3
コスタスが木の下でエレーニ達を怒鳴っていた頃。
「ももたろさん、ももたろさん」
唐突に庭から名前を呼ばれ、
「すんませんねえ。たまげちゃいました?」
声のした方に目をやれば、そこには満面の笑みの若者が。
「へっ!? いやあ、たまげてないたまげてない! たまげてなんかない!」
「私には正直に言ってくれていいんですよ」
「え?」
相好を崩したまま、若者は続けました。
「私には、私だけは分かりますよ。あなたの本当の気持ちが。本当は怖いんでしょう?」
「……」
「誰にも言いません。笑いませんし、軽蔑もしません。どうか、話してみてください」
「……」
少しためらいましたが、優しい笑顔につられ、桃太郎は胸の内を明かしました。本当の自分を曝け出せたのは初めてで、大きな重荷を下ろせた気がしました。
「そうなんですね。辛かったですね」
そう言ってもらえたのが、初めて自分の生い立ちではなく、自分を見てもらえたのが嬉しくて、桃太郎はすっかり若者に心を許しました。
「ありがとう…… 君みたいな人がいたなんて……」
「どういたしまして。
ところでね、実はいい情報を持ってきたんですが」
「いい情報?」
手招きされるままに、桃太郎は若者に耳を貸しました。
「鬼、見かけたんですよ。それも三匹も」
「おっ……」
心臓が全身ごと跳ね上がりました。
「鬼ヶ島に行く前の練習にでもしていただけたらいいんじゃないかと思いまして。鬼退治の練習」
「おっ、おにたっ……」
鬼退治に行くのが決定してしまっているとはいえ、実際に、しかも三匹も殺すなんて真似はできる気がしません。
黙ってしまった桃太郎に、若者は言いました。
「そいつら、見た目は小柄な子どもに、小動物に、ガリガリに痩せた奴なんです。弱そうでしょ? 簡単に殺れそうでしょ? そういうので自信つけるといいんじゃないかと」
そう伝える声が徐々に邪悪さを帯びてきていることに、桃太郎は気付きませんでした。
「へえ、そんな奴らなら私でも……」と心が動いてしまっていましたから。
「し、しかし…… 本当に鬼なのか?」
「本当ですよ〜。だってね…… そのうちの二匹、村の人のお金やら金銀を盗んでたんです。この目で見たんですよ」
指し示された両目に注目した桃太郎は、その両目の下の口が異様に大きく、異様な本数の牙が生えているのに気付きませんでした。
「そんな悪事働くなんて、鬼に決まってます。残りの一匹も、そんな奴らと一緒にいるってことは鬼です。殺しましょう。
そうだ! 村中の人や犬や猿や雉も集めて行きましょうよ! みんなで協力して殺してみません? そうしましょうよ! ももたろさん無理しなくていいですし!
早速みんなを集めましょう! 奴らの居場所も検討がついてるので、皆さん案内しますよ! 大丈夫です、私がずっとそばでお守りしますよ! 万が一何かあったら私が奴らを殺しますし、ももたろさんの手柄にしますよ! 安心してください! なんにも怖くないです!
あははははっ、
た の し み だ な あ」
そういえば、この人って誰だったっけ。
今更疑問に思いましたが、そんなのは些細なことでした。
桃太郎は、ふらふら立ち上がり、磨き上げた刀を手に取りました。
大抵のセンサーは、ハッピーエンドの中の存在を食べ尽くすことで頭がいっぱいです。
けれど時折、効率良くたくさんの存在を食べるために登場人物を騙したり、他のセンサー達に指示を出したりする賢い者もいるのです。
もちろん、桃太郎はそんなことは知りません。
「鬼なんかじゃない! 君達と同じ人間だよ! ほどいて、お願い!」
腕と脚を縄で縛られ、荷台で運ばれながら必死に誤解であることを伝えるコスタス。
が、桃太郎は聞く耳を持ちません。
「ダメですよ〜、鬼の戯言なんか聞いちゃ。
私の言うことだけ聞いておけばいいんです。あなたのことならなんでも分かりますからね。一緒に戦いますよ。安心してください」
耳を、貸してはいけない存在に貸してしまっているのですから。
「ダメだよ! そいつ信じちゃダメ! 消える! 消える! ……あああ! もうっ!」
マフラーも口を隠したままで後頭部できつく結ばれてしまったため、能力も使えません。
これからどうなってしまうのか。分かりませんが、酷いことになることだけは分かりました。
縄だけでもほどければ…… と頑張ってはみましたが、無駄な努力でした。まるで大事な人の仇であるかのように、固く固く結ばれていましたから。
コスタスが焦っている間に、荷台は広場に着きました。村中の人も犬も猿も雉も、みんなが集まっていました。鍬や鎌など、武器として使えそうな何らかのものを手にして。
「桃太郎さん、そいつが鬼なんですね!」
「一人で捕らえたんですって? 流石です!」
地面に転がされたコスタスを見て、みんな口々に桃太郎を讃えました。
「そ、そうなんだよ。こいつが、みんなに迷惑をかけてる鬼の一匹だ。今から退治するんだ…… みんなで一致団結して、みんなの敵を殺すんだ。手伝ってくれるね?」
もちろんです! もちろんです! もちろんです!
同意の声が上がりました。
けれど中には、「こいつ本当に鬼なの?」「今まで見かけたのとはだいぶ見た目が違うけど?」「まだ子どもじゃないですか。流石に殺すのは……」と桃太郎に問うたり、意見をする者もいました。
けれど、桃太郎が言葉に詰まる度に、桃太郎の隣に控えるあの若者…… いいえ、センサーが誰にも気付かれないように耳打ちをするのです。
「間違いないよ。こいつは人のふりをした鬼だ。騙されちゃいけないんだ」
言われた通りのことを桃太郎が堂々と告げると、みんなそれが正しいことのように思えてきて、何も言わなくなりました。
桃太郎は、段々と自分が強くなったような気がしてきていました。目の前で怯える子どもの姿をした鬼を殺すのも難しいことではないのだという確信が強くなってきていました。
初めて自分に理解を示してくれた存在である若者を信頼しきり、言う通りにすれば全てうまくいくと思えてきました。
「こいつだけじゃない。まだあとどこかに二匹いる。そいつらも捕まえてこなきゃいけないんだけど、それも協力してくれるかな?」
もちろんです! もちろんです! もちろんです!
村人達が賛同し、捜索に行く計画を立てようとし始めました。
「ダメだよ、みんな止めて! あの人達に酷いことしないで!」
コスタスが悲鳴のような声を上げた、その時でした。
「おやおやっ、皆さん、んうっ、お揃いで……」
何かを咥えながら喋るくぐもった声と、何かが地面に引きずられるずるずるという音が聞こえてきました。
ぱっと顔を上げたコスタスは、一瞬嬉しそうな目をして。
それから、すぐに恐怖に満ちた目になりました。
「なんで来たの!?」
薄茶色の体毛と真っ黒な翼のコウモリは答えず、ちらりと振り向いてコスタスを見やるだけでした。
先程からコスタスを操って、自身を縛る縄を解かせようとしていました。が、そうさせることはできなかったのです。
この能力は相手を自在に操れるわけではありません。相手の能力の範囲内でしか操れないのです。たとえば、人間に「空を飛べ」と命令することができないように。
(どうしてもほどけねえってことか。『何かしらの役に立てるかもしれねー』とか言ったくせにな……)
悔しく思いつつも、エレーニは咥えていたものを口から離し、村人達に向き直り。
「どうもー! 皆様お待ちかねの鬼共でーす!」
翼を大きく広げ、おどけるように。まるでみんなが待ち望んでいた有名人が舞台上に現れる時のように。
「何言ってるの!?」
「いやー、金品の強奪やら何やらすまんねーお前ら。ウチらねー、あのことねー…… 全然反省してねーんだわ! ハハハハ!」
村人達の空気が、一斉にどす黒いものになったのが分かりました。
「鬼じゃない! 違う…… 鬼じゃない!」
「お前ね。黙っとけよ」
ギャーギャーと叫び続けていたコスタスの口は、エレーニのその一言で、まるで縫い付けられたかのように閉ざされました。
(なんで…… なんで! このままじゃ……)
背後で戸惑うコスタスに構わず、エレーニは怒りに満ちた大勢の人々や動物達の集まりの…… その一番後ろで何やら密かに小競り合いをしている存在達に目を向けました。
人や動物達に化けていますが、それらの存在はセンサー達でした。あの賢いセンサーに誘導されて集まってきたのです。みんなが鬼退治に夢中になった頃合いを見計らってどさくさで襲いかかり、一網打尽に食い尽くす予定なのです。
もちろんそんなことはさせません。エレーニに操られた三体のセンサー達が、控えているセンサー達を次々と捕食していっています。
が、やはり抵抗もされますし、相手側のセンサーの数が多いのでうまくいっていないようです。
「ほう…… 自らやって来てくれるとは。いい度胸だなあ」
センサー達の存在などつゆ知らず、強気な口調で小動物を威嚇する桃太郎。臆病さはどんどん鳴りを潜めていました。
「だろお? こいつのことも褒めてやってくれよ」
エレーニはヘラヘラ笑いを止めることなく、コスタスの隣、地面に横たわるカンダタを示しました。
まだ立ち上がれないらしく、登場こそエレーニに襟首を咥えられてだったものの、さっきと比べたら幾分顔色は良くなっており、苦笑いのような表情を浮かべていました。
「じゃあ、今ここで三匹揃って泣いて土下座して、頭を地面にぶつけまくって血まみれになって、二度と悪いことはしないって約束するんだったら、褒めてやらないこともないかもしれないぞ?」
カンダタを見て、ますます高姿勢になる桃太郎。ニヤついてさえいます。
そんな桃太郎に対して。エレーニとカンダタは、とてもシンプルな答えを返しました。
「嫌だ」
三人の運命は決まりました。
「鬼退治だ!」
怒鳴る桃太郎。怒りのまま飛びかかってくる人間、犬、猿、雉。顔から飛び出すのではないかと思うほど大きな口を開けて桃太郎の背後に迫る若者の姿のセンサー。
カンダタは右手を握りしめていました。
怒って去ってしまったコスタスをエレーニに引きずられながら探し回り、やっと見つけたと思ったら何やらとんでもないことに巻き込まれていました。
エレーニの能力だけでは間に合いそうもありません。だから村の人達と同時にセンサー達を引きつけて、カンダタの能力で一網打尽に退治する作戦なのです。
右手は握りしめています。あとはこれを開きながら天に向かって上げるだけです。
けれど。
それができませんでした。
右手が、いえ、全身が小刻みに震え。息が荒くなり。動いていないのに、なんだか視界がくらくらします。
気付いてしまったのです。今いるセンサーを全て殺すためには、今自分の体内にある血を全て捧げなければならないことに。そんなことをしたら自分がどうなるかということに。
怖くなってしまったのです。
生前散々怖いことをして、死んでから地獄で散々怖い目にあって。
そんな人でも、もう一度死ぬのは、怖いのです。
怖がっている場合ではないのに。早くしないとコスタスが村人達に襲われてしまう……
それなのに、怖くて。右手が言うことを聞かなくて。
「ギャッ」
恐怖で硬直するカンダタの目と、甲高い悲鳴と共に落下してきた小さな身体の持ち主の目が合いました。
襲ってきた桃太郎の血を吸おうとして、けれど刀で薙ぎ払われてしまったエレーニでした。
これまでそれはそれはたくさんの血を飲んできたコウモリは、今やふわふわの毛で覆われた小さなお腹にできた、残酷な傷からだくだくと赤黒い血を大地に流しながら、感情の乏しい目をしているだけでした。
(おい、そんな……)
カンダタは別の恐怖に直面し、絶望に堕ちていきそうになりました。
しかし。
エレーニは、そんなカンダタに微笑んだのです。痛いはずなのに、まるでいたずらっ子のような笑顔を、カンダタだけに見せたのです。
カンダタは理解しました。似たような笑みを浮かべ、静かに頷きました。
途端、カンダタの恐怖に反して、カンダタの右手が開かれながら空へと掲げられました。
そして。
カンダタの体の中の血が空っぽになったのと、草履を履いた誰かの足がエレーニの頭を踏み潰したのと、全てのセンサー達にそれはそれは熱い血液が降り注いだのは同時でした。
その一瞬後に。二つの意識が、洞窟の闇より地獄の闇より、もっともっと暗い、底のない闇の中へと落ちていきました。
自分が「悪」だとされていることは知っていました。
けれど納得はいっていませんでしたし、どうせ今更直すこともできないと開き直ってさえいました。
そんな態度が、ますます自分を「悪」たらしめるのだということも理解していました。
だから、誰も自分なんかの仲間になってくれないだろうと思っていました。
まず、「仲間」という存在とどう関わればいいのかすら知りませんでした。
他者は自分が生き残るために利用するだけの存在。
他者は邪魔をしてくるから排除しなければならないだけの存在。
ずっと昔からそう考えていましたから。
どんなに危険でも怖くても、一人で戦い、時に一人で傷付き、時に一人で死にかけ、一人で生きていく。それが決定事項のはずでしたから。
だからこそ。
コスタスが手紙をくれたことが。自分なんかと一緒に戦ってほしいと言ってくれる人がいたことが。
心から、嬉しかったのです。
利用する、排除する以外の関わり方をしてみたいと思ってしまえたくらいに。
長年「悪」として過ごし続けてきてしまったため、素直に伝えることがすっかりできなくなってしまっていましたが。
だから、喜びを与えてくれたコスタスが消えてしまうのは嫌だったのです。
自分達も死んではならないということをうっかり忘れてしまったくらい、コスタスには生きていてほしかったのです。
(……あれ、どうしたんだろう?)
広場の近く、一人で歩いていた桃太郎は、ふと足を止めました。なんだかさっきまですごいことが起こっていたような気がしますが、何だったのか思い出せませんでした。
(ああ、そうか。私は買い物に行っていたのだったな。鬼ヶ島に行くのに必要なものを買うために……)
そこまで思い出して、ぶるりと身を震わせました。
(やだやだやだやだやだ! 鬼退治行きたくないよおおおお! 怖い怖い怖い怖い怖いいいいいい!)
話を聞いてくれた偽善者の存在など完全に忘れ去った頭を横に振り、必死で冷静さを取り戻そうとしながら広場に足を踏み入れて…… 別の意味でぎょっとしました。
誰かが横たわっています。それも、小柄な子どもが。手と足を縄で縛られているようです。
「どうしたんだい!?」
桃太郎は慌てて駆け寄り、縄をほどいてやりました。体を起こし、地面に座らせましたが、子どもは感情の読み取れない瞳でどこか遠くを見ているようでした。
「どこか痛い!? 大丈夫!?」
軽く揺さぶってみましたが、やはり反応はありません。
「酷いことするなあ。一体誰が……」
桃太郎がそう呟いた瞬間。
子どもはスイッチが入ったかのように飛び上がり、一旦地面にかがんで何かを抱え上げ、脇目もふらずにすごい速さで駆け出しました。
「あっ!? ちょっと!?」
呼びかけても、振り向くことはありませんでした。
それっきり、桃太郎は二度とこの子どもを見かけることも、思い出すこともありませんでした。
声を出せない中、エレーニとカンダタが襲われている中。コスタスは昔のことを思い出していました。
今度こそは本当なんだとあれだけ訴えたのに、誰も助けに来てくれなかったこと。
大勢のオオカミ達が、大切な羊達に迫っていく光景。
オオカミの唸り声。羊達の悲鳴。飛び散る羊毛と肉片と血。自分の泣き声。
可愛らしい姿も、心地よいぬくもりも、ふわふわの体毛も、もうどこにも存在しない庭。
自分のせいで、自分ではなく羊達が死んだという重すぎる事実。
二度と経験したくなんてなかったのに、経験してしまった。
桃太郎から逃げ、駆け込んだ森の中。
背の高い木に寄りかかって、コスタスは自分の腕の中にあるものをぼんやりと眺めていました。
薄茶色の体毛に覆われた親指くらいの小さな小さな肉の塊と、傷だらけの人間の皮膚の色をした手のひらに余るくらいの小さな肉の塊。
その二つは端の方から古今東西のありとあらゆる言語の文字となり、空気の中に溶けるように消えていくところでした。
センサーは、バッドエンドの主人公達を死ぬ寸前まで追い込むことはできます。ですが、殺すことはできません。脚を噛みちぎることも刃物を刺すこともできますが、殺すことは絶対にできないのです。
では、バッドエンドの主人公を殺すにはどうしたらいいのでしょうか?
答えは、「ハッピーエンドの登場人物に殺させる」です。
センサーにも気を付けなければなりませんが、ハッピーエンドの登場人物にも警戒が必要な場合があるのです。何らかの誤解をして、殺そうと襲いかかってくることがあるのですから。
ハッピーエンドの物語に登場する存在は、たとえセンサーに食べられてしまっても、その物語の中にお話を構成する要素が…… それこそ人間一人でも動物一匹でも草一本でも物一個でも残っていれば、センサーの全滅後に復活できます。生き残った要素が、物語が存在していたことを証明してくれるからです。
けれど、自分が登場したのとは別の物語に入り込んでいるバッドエンドの主人公達がその物語の中で命を落とした場合は、誰もその主人公の存在を証明できません。違う物語なのですから。
だから、一度死んだら復活することはできません。
そして、中心になって物語を動かしていた存在が消えれば、その存在を主人公としていた物語そのものも消滅します。
エレーニもカンダタも死にました。「卑怯なコウモリ」も「蜘蛛の糸」も、世界中の「読者」の記憶から薄れ始めているはずです。なかったことになり始めているはずです。
物語が消滅すれば、その作者の物語を考えた努力や、物語に込めた思いもなかったことになります。
「読者」がその物語を読んだ時に抱いた喜びも悲しみも怒りも、学んだ知識も教訓もなかったことになります。
その物語からアイデアを得て、後の人が新たに考えだした物語や風習、文化、考え方もなかったことになります。
「桃太郎」が消えたら、カンダタの作者が書いた「桃太郎」も存在しなかったことになるように。
物語が一つでも消えると、世界がぐんと小さくなってしまうのです。
だから、絶対に誰も死んではならないのです。バッドエンドもハッピーエンドも、全ての物語は、消えてはならないのです。なかったことになってはならないのです。
それなのに、死んだのです。
物語が、それも二つも死んだのです。
コスタスが一人で離れて、一人で捕まったせいで死んだのです。
またコスタスのせいなのに、コスタスではない誰かが死んだのです。
だから。
コスタスは。
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