第6話 【魔王】の力

 「いくぞ!《アキレウス》」

 神速英雄アキレウスそれが蓮司の能力だ。

効果は《絶対先制の権利》まあようするに

相手よりも絶対に速く動けて、絶対に先制攻撃ができるという能力だ。……まあチート能力だな。ちなみにアキレウスはtypeアームズで靴型だな。


 「まったく!相変わらずの速度だな!」


 「まあな!避けれるものならやってみやがれ!!!」


 「こい!《アジ=ダカーハ》」


 「■■■■■■■■■ァァァ!!!!」

typeガードナーの上位カテゴリーの一つtypeガーディアン

絶対悪龍アジ=ダカーハそれが俺の能力。

効果は暴虐の三頭龍を召喚し使役する

《絶対悪龍召喚の権利》。


 「来たか!じぁ今度は《万物踏破の権利》

〈アキレス・ソニック〉!!」


  アキレス・ソニックはあらゆる障害物を無視して移動ができるスキルだ。

例えば地形ダメージや空気の抵抗を受けないだとか空中を踏みしめることができたりなど

幅広い能力だ。


 「ならば《暴虐の魔王》!!」

暴虐の魔王は融合スキル。自分とアジ=ダカーハを融合させる能力だ。

これにより俺は龍の力を思う存分振るうことができる!ちなみに俺のステータスはこんな感じ。

 HP680000 (+25800000)

 MP500000 (+24700000)

 SP380000 (+19540000)

STR18000 (+248000)

END16800 (+236000)

AGI14200 (+229800)

DEX13700 (+48000)

LUC5200 (+31000)


まあ……チートだな(笑)


 蓮司のステータスはこんな感じ


 HP8800000

MP280000

SP8700000

STR85000

END78000

AGI98000 (+229800)

DEX81240

LUC13400


あと俺のレベルが1580で蓮司が1290だ。


 「疾ッッ!!」

と蓮司がいつの間にか手にした槍を突きだしてきた。


 「ハッ!!舐めんな!」

 俺はその攻撃を右手で弾いた

すると今度は槍を振り下ろして来た。

また弾く、連突きをくりだしてきた。

俺は軌道を見切って槍をつかんだ。

 

 「《 龍王の息吹》!!」

スキルであるドラゴンブレスを発動した


 「ッッ!!ヤベェ!!!」

 そう言って槍を手放して射程範囲から遠ざかった

 

 「あぶねーあぶねーもう少しで死んでたぜ!!」


 「チッ!仕留めそこなったか!」


 新しく槍を出してまたこっちに蓮司が向かってくる!突く!弾く!振り下ろす!弾く

切り上げる!弾く!突く!弾く!突く!

弾く!振り上げる!弾くを繰り返していると

周囲が吹き飛んでいく。まるで嵐のような

怒濤の攻防戦!おそらくほとんどの人間が何をやっているのかわからないと思うほどの戦いだ結界で速度を調節しているので問題なく観戦することができている。


 「なんとすさまじい攻防なのだろうか」

そう言ったのは生徒会長だった


 「あんなふうに戦う事など私にはとうていできない。」


 そう。あの二人の戦いはもはや一般の

『落とし者』のレベルを遙かに越えていた


 それもそのはず【魔王】と戦っているのは

序列四位の【神速の英雄】なのだから


 「さて蓮司!」


 「なんだ千夜?」


 「そろそろ終わりにしようぜ」


 「ああいいぜ!」


そう言って二人は距離をとった


 「いくぜ!《我はこの世すべてを越える》

 〈アキレウス〉!!!!」


 そう言って蓮司は必殺スキルを使った

必殺スキルとは自分の能力の名をした最強の

スキルだ。例外無く能力の特性に合わせた強力なスキルとなっている。


蓮司のは自分のSTR、END、AGI を六倍に跳ね上げるスキルだ。


 「■■■■■■■■ァァァ!!!!!!」

雄叫びをあげながら蓮司が突っ込んでくる


 「■■■■■■■■■ァァァ!!!!!!」

 千夜はそれを迎え撃つ


 「《絶対悪の御旗を掲げし暴虐の魔王》

 〈アジ=ダカーハ〉!!!!」


 千夜も必殺スキルを使用した瞬間


 ドッカァァァァァァァン!!!!!!!


 決闘場が塵一つ残らず消し飛んだ


 

 

 

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る