第6話 『暴露日記』 ④

運航部部長

パーソナリティー

実働部隊 運用艦 ローレライ級 高速巡洋艦 2番艦 「ふさ」艦長

アメリア・クラウゼ少佐 戸籍上33歳

聞き手

神前誠

ツッコミ 23歳


今日のテーマ曲

中島みゆき 「悪女」


アメリア:みなさん、こんにちわ!アメリア・クラウゼです。

ここでは登場人物の説明や暴露話を中心にお話していきます

今日のテーマはこの作品に出てくる『社会人のつらさ」と言うあいまいなテーマです

テーマ曲は謎の女サイボーグ『西園寺かなめ』の十八番、中島みゆき『悪女』です

かなめちゃんが歌と言った時は具体的に中島みゆきの特定の曲を指しているという予備知識があると意外とこの小説は楽しく読めます。

本編で書けないのは、某著作権を管理している団体に怒られるのが怖いからです


アメリア:要するに作者も駄目人間ってことね

 

誠:いきなりディスりましたね、創造主を


アメリア:いいのよ、私は33歳設定にされたことに腹を立てているんだから、少々ディスられてもしょうがないくらいに思ってんじゃない、あの社会府適合者


誠:またディスったよ


アメリア:ここは作者をディスる場ではないので、本題の『社会人のつらさ』になるんだけど……。どう、パイロット養成課程なんて学校の延長だから、社会人の常識には驚いたでしょ


誠:さすがにこれはすべて作者の妄想でしょ


アメリア:まだ、社会人舐めてるわね。この多くの『社会人のつらさ』には具体的根拠がある、と作者が申しております


誠:あるんですか!全部事実なんですか!


アメリア:例えば……うち、でかい工場の中にあるでしょ。それも、具体的に某工場だと作者は具体的例を二つほど知っています。それらしい話も某グループ会社の工場に知り合いがいれば、大きな工場にはつきもののことと笑って流せるようになります


誠:そんなのアニメにも小説にもなってませんよ!ドラマだってそんなことをテーマにした作品、聞いたことが無いですよ


アメリア:そりゃあ、10年以上そう言う会社に勤めていなければそれが一般社会とずれていることに気づかないようになってるのよ。住所の番地が違うとか、電話番号の市外局番が違うとか、そもそも現地に行っても、その建物をぐるりとめぐって、周りが全部工場の敷地だって確認しなければわからないようになってるの。それが大工場に勤めて『会社を知る』と言う事。あれじゃない、メーカーで工場と頻繁に連絡する必要が無い人は一生知らないですむから。物書きでそう言う立場にいた人いなかっただけじゃない


誠:そうですか……日本の武装警察って工場の中にあるんですね


アメリア:日本には武装警察が無いからそんな例はないけどね。輪郭はぼやかすけど、某国立の特殊なことを教える学校。隣に財閥系の大きな工場があるんだけど、その敷地の区別を知っている人は誰もいない……なんてことがあるから。


誠:ネタ元……いいですよ。理解しても得が無いこと分かってるし言うとある方面から袋叩きにされるので、じゃあ他のネタは


アメリア:ほかにも一部上場企業の人事で10年間仕事をしていた作者の聞いた噂を面白おかしく脚色したと言えばわかりやすいかな


誠:そうですか、噂なんですね


アメリア:その噂の関係者の一人が、半年以内に突然の人事異動でとてつもなく辺鄙なところに飛ばされたり、その噂のある会社の株が半年以内に異常は乱高下を始めたりするだけの単なるうわさ


誠:それほぼ全部事実の可能性高いじゃないですか!


アメリア:事実かどうかは作者は興味ないし、それを探っていることを同僚に見られるとあとで面倒なので事実かもしれないし、事実でなく別の理由でそうなっただけかもしれない


誠:それってこわいですね。今すぐ社会人辞めたくなりました


アメリア:まあそんなことも知らずにのうのうと社会人できる会社もあるの。今のところそう言う知識がある作家は少数派だから。それを小ネタとしてこれまで書いていた作品を書き換えたのが私達。そして、そんな社会の矛盾に立ち向かう若者が誠ちゃん


誠:ようするに社会にツッコミを入れるわけですね


アメリア;そう言う事。うちはそう言う社会の『歪み』の集合体だから、誠ちゃんみたいな存在がいないと、暴走が止まらないのよ。頑張ってツッコンでね。


誠:頑張ってツッコミます!


アメリア:こうして、社会人実質一年生が社会の歪みと戦ってそれを正す世直しの旅が始まったわけです。これ以上は関係者各位にご迷惑が掛かるので言えません。

要するに「察してください」

以上


エンディングテーマ

嘉門達夫 なごり寿司

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