第2話 エッチしましょ😆🎶✨

「改めて、龍宮寺 海翔かいとです。

 浦島真太郎君ですね」

 ロマンスグレイの紳士が軽く会釈した。



「はい、真太郎です」


「パパァ~、早くしてェ。

 チン太郎と遊ぶんだからァ~✨💕」

 姫香は甘えて僕の腕にしがみついた。



「チンッて……😅」

 また柔らかなオッパイが僕の二の腕に押しつけられる。



「フ、ワガママな娘で申し訳ない」



「いえ、広告の画像の写真と違ったので……

 正直、だいぶ驚きました 😳💦💦

 こんなに実物が可愛らしいなんて」

 


「ああ、あれは加工した写真だからね。

 この子の写真を載せると、アイドルファンやロリコンが殺到するので、少し地味に合成したんだ」



「ああ、なるほど、普通は可愛らしく加工するのですが、地味に加工するのは珍しいですね」


「うむ、この子は、少し特殊で」

「特殊……」



「この子の肌を見て何か感じないかね」

「え、そうですね…… モノ凄く肌が白いです」

 チラッと姫香を見た。彼女は恥ずかしそうに、少しうつ向き加減だ。



「うむ……、アルビノッて言うのを知っているかね」

「アルビノですか。確か肌の疾患ですよね」

 

「うむ、金髪や青い目もアルビノの一種で、極端に紫外線に弱い……

 姫香も髪まで白いのでピンクに染めたんだ」



「なるほど、ドキュメントで見た事が有ります。その少年も紫外線に弱くて、学校へ出かける時も防護服を着て行ってましたね」

 体育の時間も防護服で授業を受けていた。



「ええ、姫香の場合も極端に酷くて、少しでも日焼けをすると、ケロイド状になるので、外へは、夜か雨の日にしか外出できないのです。それも防護服を着てね」



「それは……、大変ですね。それがワケ有りと言うことですか」

 防護服か。まさか……。



「まァね。じゃ、これが婚姻届けと契約書だ。よく読んでサインをしてほしい」

 テーブルに書類が置かれた。

 

「はい」


「良かったわねェ……😆🎶✨ チン太郎」

「いや、チン太郎じゃないですよ」


「これで十億円手に入ったんでしょ」



「いや、まァ~…」そうなのだが……。


 複雑な気分だ。姫香は、肌の疾患で外出が出来ず、ずっとこの屋敷に閉じ籠り放しなのだろう。



「じゃ、チン太郎ォ~、さっそく姫香の部屋で、エッチしましょ😆🎶✨」

 手を引っ張り誘った。


「え、いやいや、エッチッてェ……。

 姫香さん……、バカなこと言わないで下さいよ」

「ダメよ。チン太郎❗❗」

「え……」



姫香ヒメッて、呼んでェ……」



「え、姫香ヒメですか……😳💦💦💦」






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