奇遇にもさきほどエッセイでコメントに残していた「中間(グレー)の人」。
「善」と「悪」の二極だけで人や物事を計るのはとても難しいですよね。
事件や裁判ものの本や映画やドラマを観るといつもそう感じます。
しかも私は死ぬ前から死後のことを心配するのってすごい嫌だなと思っていたので、おじさん天使が神様になってくれるなら死ぬのも怖くないなと思いました。
死後の世界くらいは争いのない平和なところであってほしいですからね。
作者からの返信
善と悪の二極だけでは語れないのですが、
物事の物差しとして、善と悪を基準として行動の規範とする、
という使い方はできると思います。
皆さん、普段は意識していなくとも、何が良いことで、何が悪いことかは、
無意識ですでに判断しています。
それを言語化する作業が難しい。
でも、「善と悪」、私にとっては魅力的なテーマなのです。
これからもちょくちょく書くかもしれません(笑)
ところで、現世で善行をして死後に天国へ行けるようにする、
という考え方がありますが、なんかせこいですよね。
見返りを求めずに、良いことしろよ、と言いたくなります(笑)
「善人なおもて往生を遂ぐ、況んや悪人をや」という言葉を思い出しました。
あまりに善過ぎるってそれはもう悪じゃないかと思う時があります。
「風と共に去りぬ」のメラニーを見ていると、本当はこの人心の中は黒いんじゃないかと思ったことがあるんです。知っていて知らん顔してる、許してるけどそれって本当に許してるの?って。いや、メラニーは嫌いじゃないんですが、ふと、ね。
全員が全員善の人が集まって悪の地獄を見下ろしてる、そこに一般の人が入ってきゃっきゃうふふとしてる、その方が天国な気がしますね。
作者からの返信
善人だけの世界って遠慮したいですね(笑)
きっとつまんないんだろうなぁ。
まぁ、悪人だらけの世界も嫌ですが(笑)
世の中、普通に生活している人が大半です。
そんな当たり前の人たちこそ天国へ行けたらいいのに。
そう思います。
きっと前の神様も善人だらけの天国に飽き飽きしたのでしょうね(笑)
会話している間の神さまの気持ちなど、色々と想像できるお話ですね。
「にぎやかで笑いの絶えない」天国、楽しそうでいいですね^^
新しい神さまのお話も読んでみたくなりました♪
作者からの返信
これ、いろいろ説明が必要なお話です。
短くまとめようとしたら、どうにも説明不足になりました。
この天使、天使たちの会議で追放が決まりました。
なので、神様それを報告で知りました。
神様は追放された天使を必死で探し出し、
やっと見つけます。
そして、少年に化けて近づくのですが、
神様、話しているうちにこの天使の純粋さに打たれます。
なので、この場の思い付きで神の座をゆずりました。
ああ、説明すると説明口調になるので、ダメだなぁ。
完全なる悪人がいないように完全なる善人もいないと思います。
天使が天国に連れてきた普通の人たちは善人に憧れる人たちだったのかも知れませんね。
作者からの返信
お久しぶりです。
コメントありがとうございます。
どこからが善人でどこからが悪人か。
なかなか線引きが難しいです。
もし天国が本当にあるとしたら、天国に入るための
テストがあるような気がします。
審査基準は厳格なのでしょうね。