ご機嫌よう、お邪魔致します。
あぁ、涼子様、罪な女……。
その甘美な罪を遂に知ってしまわれましたか……。
しかしその分幸せな思い出も与えていることを考えると、
それこそより『罪な女』めいてきますね。
罪な女は良い女……。
作者からの返信
ごきげんよう、水棲虫。さま。
いつも丁寧に、じっくり深くまでお読み下さり、温かくお優しい応援やコメントを、本当にありがとうございます。
ああ、なんて素敵なコメントを頂けたのでしょう、そうか、甘美な罪、確かにそうですね。
知らぬこともある意味、罪。
涼子にしてみれば、マヤ姫との邂逅は昨日が初めてという記憶になっていますから、余計に驚いたでしょうし、それ以上に、美香先輩もそんな想いを持っていたことにもまた、驚いたことでしょう。
そして自分が何も考えずに普段通りに接してきたことで、相手を傷つけていたのだと知った時のショックは如何程だったでしょうか。
涼子に罪はないとはいえども、それでも仰る通り、甘美な罪を犯してしまっていたということになるのでしょうね。
それでも涼子は、マヤちゃんとのデートを慣行します。
メタボでヘタレな中間管理職の艦長よりも、マヤちゃんの方がいいかも? なんて心変わりが心配ですね、艦長さん?
と言う訳で、次章はマヤちゃんと涼子のロンドンお忍びデート編です。
その裏では、コリンズおじさま主導での、囮涼子を泳がせて何か引っ掛かるか? 大作戦も展開されることとなります。
引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに嬉しいことはありません。
久々にお邪魔しました、斑猫です。
涼子さんが病気と聞いてうろたえてしまうのは致し方ないですよね。娘さんやお孫さんがいるとなると尚更でしょう。しかも涼子さんは皆さんから愛されている訳ですし、今もこうして一見すると元気な様子にも見えるわけですから。
恐らくは肉体的というよりも精神的な方面なのかなと、前読んだ内容を思い返しながら推察しております。
追記:毎度拙作を応援いただきありがとうございます。
自分なりに頑張っておりますが、おだ様におかれましてはもしかすると不自然に感じる所や不審に思われる所も多いかもしれません。作者の未熟さを示しているようでお恥ずかしい限りです。一応成人しており社会人ではあるのですが、自分の関心や知識が結構偏っているのかもしれません……
おだ様にはいつもコメントを頂き、勉強になっております。
今後もご愛顧いただければ幸いです。
作者からの返信
ごきげんよう、斑猫さま。
いつも丁寧に、じっくりと深くまでお読み下さり、温かくお優しい応援やコメントを本当にありがとうございます。
涼子は過去の家庭環境等もあって、両親や祖父母と言った世代の方に、無意識ですが上手に甘えられる特技(?)もありますので、逆に娘や孫のように可愛がってもらえていますから、余計に心配をかけてしまうのですよね。加えて本人が自分のことを病気だと判っていないこともあり、実はそれが一番危険なのですけれど。
ご慧眼です、12章でも語られていましたが、過去の衝撃的な出来事から、メンタル面でトラウマを抱え、それがフィジカル面にまで影響を及ぼそうとしています。
綱渡りのような涼子の状況を、周囲が本人には秘密裏になんとか向こう岸まで渡らせようと苦労しています。
引き攣続きお楽しみ頂けますならば、こんなに嬉しいことはありません。
こちらこそ、いつも斑猫さまの物語を楽しませて頂いております、ありがとうございます。
先日は貴作へのコメントで失礼なことを申し上げてしまい、たいへん申し訳ありませんでした。
それにも関わらず、とても丁寧でお優しいご返信、本当に自分の残念さを棚に上げて失礼を申し上げてしまったと、反省しきりです。
私も社会人ですけれど、きっと斑猫さまからすればペーペーと思われるくらい経験が浅く、それこそ知識や経験も偏り、どころか不足気味で日々周囲の皆さんに怒られています(はぁ)。
私の読解力の不足もあって、生意気な物言いになってしまい、本当に申し訳ありませんでした。
これに懲りず、今後とも仲良くして頂ければ嬉しいです。
須崎パイセン、やっぱり身近にいる時間が長かったから涼子ちゃんのことを深く理解してますねぇ。涼子ちゃんが一番に思ってなくても私たちが「涼子が一番」と思っていれば良いだなんて、なかなか言えないですよ。実に素晴らしい☆
そして、油性ペンで額に肉と書かれたことが大切な思い出の一つでもあるのですね(笑)!
作者からの返信
ごきげんよう、愛宕さま。
いつもたくさん、丁寧にお読み下さり、温かくお優しい応援やコメントを本当にありがとうございます。
もう、愛宕さまの仰る通り、艦長さんやサマンサ先生を除くと、初期のオドオドした涼子を知る貴重な人材、それが須崎先輩なんですね。
涼子もまた、対人恐怖症だった新人時代を支え励ましてくれた頼りになる先輩として須崎さんを慕っていた経緯もあります。
そんな須崎さんですから、涼子が艦長に恋心を抱いた瞬間から知っていますので、自身の胸に秘めた恋心を大切に、だけども涼子の想いが通じたことへの喜びと祝福も同時に感じることが出来たのでしょう、マヤ姫よりも大人の女性として、マヤに接することが出来るのだと思います。
額に肉、しかも油性とはなかなか凶悪な悪戯ですが、涼子にとってはそれも当時の彼女の心を癒す良い思い出になっているのでしょうね(涼子、ええ子や)。
引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに幸せなことはありません。
涼子さん、ついにマヤさんの気持ちを知ってしまったのですね(;ω;)
そしてその想いに応えられず涙を流す。
本当に優しく、美しい涼子さんに、切なさや清々しい気持ちが入り混じって、言葉で表せないでおります。
同じ想いの美香さんの言葉で、マヤさんも救われたような気がしますね。
ありがとう、美香さん。
一方、マクドナルドさん。
わずかな情報だけしかなく、ドキドキしますね。
マクドナルドさんの気持ちを思うと、気の毒のような感じもしますし、真実を知ったときにどう思うのか、興味もわいてしまいます。
いけませんね。
段々と物語が深まり、ますます味わい深くなってきました。
続きも楽しませていただきます!
作者からの返信
ごきげんよう、中村さま。
いつも丁寧に、じっくりと読み込んで下さって、その上温かな応援やコメントを、本当にありがとうございます。
美香先輩、涼子ちゃんが艦長と目出度く付き合い始めたのを知り、そして自分の想いが破れたこと、偶然出会ったマヤもまた自分同様思いが通じないことを知り、涼子へせめて自分達の想いを伝え、その上で涼子と艦長の行く末の幸せを祈りたい、そんな優しくて、でも切なくて哀しい想いを胸に抱きながら、言葉を変えれば嫌な役目を自ら背負ってくれたようです。
涼子ちゃんは、ふたりの想いを知ることで、申し訳なく、そして悲しい想いを味わいながらも、美香先輩からの祝福も同時に受け取り、幸せを目指そうと改めて思ったことでしょう。
この展開が、綺麗すぎる、偽善だ、とならないように、これまで涼子ちゃんの人物像を語ってきたつもりだったのですが、中村さまのお言葉で、どうやら成功したのかしら、と胸を撫で下ろしている次第です。
マクドナルドさんも涼子に迫る危機の匂いを嗅ぎ取ってしまいました。
マクラガンさんにしてみれば、親友でもある彼に事後を全て委ねるつもりなんですね。親友の願いに、きっとマクドナルドさんもしっかり応えてくれると思います。
引き続きお楽しみいただけますなら、こんなに嬉しいことはありません。
でも、中村さまもお仕事や執筆(ライオット、盛り上がってますものね!)でお忙しいことと思います。
どうぞそちらのお邪魔にならぬよう、息抜きやお暇な時にでもまたお越しくださいませ。
マヤ姫に同志ができてしまった(笑)
言わばリザも銀環もそうだったのですが、階級上、美香さんほどアグレッシブではなかったですからね。マヤ&美香の相乗効果で世界と物語の行方を百合色に染めつつの展開も、面白そうと言えば面白そう(そこに小野寺の姿はない!)
作者からの返信
ごきげんよう、悠木さま。
いつもたくさん、丁寧にじっくりとお読み下さり、温かな応援やコメント、本当にありがとうございます。
ほんと、仰る通り、マヤと美香先輩、同盟を結んでしまいました。
このふたりが組むと、小野寺さんは物理的に消されてしまいそうですね。
確かにIfストーリーとして、マヤendや美香endも素敵な物語になりそう(私も、百合には抵抗がない、どころか好きなもので)。
百合の間に挟まる男には死を!
引き続きお楽しみいただけますならば、こんなに幸せなことはありません。
須崎さんがここで出てくるとは。
相変わらずのお姉さんぷりでした。
マヤさんとの予定が取り消しにならなかったのはちょっと意外でした。
さすがコリンズさん、色々考えてますね。
ここまで護衛がいれば、襲撃もなかなかだと思いますが、すんなり終わりにならなそうな感じがします。
作者からの返信
ごきげんよう、lachs ヤケザケさま。
いつもたくさん、丁寧にお読みくださり、その上温かい応援、お言葉まで、本当にありがとうございます。
はい、四国出身のお胸のおおきなお姉さまの再登場です。
マヤちゃんの様子を見て、そして小野寺さんと涼子ちゃんの関係を見抜いて、何より涼子ちゃんがなにも気付いていないことを知って。
マヤちゃんのために、そして何より自分のために、最後には涼子ちゃんのためにも、きちんと失恋させてあげたいと思ったのでしょう。
そういう点では、昔から須崎さんは優しいお姉さまであり、そしてたぶん、昔から涼子ちゃんのことが好きだったのでしょう。
マヤちゃんとの逢瀬は、常識的に考えればこんな状況下ではご指摘の通りNGです。
ただ、コリンズさんは、統幕本部長暗殺の件は9割片付いたものとして、早速涼子ストーカーへ捜査の主眼を切り替えたのですね。
冷酷な言い方をすれば、マヤちゃんの母国程度の国家相手なら外交的に大問題となるリスクも低い、それなら涼子ちゃんともども囮として活用してやろう、と狙った模様です(ここら辺りの思考法は、スパイらしいですね)。
ご想像の通り、すんなりとは終わりません。後々須崎お姉さまも再々登場いたします。
よろしければ、引き続きお楽しみいただけると、これに勝る幸せはありません。
マヤ殿下、美香さんにしておきましょう!
美香さんをお慕いすれば爆乳に顔をうずめられますよ!!
なんていう包容力と色香でしょう! 惚れてしまいました(/ω\)
作者からの返信
ごきげんよう、綾森さま。
いつもたくさん丁寧に、じっくりと深くまでお読み下さり、温かな応援やコメントを、本当にありがとうございます。
うふふ、ほんとですね。
この物語で、主人公以上かも、と思うほどに大きな優しい愛情で包んでくれる女性、そのひとりが美香先輩(もうひとりはサマンサ先生)です。
鈍チンの涼子は気づいていませんでしたが、マヤはもちろん、美香先輩も本気で涼子を愛していた様子、おそらくマヤが現れなければ、小野寺さんを冷かしてそのままバイバイするつもりだったのでしょうが、マヤさんと出会ったことで、無性に傷を癒してあげたくなったのでしょうね。
美香先輩とマヤちゃん、うん、お似合いかも。どこどん甘やかしてくれそうですよね。涼子も美香先輩からお母さんの匂いを嗅ぎ取っていたみたいですし。
引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに嬉しいことはありません。