ごきげんよう!
いやはや、現実の地理を正確に把握しておいて、それでIFの歴史で起こった設定を作り上げる手腕は、本当に感服します。まさしくSFを舞台としての、面目躍如といいますか、壮大な世界観の一端を垣間見れて非常に満足です!
そして涼子様の外的排除という、ある意味外科的治療をしようとしているところで、サム先生の精神的治療が始まる、といったところでしょうか。
既に敗れた相手とはいえ恋敵、複雑な想いがあるでしょうが、医者として軍人として、職務に向き合うというような苦悩が、今から見えるようです。
おだ様の作品には戦う女性、立ち向かおうとする女性、そして姉御肌で頼りがいある女性と、とにかく魅力的なキャラクターが多くて大好きです。
目移りしちゃって誰が一番なんて決められないぐらいですが、これからサム先生に焦点が当たっていく中で、どういう姿が見られるのか大変楽しみです!
作者からの返信
ごきげんよう、海雀さま。
いつもたくさん丁寧に、じっくりと深くまでお読み下さり、温かくお優しい応援やコメントを、本当にありがとうございます。
ありがとうございます、主人公以上に脇役さん達には力を入れてしまうのです。特に女性陣は、私がダメダメな文、こんな女性になりたいという願望も混じって、ステキな方が多くなってしまうと言う。
サマンサさん、凛々しく颯爽と統幕へ乗り込んでまいりましたが、その胸中は相当乱れている様子。
それでも彼女は、すでに勝負がついている相手を救おうときっと全力を上げてくれるはず。
だってそれこそが、サムが涼子に勝てるたったひとつの行為だから。
まだ未練を残す彼への、たったひとつの矜持であり、彼への愛の示し方だから。
引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに幸せなことはありません。
ご機嫌よう、お邪魔致します。
仕方ありませんな。
よく「日本人はロリコン」と言われますが、
結局統計を取ると人類はロリコン、になるとか
ならないとかなので。
作者からの返信
ごきげんよう、水棲虫。さま。
いつもたくさん、丁寧にじっくりとお読み下さり、温かくお優しい応援やコメント、本当にありがとうございます。
ええ、そうなんですか!?
人類総ロリコン、なんて恐ろしいパワーワードなんだ……。
人類も生物である以上、未来に優秀で強靭な生命力を持った子孫を残すという本能がある限り、自然と若くて劣化の少ない遺伝子を持った異性をパートナーに選ぶ傾向がある、とは聞いたことがあります。
ガッデム!
いえ、まあ、コホン。
涼子もアラサー、まさかロリータではないでしょうが、彼女のふわふわとした、まるで少女のような無邪気さが、ロリータと言わせるのでしょうね、外国の方からは日本人は若く見える、とも言いますし。
コリンズおじさまの涼子ファン気質は、実は彼のボス、情報部長のホプキンスさんからの命令でもあったのでした!
大丈夫か、地球! ロリコン集団が人類の命運を握っちゃってるぞ!
とにかく、サマンサ先生がヒューストンに乗り込み、涼子エイドに本腰を入れ始めましたが、ここからが彼女の苦悩が始まります。
医者として、軍人として、大人の職業人として、そして女性としての、苦悩。
私が実は、この物語の中でもダントツに大好きな女性、サマンサ先生の本格的な活躍は15章からとなります。
引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに嬉しいことはありません。
おだ しのぶさま
サマンサ先生、出動ですね!
恋敵を救ってやるのよ、といらだちまじりな強い思い。医師としての責任感も、涼子さまへの思いやりもあるのでしょうが、鈍感な元恋人へのけじめをつけるような意地を感じます。
戦う女性がここにも!!
作者からの返信
ごきげんよう、菱池さま。
いつもたくさん、丁寧にじっくりとお読み下さり、温かくお優しい応援やコメントを、本当にありがとうございます。
はい、お待たせしました(え? 待ってない?)。
サマンサ先生、リブートです。
ここから先、サマンサ先生は主役を食う勢いで(実際涼子は、ハリウッド映画で言うところの、助けられるお姫様に近い状態となります)、大活躍してくれる、筈?
本当に仰る通りで、今もまだ未練の残る元カレ、そしてライバルだけど嫌いになれない涼子、そして与えられたミッション遂行の責任と医師としての矜持、様々なしこりに苦しめられながらの戦いを、サマンサはしなければなりません。
サマンサの戦いは、私にとっては、敗れた恋に決着をつけて、明日へ向かって再び歩き出してほしい、そんなサマンサへの私からのエールのつもりで書きました。
そんなサマンサをどうぞ、応援してあげてください。
あ、もちろん、コリンズさんのボスであるホプキンスおじさまにも。引き続きお楽しみいただけますならば、こんなに嬉しいことはありません。
編集済
サマンサさんが出ていて、とても嬉しくなってます。
この物語は、本当に魅力的な人が沢山!
UNDASNがある場所が壮大で、スター◯ォーズのような光景が広がりました!
すごい!
半径15km、深さ500mのクレーター!
そして砂漠からの植樹!
なんて素敵な世界観なんでしょう。
内容は心理戦で緊迫を高まっていて、それに見合った壮大な世界観。
おだ様、本当にすごい世界を生み出しましたね!
こんなにも楽しませてくださってありがとうございますo(^o^)o
作者からの返信
ごきげんよう、中村さま。
いつもたくさん、丁寧にお読み下さり、温かな応援、お優しいコメントを、本当にありがとうございます。
サマンサ先生が、涼子救出のために颯爽と登場です。
とは言え、サムの胸の内を考えると、なかなかムヤモヤしたものが残っていそうですが、それでも彼女のことです、きっちり解決してくれるでしょう。
世界観をお褒めいただき、本当に嬉しいです。
これから始まる心理戦と捜査活動、犯人(フォックス派+ストーカー)との駆け引き、私の筆力でどこまで中村さまを満足させられるか、非常に不安ですが、頑張って書いたつもりです。
どうぞ、よろしければ引き続きお楽しみ頂ければ、こんなに嬉しいことはありません。
いつかくると思っていましたが、このタイミングでしたか。涼子さんと小野寺さんの関係が(肉体関係ではなく)出来上がり、もう挽回するのも難しいここでのサム回。年齢的にも、風格的にも、性格的にも、小野寺さんとはお似合いだと思うのですが……。
そして医療関係者の彼女が、わざわざ出てこなければならない事態が待ち受けているという朗報でもあり悲報でも。
作者からの返信
ごきげんよう、悠木さま。
いつもたくさん、丁寧にお読み下さり、温かな応援やコメント、鋭く的確な考察を、本当にありがとうございます。
はい、サマンサ先生、本格的な登場回です。
これ以降、主役の涼子がほわんほわんしている間に、まるでサムこそが主人公であるかのような活躍を見せてくれます?
仰る通り、私、実はこの物語の登場人物の中で、いちばんサムが好きかも知れません。
だから小野寺さん、なんでこんなイイ女と別れちゃったんだよホント男ってバカばっか! と書きながら憤っていた覚えが(涼子ちゃん、ごめんなさい)。
マクラガンおじさんがミッションコマンダーをサムに依頼したのは、この犯人包囲作戦がたぶんに心理戦の様相を呈するだろうという見通しがあったからなんですね(もちろん、最悪の事態で涼子の命を救うため、という意味もあります)。ストーカーも心理戦で涼子を弱らせている現状、こちらもなんとかその手口から犯人を特定し追い詰めたいという想いが、軍医をして作戦責任者へ就かせた(もちろん、本職の情報部長をサポートにつけて)という狙いがあります。
さて、上手く事が運べば良いのですが。
引き続きお楽しみ頂けるようでしたら、こんなに幸せなことはありません。
クレーターを利用して作っているビルとは知らなかったです!
地下って閉鎖的で陰鬱で働きにくいイメージがありますが、太陽光を窓から発生させる装置があるんですね。
それでも実際に景色が見えるわけではないから、本当にビルの上で働くのと比べるといまいちなのか?
サマンサの趣味はプリティ・ボーイではなく、苦み走った中年男というわけですね笑
作者からの返信
ごきげんよう、綾森さま。
いつもたくさん丁寧に、じっくりと深くまでお読み下さり、温かな応援やコメントを、本当にありがとうございます。
はい、SFの皮をかぶった恋愛ものとしては、ここらあたりでSFっぽいギミックが必要だろうと、こんなUNDASN本部をご紹介です。
戦争真っ最中の軍隊の心臓部ですし、反UNのテロ対策もあったのでしょう、モグラさんみたいに地下深くへ潜った本部となりました。
光ファイバーで地上から太陽光を引き込んでいるのですが、宇宙で活動する軍隊ですから、人類にとって大切な太陽光を人員に配布する、そんな技術はあちらこちらに使われているようです。それでも閉塞感は半端ないでしょね、私だったらそんな職場、イヤだなって思っちゃうかも。
サマンサ先生、若いイケメンよりも苦み走ったイケオジが好みの様子。まあ、小野寺さんはイケオジじゃなくて唯のオジサンなんですけれど(ついでにメタボ予備軍)。
引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに嬉しいことはありません。