第4話 競艇について知っておきたい事①

 競艇も楽しい

 競馬と比べて1点勝負になるから、当たった時の快感が半端ない。

 そして、ご当地グルメやイベントが楽しいから、ついつい競艇場に行ってしまいます。

 空いてるし、綺麗なとこは綺麗なんで、現地に行って観戦しながら楽しむのがいい。


 競艇の基本的なルールは、非常に細かい。スタートだけとってもとても1ページでは書けない。なので、ルールに関しては、超基本的な事だけ少し触れておきます。


 欠場とか無ければ6艇立てで、3周です。大時計の針が0になった瞬間がスタートになります。

 もし、その際にスタートラインを超えていたらフライングになり、舟券は全て払い戻しになります。主催者側は、大損するので、選手にもペナルティ(出場停止)が課されまので、フライングにはみんな気をつけて乗ってます。

 要はフライングしない範囲でいかにギリギリでスタートを切るのかがスタートです。

 

 第1ターンマークでトップを取ると、以後はどんどん離れていくイメージがあります。トップの選手は波の少ない有利な水面を走れるので、圧倒的に有利です。

 2着以下の選手はその波でスピードが落ちるので、不利が生じます。

 1着はほぼ第1ターンマークで決まるが、2着以下は分からないです。しかし、着順が下がれば下がるほど不利は大きくなるので、ある程度離れてしまうと決まってしましますが・・・


 選手は成績に応じた格付けをされています。A1、A2、B1、B2と格付けされており、A1の選手が強い選手です。A1選手しか出れない賞金の高いレースや、A1選手はレースに呼ばれやすい等の特典があります。

 基本的には、1着10点、2着8点、3着6点・・・と点数が付き、点数を出走数で割った得点率の全体の上位20%がA1選手になります。毎年変わりますが、大体、得点率6.10以上がA1選手となります。

 つまり、平均3着以上の選手がA1選手という事になります。

 しかし、フライングすると得点が大幅に減点されてしまうので、順位が下がってしまいます。フライングに対するペナルティはこんなところにも影響します。


 払い戻し率は75%になっています。

 この辺は競馬とは、あまり変わりません。

 6艇立てなので、3連単でも120通りしかありません。比較的当たりやすいです。しかし、当然その分配当は低いです。

 そもそも、競艇は1号艇が圧倒的に有利で、6号艇が圧倒的に不利。長崎県の大村競艇場に至っては、6割以上1号艇が勝ちます。3着以内に1号艇がはいる確率は、8割近くになると思います。6号艇に至っては、勝率は2%以下、3着以内は20%ほどです。

 なので、基本的にみんな1号艇から買いますので、1号艇が勝たなければ配当は高くなります。2連単に至っては、全通り買っても30通りしかありません。

 1号艇を頭にしたら、何と5通りです。

 めちゃ当たりそうですが、1号艇が頭で入ったらほぼほぼ1桁台の配当と考えていいでしょう。2連単の平均配当は1900円ぐらいと言われていますが、1号艇が1着の場合は1-5と1-6は10倍台ぐらいですが1-2、1-3、1-4は10倍に届かないです。


 選手達は開催が連続で数日あって前半が予選で着順に応じた点数を稼いでいきます。得点率が高い順に準優勝線の1号艇から並びます。そして準優勝戦の1着の得点率上位が優勝戦の1号艇になります。つまり一番調子が良かった選手が優勝戦の1号艇になります。

 優勝戦の1号艇の勝率は、大村競艇場で75%になります。4回に3回は勝つことになります。

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