21 魔法使いになる

 病院の帰り道、パパが追いかけて来て一緒に歩いて帰ることになった。

「リリーが決めたことなのだから、自由にしなさい。」

 そう言われた。


 神殿には、モリンと2人で行くことになった。ママは来なかった。昨日、ナナと一緒に帰ってきた後に、行かないことを告げられた。

何か、ナナとの会話で、話をしたのだろう。ママもパパも、もうリリーが魔法使いとして生きることに反対する様子はなかった。


アンガームから、

『この先、私の使い魔として、生きることを使うか』

と問われた。

リリーは「はい」と答えた。


<完>

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

Color Pieces  一色 サラ @Saku89make

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ