第10話「ラブストーリー」
駅前での戯れを経て、俺と佐藤さんは電車に乗り込み数駅揺られて、目的地である映画館のある街に降り立った。駅からほど近くに映画館はあるので、徒歩で向かえる圏内だ。
俺より背の低い佐藤さんの歩幅に合わせるべく、意識的にゆったりとした歩みで歩道を進んでいたときのこと。
ふと、隣を行く佐藤さんの視線を感じ、顔はそのままで目線だけを横に動かした。ぱちり、と視線同士が交わって目と目が合う。
「佐藤さん……?」
「あのね、新留くん。これ、見て」
佐藤さんは右手を俺へと伸ばし、さっと裏返して手の甲を顔の前に掲げた。ほっそりとした指の先、形良く整えられた爪は艶々と光っていた。
よくよく目を凝らせば、爪の先端の曲線を縁取るように白と濃いピンク色が交互に引かれていた。キラキラ輝く粒が色と色の境に僅かばかり散らばっているが、光の粒は適当に置かれているようでいて、実のところきちんと計算して配置されていることが全体を俯瞰すればよく分かった。細やかな作業を要するのだろうと察せられた。
「爪、塗っているの?」
「うん、フレンチネイルって言うの。世奈……親友の内山世奈が塗ってくれたんだ。あの子、器用で凝り性だからさ。完成度高いでしょう」
ああ、内山さんか。クールビューティーな見た目に反し、いや見た目通りか、美を追究するのに余念がないのだろう。お洒落は努力なのだ。
「ええっと、色使いが何ていうかその、佐藤さんに似合っているよ」
「うん……うん、ありがとう」
ネイルの知識なんぞ皆無なので、要領を得ないものの褒めることだけはできた。
これで佐藤さんもご満悦だろうと見やれば、彼女は未だに手をヒラヒラと振り、何かをしきりにアピールしていた。
もっと具体的に褒めろと催促されても、俺にはもう色以外、ネイルのどこが優れているかなんて理解不能なのだ、勘弁してくれ。
「ね、新留くんの手も見せて」
「え? 俺の手なんか見て何が面白いんだ?」
「いいからいいから」
佐藤さんに促され、不審がりつつも手を挙げる。そういや告白されたとき、俺の好きなところを連ねていた佐藤さんは俺の手が好きだとか言っていたな、そういや。手フェチなのだろうか。
佐藤さんの顔の前あたりに手を差し出し、先ほどの彼女同様ヒラヒラと何度か左右に振ってみて、しばらくして停止する。
すると、佐藤さんは何を思ったのか突飛な行動に出た。佐藤さんは一度下ろしていた手を掲げるや、俺の掌と重ねるように自分の掌をぴったりとくっつけてきたのだ。
「ちょ、佐藤さん!?」
「やっぱり私より随分大きいね。指もすっと長くて綺麗」
密着した手はいっそ生々しいほどに互いの体温を通じ合わせる。佐藤さんの掌から熱が移って、俺の掌もまた熱さを孕む。
これ以上の接触は心臓やら色々保ちそうにないので、手を振り払いたいのに、俺はただただ佐藤さんと重なる掌を見つめることしかできないでいた。
思わず、ごくりと生唾を飲み下したときだった。佐藤さんの指が不意にぎゅっと折り曲がって、俺の指と指の隙間に入り込む。
俺の手を決して離さないとばかりに、指を絡めてきた佐藤さんは目を細めた。まるで熱に浮かされたかのように彼女の頬は火照り、対する俺も間違いなく佐藤さんと大差のない赤面を披露しているはずだった。
「手、繋いでいい?」
「つ、繋いでいるのでは……?」
「私だけ、でしょ? 新留くんも」
吐息混じりに「さあ」と促され、まるで操られたみたいに彼女の手へ自身の指を絡めてしまう。
目の前に、俗に言う「恋人繋ぎ」が完成していた。絡み合う指はそのまま、ゆっくりと腕が下ろされた。
繋がりは離れず、どうやら手を握ったまま佐藤さんは歩き出そうとした。
「えっと……佐藤さん? 手は?」
「このまま繋いで映画館まで行こう?」
さらりと言ってのける佐藤さんだが、俺にとっては拷問じみた提案だった。現に、緊張ですでに手汗がぐっしょりと滲み、今にも手が滑ってしまいそうだった。
俺が生じる手汗を自覚しているならば、手を繋ぐ相手の佐藤さんも感じているわけで、他人の汗にまみれるなんて誰だって嫌に決まっている。
それとなく指を解こうとするのだが、佐藤さん側がぎゅっと強固に握り締めているものだから、手を離すのも難しい。
「汗、ひどいでしょ……だから外して……」
「やだ」
「何で!?」
「私も汗掻いているし、おあいこだよ。それに憧れだったの、恋人繋ぎ。だから、もっと堪能したいもん」
もん、と可愛らしく笑まれると、俺はもう反発する気概も失せてしまった。映画館まで歩いて程なく着くのだし、ここは諦めて手を繋いで行くことにした。
もしも、クラスメイトや高校の知り合いに鉢合わせしたらどうしようと危惧したが、幸いにも周囲にそれらしい人影はなかった。
仮に誰かと顔を合わせたとして、俺は何と弁論すべきか分かりやしない。恋人だと説明するのが一番だとは知っている。
だが、俺はまだ佐藤千晴を信用するに至っていない。隣でニコニコ笑って、デートを満喫している雰囲気を漂わせている佐藤さん。
しかし、演技していないとは限らない。疑り深いとは自覚している。けれども、やっぱり俺は思うのだ。俺なんかとどうして?と。
「新留くん、映画館着いたよ」
佐藤さんの声に促されて沈鬱に陰る顔を上げると、目前には映画館の建物があった。
玄関近くには、現在上映中らしきプログラムのポスターが何枚も飾られている。そうして、今日俺たちが観る作品をそういえば知らないな、と気付く。
「佐藤さん、今から何を観るの?」
「えっとね……あ、これ。これ、新留くん好きでしょう?」
ささやかな胸を大威張りに張って、佐藤さんが自慢げにポスター群の中からひとつを指し示した。
その作品を目の当たりにし、俺は眉根を寄せて絶句せざるを得なかった。
「新留くん……?」
「これは……ちょっと。止めにした方がいいと、俺は思うけど」
「何で?」
何でって、しっかり前売り券を購入して封切り初日にひとりで鑑賞し、小野田や堤を誘って二度目の視聴も終えている作品だったからだ。
三回目を観るのはやぶさかではないけれど、デート映画として選ぶ作品では決してない気がする。その作品とは、スーパーヒーロー大戦シリーズの最新作であり、特撮オタクの俺が観るのは支障がないし大いに楽しめるのだが、イマドキの女子高生たる佐藤さんが好む映画ではないことだけは断言できる。というか、何故このチョイスなのか!?
俺はオープンなオタクではないものの、特段オタクであることを隠してはいない。教室の隅っこで友人ふたりと、アニメやゲーム批評を繰り返しているぐらいだ。
佐藤さんだって、俺がアニメやゲームが好きだとは何となく気付いてはいよう。だがしかし、興味関心が最もある分野が特撮だと、彼女の前では公言していない。
俺の顕著な動揺を見てか、佐藤さんは不思議そうに小首を傾げた。なぜそこまで、俺がテンパっているのか不可解らしい。
「佐藤さん、特撮って分かる?」
「とくさつ……その、新留くんが付けているひと?たちが出てくるテレビ番組でしょ?」
そう言って佐藤さんが指差したのは、俺のボディバッグでゆらゆらと揺れているアクリルキーホルダーだった。
真実手作りの品であり、当然非売品であり、なおかつコイツがテレビに登場することは未来永劫ないと言っていい。
なぜなら、オリジナルキャラクターであり、コイツの存在と名前とを知っているのは、俺と真実、それと多分永遠ぐらいだからだった。いや、正確にはあとひとりいるのだが。
しかし、佐藤さんの認識はあながち的外れではない。ここで特撮とは、特殊撮影技術の略語であり、その技術を用いて作られた映像も指し示す言葉である云々と、オタク特有の早口で講釈を垂れる気は更々ない。
スーパー戦隊ものや仮面ライダーといったヒーローたちが登場すると解釈できていれば問題ないわけで、佐藤さんも無知のまま俺に特撮映画を一緒に観ようと誘ってはいないらしい。
俺はバッグにぶら下がるキーホルダーを恨めしげに見やり、趣味が著しく露見するような代物を素人さんの前に曝け出す失態を犯した己のしくじりを激しく呪った。
「でも、佐藤さん。この映画って、テレビシリーズ追っていないと登場キャラや話の流れ、掴めないから観てもぶっちゃけ面白くないよ?」
「新留くんの好きなものなら、私も好きになれるよ!」
なにその謎の自信。俺は正直、佐藤さんの発言にどん引きしていた。
俺の好きなことを把握し、自分も好きになろうと頑張ってくれる努力は好感に繋がるが、デート中にまでそんな苦行を強いらなくてもいいだろうに。
俺は内心嘆息し、これなら方向転換してくれるはずと重々しく口を開いた。
「……実は俺、この映画もう観ちゃっているんだよね」
「え? そうなの?」
「うん。だからさ、できれば違う作品を観たいなと。佐藤さんも楽しめるような映画を俺も観たいし」
「そっかー」と、うんうん頷いている佐藤さんを横目に、俺は助かったと肩の荷が下りた心地だった。佐藤さんと共に特撮映画を観る危険だけは回避できたようだ。
「どうしよう……だったら、何を観る?」
映画館に赴いて観るのは大体、特撮映画かアニメ映画だけなので、他のジャンルは全くの無知だった。ずらりと並ぶ上映プログラムを前にしても、今どんな映画が流行っているのか分からなかった。
無難にハリウッドの超大作を選んでおけば、派手に外れやしないだろうと踏んではみたものの、ポスターに印字されたタイトルの末尾には「2」の文字。どうやら続編のようだ。その映画のシリーズ一作目、俺は観ていない。
「佐藤さんはどれが気になる?」
俺では決めかねると匙を投げ、ポスターを興味深そうに見やっている佐藤さんに決定権を授けた。
先ほど、佐藤さんも楽しめる映画を観てみたいと主張しておいたので、彼女が気になる作品をチョイスしてくれるだろう。
しばらく熟考していた佐藤さんであったが、ぽんと柏手を打ってどうやら観たい映画が決まったようだ。
「これでいい?」
佐藤さんが指し示したポスターには、仲睦まじそうな男女が一組映っていた。淡く可愛らしい雰囲気で纏められたポスターとタイトルを見るだけで、俺でも分かった。
この映画、間違いなくラブストーリーだ。
ポップコーンの香ばしい匂いを漂わせる売店で飲み物を買い求め、シアターに足を運んだ。ゴールデンウィークとあってか客入りも上々で、席もほどほど埋まっていた。
客層は暗いので分かりづらいが、カップルや年若い女性の二人組が多かった。主演の男の方が何でも人気上昇中の若手俳優らしく、その俳優目当てに映画を観に来た客も多数を占めていることだろう。
ちょうど空いていたやや後方、中央付近の席のチケットを買った。俺と佐藤さんは隣り合って腰を落ち着け、照明が落ちて薄暗いシアター内でスクリーンに映し出される予告映像を観ている最中だ。
次々と切り替わる予告をぼんやり目で追いながら、俺はこれから始まるラブストーリーを果たして理解できるのか心配で堪らなかった。
佐藤さんに少し説明してもらった情報によれば、人気少女漫画が原作の実写映画だという。イケメン若手俳優とモデル上がりの女優が主演とのことで、顔面偏差値がえらく高い映画であり、共感を覚える可能性は一ミリもないことが上映前から確定した。
そもそも、原作からして男の俺には取っつきにくい。昨今、男性でも楽しめる少女漫画が増えたとはいえ、この作品は恋愛が主軸の物語らしかった。
それも主人公は愛らしい女子高生とのことで、未知の生き物の生態においそれと理解は示せない。
身近な女子高生筆頭である真実は残念ながら、恋に恋する乙女的お花畑思想の持ち主ではないため、少数派の妹を参考にはできやしない。
だったら、一般的女子高生たる佐藤さんをより知るため、この映画を鑑賞すればいいのか。佐藤さんこそ、恋に恋する花の女子高生と称して差し障りがあるまい。
よし、映画を観る目的ができた。頑張って、このスイーツ映画を理解するよう努めよう。そして、謎多き佐藤千晴の実態を暴くための材料にしようと決意を固め、俺は上映開始を知らせるブザー音に耳を傾けた。
ストーリーは想定していた通り、最初に男女の出会いを描き、始めはそりが合わずに反目し合っていた二人が交流を経て徐々に仲を深め、こいつらにとっては危機的状況を手と手を取って乗り越え、最終的には両思いを自覚して、想いを伝えて抱き合ってハッピーエンド。
いかに俳優を格好良く、女優を可愛く撮ることが第一なのだろう、絵的には青春の煌めきが遺憾なく発揮されていた。
しかし、キラキラ眩しい彼らを観る陰キャへのダメージは計り知れないものがあった。そういった悲しく侘しい奴らは視聴者層にそもそも最初から組み込まれていないのだから、非難するのはお門違いも甚だしいのだ。
エンドロールが流れる中、シアター内にはすすり泣く声もちらほら上がっており、メインターゲットの心には強く響いたようで、この映画のコンセプトは間違っていないことが証明された。
ただし、俺は抱える行き場のない怒りをどこに持って行けばいいのか正直、持て余していた。
仮にこれを一緒に観たのが、死んでも絶対に嫌だが小野田や堤だったとしたならば、リア充爆発しろと声高に叫んでは映画について喧々諤々の非難を繰り広げた後、世間のカップルに対する罵詈雑言を雨あられ、これでもかと言い合って、受けた致命傷を少しでも紛らわす苦肉の策が取れた。
しかし、相手は佐藤さんだ。女子は共感と同調の生き物だという。良かったね-、感動したねー、と曖昧な肯定の相槌を打つのが肝要で、決してあれは駄目だとか、これは悪かったとか、事細かに否定の言葉を放ってはならないのだ。
シアター内に照明が点り、次々に客が席を立つ中、俺は隣をそっと窺った。予想外にも、佐藤さんは他の女性客のように瞳を涙で濡らしてはいなかった。
ただし、感情の発露は如実に伝わってきた。彼女はどういうわけか、不満げな面構えで腕を組んでいた。
「……佐藤さん? 映画、終わったよ?」
遠慮がちに声をかけてみれば、佐藤さんははっと我に返ったように顔を上げて俺を仰いだ。
そうして、不服の滲む表情をすぐに消し去って、普段と同じ朗らかな笑みを浮かべる。
「ごめんね。ちょっと、ぼーっとしていたみたい。行こうか」
座席から腰を上げた佐藤さんはにっこり微笑み、俺に続いて歩き出す。館内スタッフへ飲み干したジュースのカップを手渡す彼女を横目に見ていれば、体の向きを変えた佐藤さんと視線がかち合ってしまった。
気まずくて慌てて顔を背けたが、俺の佐藤さんを見ていた顔つきが不可解だったのだろう。隣に並び立った佐藤さんは早速俺へと話の水を向けてきた。
「どうしたの? 浮かない顔をしているね?」
「いや、その……佐藤さん、映画楽しめなかった?」
意を決して尋ねれば、佐藤さんは「そんなことないよー」とパタパタ手を振って、大袈裟なまでのリアクションを返してくれたが「ただね……」と前置きをした途端、まるで人が一変したかのように表情を曇らせた。
「物語中盤でね、主人公の女の子を助けるために、男の子が結構向こう見ずに、勝手やっている場面があったでしょう? 犯罪とまではいかないでも、悪いことをしているところね」
「あー……あったね」
主人公のピンチに駆けつける救世主じみた演出がなされていたが、確かに男がやっていたのは軽犯罪だ。
連絡の着かない主人公を探すため、彼女の知人に半ば恐喝めいた脅しで行き先を無理矢理問い質した後、男は緊急事態だからと己に言い訳しながら、誰のものかも分からない自転車を勝手に拝借して、主人公捜しに繰り出すのだった。かっ飛ばす自転車は相当スピードが出ており、当然のように信号無視もしていた。
その無茶のおかげかどうかは釈然とはしないものの、主人公の窮地に間に合ったのだから、倫理的には顔をしかめる行動でも物語的には何ら問題なかったみたいだ。
好きな子のためならばなりふり構わず、懸命に頑張れちゃうのね、と多くの女子が胸をときめかせるポイントだろうと、俺は白けた目で男の活躍を追っていた。
佐藤さんも他の女子同様、男のやったことを手放しで褒めるとばかり思っていたが、どうやら彼女の意見は異なるようだ。
「何も私も、聖人君子のように振る舞えとまでは言わないよ。それでも、公序良俗に反する行為を正々堂々と、まるでヒーローみたいに描くのは嫌いだな。人に危害を及ぼしたり、迷惑をかけたり、それを肯定的に撮っちゃ駄目だと思うの」
「たしかに」
「悪いことをすれば、後で自分に返ってくるのが道理でしょ? 他の人がどうかは分からないけれど、私はそう考えているの。でも、男の子を咎める人はいなかったし、彼に天罰が下ることもなかった。それどころか、主人公の女の子は助けてくれてありがとうって感謝するばかりで、周りの人も男の子を褒めちぎってさ。ここで私、すーって冷めちゃった」
淀みなく紡いでいた言葉を区切り、話を終えた佐藤さんは「熱く語り過ぎちゃったね」と恥ずかしそうに照れ笑いした。
彼女の喋る言葉に耳を傾け、俺は佐藤千晴に抱く印象を変更せざるを得ないと、己の認識の浅慮さを恥じていた。
今の今まで俺が佐藤さんに向けていたのは、画一的な女子高生像と寸分違わない見識だ。
流行り物が大好きで、可愛いと楽しいが第一優先、興味と愛着を示すのは自分と友達、それから両手で囲える程度の人間関係だけ。身内には砂糖菓子のように甘いが、それ以外の他人には残酷なまでに無関心で無頓着。
赤の他人が幸か不幸かなんて知らないし、ましてや彼らも自身と同じように生活している人間なのだと想像を働かせたこともなく、わたしたちが幸せだったなら、その他大勢の見知らぬ他人は至極どうでもいい。
自分が大事、極論すれば自分勝手で案外冷酷な女子高生の姿。
俺は内心、佐藤さんを侮って馬鹿にしていたのかもしれない。もし、そうであるならば、今からはちゃんと本当の佐藤千晴と向き合いたい、と思った。
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