したのは対吸血鬼用にするためらしい。

　銃身の側面に『Juliet』と金色の文字が刻まれている。パニッシャーの由来は"処刑人"。銀の杭を突き刺して"痛めつける"という意味合いもあるだとか。

～SnapBomb（スナップボム）～

　持ち運べる小型の爆弾、要は手榴弾。形状は円型のボール。使い方はピンを抜いて投げるだけ。爆発範囲は五メートルから十五メートル。目立たせようとしたのか、色は派手な黄色。手榴弾の表面にあるジュリエットの影絵はメルが描いたらしい。

　スナップボムの由来は"キレる爆弾"。試験テストをする度にジュリエットが酷い目に遭い「こいつは私にキレてやがる」という発言がこの名前を付ける理由となった。

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【街＆施設(人間)】

～MesaVilla（メサヴィラ）～

　クルースニクを東に抜けた森の奥地にある村の名前。ミネルヴァ・クルスの故郷でもある。過去に吸血鬼の襲撃を受けた際、バートリ卿に救われた歴史があり、村の人間はバートリ卿を過度に崇めている。

　異世界転生者（トリックスター）が原因でバートリ卿が殺された。村の人間はそう思い込んでいるため、異世界転生者に激しい憎しみを抱いている。

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【用語集(吸血鬼)】

～魔女（まじょ）の馬小屋（うまごや）～

　吸血鬼が存在しない異世界の存在を説き、信者たちに異世界転生者を喰らわせるカルト教団。「信じて仰げば、異境より迎えが来たる」という言葉で多くの人間を惑わせてきた。クルースニク協会の存在を鬱陶しいと感じている。

　真の目的は『奇術を扱える異世界転生者の選別』であり、スフィンクスが魔女を利用し、加護を持つ人間と戦わせる異世界転生者を捜索させていた。

　しかしこのカルト教団が初めて生まれたのはキリサメたちの世界。神崎七瀬がメルを庇うため雷に打たれ、後遺症で別人となってしまった。

　『あの雷は神の怒りだ』と教団の規模を大きくし、"渋谷スクランブル放火事件"にて世間へ教団の存在が露呈する。この後、教祖である神崎七瀬と娘のメルが自殺すると教団は自然壊滅した。

～魔女（まじょ）の馬（うま）～

　信者たちの名称。クルースニクの人間からは鬣犬（ハイエナ）と呼ばれている。信者たちの不安は「吸血鬼によって世界を支配される」こと。

～シェセプ・アンク～

　魔女の馬小屋の信仰神だが……スフィンクスの偽名である。スフィンクスは自らの手を下さずに、魔女や信者たちを利用し続けようとしていた。

～神機（じんき）～

　魔女の馬小屋でのスマートフォンの名称。平穏な異世界で暮らすためのチケットとして、教祖である魔女が信者に持たせていた。異世界へ招かれる資格を獲得した信者の神機は画面が点灯する、などと教えを説いていたらしい。

　しかしバッテリー切れを起こしているため画面が点くことはない。

～聖域（せいいき）～

　村の中央の砦の内部の名称。別名では"スクランブル交差点"。聖域を通るときは誰かと肩がぶつかろうが、スマホを見ながら通らなければならない。要は"歩きスマホ"の真似事をする必要がある。

～聖装（せいそう）～

　キリサメたちの世界にある私服の名称。室内で過ごす時は聖装をしなければならないという掟がある。アレクシアたちが選んだ聖装は以下のようなもの。

・アレクシア

　上:ぶかぶかのぬこぬこパーカー(猫耳フード付き)

　下:黒タイツ

　足元:スニーカー

・クレア

　上:肩出しの黒い服

　下:小麦色のだぼだぼした長ズボン

　足元:白のヒール

・イアン

　上:紺色のシャツ、白のジャケット

　下:薄い紺の長ズボン

　足元:革靴

～渋谷（シブヤ）スクランブル放火事件（ホウカジケン）～

　百名以上の死者数を出した無差別テロ事件。魔女の馬小屋の信者たちが着火剤を使用し、大規模な火災を引き起こした。この事件をきっかけに魔女の馬小屋が露呈し、警察が二年間という長い年月掛けて教祖の神崎七瀬を捜査する。

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【人物(吸血鬼)】

～信者:Enigma（エニグマ）型～

　アレクシアとクレアが売春宿で交戦した信者の名称。意識を失うと脳内に埋め込まれたエニグマによって肉体を支配される。エニグマの呪力によって動くため、吸血鬼と同等の怪力や機動力を持ち、日光に当たっても灰になることはない。

　退（しりぞ）けるためには肉体の心臓を停止させるか、信者がひたすらに呟いているエニグマを解明しなければならない。だが異世界のエニグマを解明するのは至難の技であり、一思いに殺すしかない。

　エニグマ型が襲い掛かる対象は"自身に危害を加えた人物"。エニグマの呪力を言霊に込め、対象に延々と聞かせ、鼓膜と脳を腐敗させていく。逆に言えば聴力を失った者に対してはこの呪力は効果が無い。

　余談だがクルースニク協会へ攻め込んできたエニグマ型の集団を、ヴィクトリアはたった独りで始末している。

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【奇術（トリック）】

　異世界転生者（トリックスター）に与えられた力の名称。"奇怪な術"という意味。ただし奇術を持つ異世界転生者は希少とされており、百人に一人か、五百人に一人の確率らしい。奇術の種類は以下の十一種類のどれかに区別される。

1.移動（いどう）

2.消失（しょうしつ）

3.出現（しゅつげん）

4.変身（へんしん）

5.変化（へんか）

6.復元（ふくげん）

7.貫通（かんつう）

8.浮揚（ふよう）

9.透視（とうし）

10.念動（ねんどう）

11.予言（よげん）

　人間の加護は、

・『人間相手には効果がない』

・『自身を強化するための力であり、相手へ干渉する力ではない』

　吸血鬼の災禍は、

・『吸血鬼相手には効果がない』

・『相手へ干渉するための力であり、自身を強化する力ではない』

　異世界転生者の奇術は、

・『人間や吸血鬼双方に効果を発揮する』

・『自身を強化したり、相手に干渉したりとどちらの力ともなり得る』

・『ただし奇術の欠点はどれも致命的なものとなる』

　というように各々異なる特徴を持つ。この三つの欠点を取り除いたものがバートリ卿やアレクシアの"血涙"に値する。

～青天（せいてん）の霹靂（へきれき） : 出現～

　魔女もとい神崎七瀬の奇術名。白色の雷を巧みに操ることで地面へ伝わせたり、自身の肉体に纏わせることが可能。威力を最大まで向上させるには、周囲にスマートフォンを配置し、バッテリーから電気を供給しなければならない。

　欠点は雷を相手に直撃させるために、相手が避雷針となる道具を所持していなければならないことである。この欠点を補うために神崎七瀬は信者たちにスマホを持たせていた。

～曇天（どんてん）の霹靂（へきれき） : 出現～

　メルもとい神崎紗知の奇術名。自身の母親との因縁を断ち切り覚醒させた力。黒色の雷を操ることができる。青天（せいてん）の霹靂（へきれき）が器用さと応用に長けているが、この奇術は威力と速さに長けている。

　欠点は消耗が激しいこと。長期戦には向かない奇術の為、すぐにガス欠を起こす。おまけにスマホから電気を供給もできない。

～自己暗示（じこあんじ） : 変身～

　魔女の針もとい不知火剣次郎の奇術名。頭に思い浮かべた人物になりきることが可能な力。現実に実在しなくともアニメや漫画のキャラになりきれる上、その技も完璧に再現ができる。どんなチートキャラにもなれるある意味で最強の奇術。

　欠点は暗示をするために必要な頭部。この奇術は自己暗示し続けなければならない集中力と激しい思い込みが必要となるので、常に百パーセントを維持するのは困難。頭部を損傷すれば奇術の効力は低下してしまう。

～暴食（ぼうしょく）の手（て） : 消失～

　魔女の壺もとい不知火氷璃の奇術名。左手で触れたものを何でも喰らい尽くしてしまう力。だが正確には喰らうというより呑み込んでおり、右手で呑み込んだものを吐き出すこともできる。物質はあっという間に呑み込めるが、生物となるとそれなりに時間がかかるらしい。

　欠点は左手と右手以外のすべて。脅威なのは左手と右手のみで、手首からへし折れば奇術は使えなくなる。つまり接近さえすれば脅威ではないということ。

　一見すれば"消失"と"出現"の両方を兼ね備えている奇術のようにも思えるが、あくまでも"消失"が主要となる。

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【血涙（けつるい）】

～Omen（オーメン）～

　キリサメが考案し、アレクシアがスフィンクスへ与えた新たな名。右手を振り払うと蒼色の上製本を裏側かつ見開きの状態で出現させ、『666』という数字が左目に浮かび上がる。

　それを表側に向ければ、蒼色に発光する文字がいくつも飛び出す。瓦礫や剣などにその文字を刻み込むと自分の思うように操ることが可能。刻み込まれた対象は蒼く発光し、どこかにEnigma（エニグマ）が刻まれている。

　ただし以下のような発動条件がある。

・右手で持った本を見開きの状態で、表側にして保持し続ける。

・上記の条件を維持し続けなければ血涙の力は解除されてしまう。

　マスカレイドは左手が封じられるように、オーメンは右手を封じられることになる。近距離戦には不向き。

　キリサメ曰く、オーメンの由来は『666っていう不吉な数字を見た時、とあるホラー映画を思い出してさ。悪魔の子に刻まれてた数字だったし、ピッタリかなって思ったんだけど……もしかして俺、呪われる？』

※6章開始は2/7(月)からです。