ご機嫌よう、お邪魔致します。
たった一言のよっこらしょがここまで
大変なことを呼び起こすとは。
しかしあれだけ母親のことで悲しんだり4年前のことに
思いを馳せていたのに即ラストダンスへ切り替えられる
相変わらず逞しいマヤ様。
作者からの返信
ごきげんよう、水棲虫。さま。
いつも丁寧に、じっくりと深くまでお読み下さり、温かな応援やコメント、本当にありがとうございます。
うふふ、そうですね。
マヤちゃん、もう夢が叶った嬉しさからでしょうか、テンションがおかしなことになっちゃってますよね。
マヤの男嫌いは、その根底が父親への嫌悪感(母を王室へと「拉致」して苦しめたという解釈)がスタートですから、裏返せば亡き母親への郷愁が大きく存在しています、だからこそよっこらしょという言葉で危機感が警戒レベルを超えたのでしょうね。
加えて涼子が4年前を(一部分だけですが)思い出してくれたこと。
そしてあの悲しい襲撃事件の記憶が、幸いにも蘇らなかったこと。
それがマヤちゃん暴走特急が更に加速をつける要因ともなったのでしょう。
もう、こんな機会何度もないのだから、出来ることはなんでもやってやる!的な。毒食らわば皿までのマヤちゃんです。
引き続きお楽しみいただけますならば、こんなに嬉しいことはありません。
コメント失礼します。
涼子さんの危うさが全面に出てきたようなお話たちの連続で、ドキドキしながら拝読しておりました。
マヤさんとの楽しい女の子デートのはずなのに……でもこの日が嫌な思い出として残らないようなので、何だかんだありましたが、良かったなぁと思っております。
作者からの返信
ごきげんよう、花音さま。
いつもたくさん、丁寧にじっくりお読み下さり、温かくお優しい応援やコメントを、本当にありがとうございます。
仰る通りで、マヤちゃんにとっては念願叶って待望のデート、ウキウキ気分でテンションは天井知らずに上がっている状態ですが、一方の涼子はと言えば、もちろん彼女自身も楽しんではいますが、色々なところに埋められた地雷で、加えてこれまでのテロ攻撃もあり、メンタルは徐々にボロボロになりつつある状況ですね。
けれど、マヤちゃんのお姫様人生の中で、煌めくような輝かしい思い出の夜になったのは間違いないでしょうし、涼子にとっても超多忙な任務の日々の束の間の休息となったのは間違いなさそうです。
ロンドンウィークも残り僅か、このまま無事に終わってくれたら良いのですけれど……。
引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに嬉しいことはありません。
おだ しのぶさま
ついにマヤさんを思い出しましたね!まさにマヤさんにとって一番望ましい状況となったわけですが、悲しげに消えていく涼子さまがここで終わるとも思えません。
「今この瞬間」に全力で向き合っているマヤさん。明日への楽しみをまたひとつ作れたようですが……正直このお姫様にははらはらします。(^^)
作者からの返信
ごきげんよう、菱池さま。
いつもたくさん、丁寧にお読み下さり、温かな応援やコメントを本当にありがとうございます。
とうとう、涼子は封印された記憶の蓋を開きました。
ですが、通りすがりのキャメロンちゃんのおかげ(?)で、肝心要の一番痛いところは未だ未開封。
マヤにしてむれば、都合の良いところだけを思い出してもらえたということで、まずは一安心、というところでしょう。
けれどそれが本当に涼子にとって良かったことなのか、どうなのか。
美香先輩との会話で、自分の恋が破れたことは理解していながらも、まずは涼子との逢瀬を全力で楽しむ、そんなマヤの執念のようなものを感じますね。
ただ、仰る通り、今の涼子にとっては、そして大西洋を挟んだヒューストンで涼子救出の指揮を執るサマンサ達にとっては、マヤの行動はリスクが高すぎて、見ていられない、となるのでしょう。テロリスト「フォックス派」よりも危険度の高い、恋のテロリスト、マヤ派です。
引き続きお楽しみいただけますならば、こんなに嬉しいことはありません。
……あ、ごめんなさい
姉妹設定だったからですかねー
涼子様とマヤちゃんの関係も気になるんですよね
涼子さんには艦長がいるし、マヤちゃん振られてるように見えるので
「妹」的ななにかのように見えてたらいいんですけどねぇ、私的にですが。
作者からの返信
ごきげんよう、江野さま。
いつもたくさん、丁寧にじっくりとお読み下さり、温かな応援やコメントを本当にありがとうございます。
そんな、謝らないで下さいませ。
ひとえに私の筆力不足なのです。
この場面では、マヤからの提案でお忍びのシチュエーションが「姉妹でロンドン夜遊び」になっているんですよね。
マヤにしてみれば、涼子がどうしても畏まってお姫様扱いしようとするのを防ぎたかっただけなのですが。
ご指摘の通り、マヤは第13章で、美香先輩から涼子の恋心が他の人にあることを告げられていて、直接ではないにしろ「フラれた」ことになっているのですけれど、マヤにしてみれば4年間待ちに待った再会ですからどんな形であれ楽しもうということなのだと思います。
でも江野さま、さすが鋭いですね。物語のエピローグでは、涼子とマヤの関係も書かせていただいております(お気に召す結末かどうかは自信がないのですけれど)。
引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに幸せなことはありません。
目を疑いました。
しかし、本当に書かれてありました。筋肉痛は「翌々日」だという事実っ(笑)!
作者からの返信
ごきげんよう、愛宕さま。
いつもたくさん、丁寧にじっくりと深くまでお読み下さり、温かな応援やコメントを本当にありがとうございます。
あらあら、まさか前のお話、読み直してくださったんでしょうか、お手数をおかけいたしました。
涼子ちゃん、先ほどのナンパ師の話ではないですが、もう若くはないのです、本当は(コソッ)。
4年まで翌々日の筋肉痛ですから、今なら筋肉痛の到達予定日は3日後になっているかもしれませんね。
まったく、軍人にあるまじき脆弱さなんですが、実際、高級軍人、特に船乗りの海軍軍人なんかは、なかなか思うように運動もできず、太ったり体調を崩してしまうひとも多かった様子です。
涼子もこう見えて、高級軍人、生来の運動音痴もあり、きっとダラダラゴロゴロ三昧なのかもしれませんね。
引き続きお楽しみくださいますよう、お願いいたします。
賑やかで煌びやかな遊園地に、それに負けないほどキラキラ輝くマヤさんの目と笑顔が見えました。
本当に素敵な世界ですね(^ ^)
と油断していたら、涼子さんの記憶が一部戻ってヒヤヒヤしましたよぉ〜!
この後どんな感じで展開していくのかすごく楽しみです。
映像美と目の離せない展開で、すっかり引き込まれてしまいました。
ラストダンスは無事に見ることができるのか。
どっちにも展開できそうな綱渡り感が良いですね!
次のお話も楽しみにしております!
作者からの返信
ごきげんよう、中村さま。
いつもたくさん、丁寧にじっくりとお読み下さり、温かくお優しい応援やコメント、本当にありがとうございます。
素敵と言って頂けて本当に嬉しいです。
13章と14章は、涼子が本当に楽しんでもらえるようにと想いながら、素敵なデートで心身ともにリフレッシュして欲しいなあと思いながら書いたのですが、それが無事に伝わったようで、一安心です。
忘れていた記憶が一瞬戻りそうになりましたが、キャメロンちゃんのナイスプレー(?)で、都合の良いところだけに留まってくれたようです。
だけど、この後を考えると、やっぱり綱渡りの状況は変わっていません。このまま無事にダンスへ辿り着ければ良いのですが。
もしもよろしければ、引き続きお楽しみ頂けますと、こんなに幸せなことはありません。
マヤ姫がどんどん我儘を重ねていきますね(笑)
デートだけで満足だったはずなのに、プレゼントももらい、心配もしてもらい、さらにダンスの申込みまで。加速する恋した乙女の行動にニヤニヤが止まりません。
でももしその一連の流れの中、涼子さんの体調が大きく変化したなら、マヤ姫はそのツケを払うことになりますね。
作者からの返信
ごきげんよう、悠木さま。
いつもたくさん、丁寧にじっくり深くまで読み込んで下さり、温かい応援やコメントを、本当にありがとうございます。
マヤの暴走スイッチがONに!
仕方ない、と言えば仕方ないんですよね。マヤにとっては涼子とのこの逢瀬が楽しくて煌めいていて、もう欲望の歯止めが効かない状態になりつつあるのです。
涼子も4年前のNY、その入り口に辿り着いてしまいましたが、キャメロンちゃんのお蔭で、深くまで思い出すことはありませんでした。
これは一種の逃避行動でもあったようです。キャメロンちゃんを言い訳に、これ以上自分の記憶を掻き回す行為から逃げ出したんですね。
仰る通り、マヤはそのリスクを認識し、なにかあればセ金を取る、とまで思ってはいるのですが、涼子のトラウマの全貌(とマヤは思っている)が、本当に全てなのか、それが判らない内は、責任なんてとれっこない、それがまだ理解できていないようです。
引き続きお楽しみいただけますなら、こんなに幸せなことはありません。
涼子は自分の記憶喪失に全く自覚がないんですね。
うまいこと仕事はこなせるように、問題ない記憶だけ交代人格が受け持っているのかな。
マヤとのよい記憶だけ思い出せたようでよかったですが、現段階では、というか、まだまだ予断を許さない感じがしますね・・・
作者からの返信
ごきげんよう、綾森さま。
いつもたくさん、丁寧にお読み下さり、温かな応援やコメントを本当にありがとうございます。
そうですね、仰る通り涼子は自分の症状に全く自覚がありません。そもそも交代人格自体が、危機的状況でしか現れませんし、時折覚えのない記憶の断片が浮かび上がってきては戸惑ってしまう、そんな感じでしたものね。
今回は本当に危ういところでしたが、キャメロンちゃんのお陰で助かりました。
マヤもまた涼子の記憶に空白がある事を訝しく思っていましたが、その結果までは想像していなかったでしょうし。サマンサさんあたりから見れば、綱渡りのデートにヒヤヒヤした事でしょう。
引き続きお楽しみいただけますならば、こんなに嬉しいことはありません。