ごきげんよう!
キツネ狩りの準備も好調、といったところでしょうか。
楽観視はできないけれど(してるっぽいのは涼子様だけ?)、徐々に終わりが見えて来た感じもして、少しホッとするところもあります。
とはいえ、これらを隠れ蓑にしたストーカー野郎こそが真の敵、という気がするので、そこをどう見るかですね。
マヤさんは、やっぱり涼子様との時間、そして優しい言葉を掛けられて、昔の事を思い出したでしょうね。そして忘れてしまっている不自然を感じつつも、それなら新しい思い出を、と前向きに接しようともしている。
そして『先輩』であるリザの生暖かい眼差しには、不謹慎ながら笑ってしまいました。
こういう場面ばかり見ていたいけれど、そうは状況が許さないんですよね……。
作者からの返信
ごきげんよう、海雀さま。
いつもたくさん丁寧に、じっくりと深くまでお読み下さり、温かな応援やコメントを、本当にありがとうございます。
はい、出遅れてゲリラ戦に振り回されてきましたが、UNDASNもようやく追い付く事が出来た、と言ったところでしょうか。
ターゲットは軍艦の中で今夜にも英国を離れる、犯人も残り二名で追い詰めつつある、と言う事で、明るい雰囲気になってますよね。
ですが涼子が驚いた艦長らしからぬ過激な言葉、実は涼子がいるからはっきり言えなかっただけで、UNDASNの標的は殆ど涼子ストーカーに移す、と言う意味でした。
マヤちゃんは前向きですね。4年前を思い出させるような涼子の言葉に、マヤちゃん、気落ちしながらも喜んでもいる事でしょう。
リザは近い将来、マヤちゃんが失恋に涙するだろう事を予感しつつも、それでも恋に疲れてしまっている自分と比べ、彼女がせめて、恋に疲れ切ってしまう前に、新しい明日を見つけて欲しい、そうも思っているのかも知れません。
引き続きお楽しみいただけますならば、こんなに幸せなことはありません。
ご機嫌よう、お邪魔致します。
襲撃はあと二回! と皆が盛り上がっている中、
涼子さんストーカーの件を言うに言えない
艦長の心中を考えると、やや息が詰まりますね。
作者からの返信
ごきげんよう、水棲虫。さま。
いつも丁寧に、じっくりと深くまでお読み下さり、温かな応援やコメントを、本当にありがとうございます。
もう、まったくご指摘の通りで、「あと2回」コールで素直に盛り上がっているのが、涼子だけだというのが、実は一番の危機なんですね。
艦長の普段の彼らしからぬ発言も、コリンズの欺瞞情報のフォローでしかなく、彼個人としては忸怩たる思いがあるでしょうね。
内幕部長のチョイ悪オヤジさんは、涼子の生徒時代の校長先生ですから、実は涼子のトラウマの原因を最初から知っていた数少ない人間の中の一人です。
ガハハと笑ってはいますけれど、彼にしてみればやはり、複雑な思いにとらわれていることでしょう。
引き続きお楽しみいただけますならば、こんなに幸せなことはありません。
口を割った襲撃犯の話からすると、もう襲撃はないと思われるのですが、兎を全力で追い込む構えのUNDASN涼子シンパ達(笑) 特に小野寺さんが必死すぎて、可愛く感じました。でも備えるに越したことはありません。フォックス派は来なくても裏切り者の変態が来る可能性はゼロじゃないですからね。
作者からの返信
ごきげんよう、悠木さま。
いつもたくさん、丁寧に、深くまでじっくりとお読み下さり、温かな応援やコメント、鋭いご指摘や考察まで、本当にありがとうございます。
さすが悠木さま。ご指摘の通りで、小野寺やコリンズ達のシフトは、統幕本部長暗殺計画のフォックス派から軸足は殆ど涼子ストーカーへと移っています。
ライオンはウサギ一匹でも全力で倒すのです(真顔)。
涼子はでも気付いていませんね、そこら辺の機微に。まだ彼女の軸足はフォックス派にありますので。
もしもよろしければ、引き続きお楽しみいただけますよう、お願い申し上げます。
マヤさん、良かったですね!(´;ω;`)
涼子さんとマヤさんの仲の良いシーンは本当に心が温まります。
そして新しい方が登場しましたね。
新谷さん。
面白そうな雰囲気が漂ってて、どんな活躍をするのか楽しみです。
フォックス派に対してお見事、という言葉が出てきましたが、本当にこの物語は色んなストーリーが絡み合っているように思えて、これを考えたおだ様がすごいなぁと感じました。
もうかなりたくさん作品を書かれてるのですか?
作者からの返信
ごきげんよう、中村さま。
いつも丁寧に、深くまで読み込んでくださって、その上温かい応援やお言葉を本当にありがとうございます。
涼子ちゃんとマヤちゃん、きっと黒髪どうしで周囲から見れば仲良し姉妹に見えるのでしょうね。特にマヤちゃん、4年間も逢えずにいたその空白を埋めるように、もう涼子ちゃんに甘えまくります。
新谷さん、他のアドミラルや偉いオジサマ方はみんな、どっしりと構えた風格のある人ばかりだったので、ちょっとチョイ悪オヤジを出したいな、と思ってご登場いただきました。
でもUNDASN3,500万人の上から二番目にエラいひとですから、あんまり活躍はしません。
ただ、お話の中にもあるように涼子の生徒時代の校長先生ですから、結構新谷さんも可愛がっていますし涼子も素直に甘えられるオジサマですので、この後もどうぞ御贔屓に。
あんまりおだてないで下さい、恥ずかしくって穴があったら入りたい!
実は、この「地球防衛艦隊の職場恋愛」はシリーズものでして、これは処女作なんです。後3作書き上がっているのですが、第二作の出来が気に入らないので、今全面改稿中なのです(ぜんぜん進まない、悲しい! 今年の秋公開を目指しているのですが)。
だからたくさん書いているって訳ではなくて、ああもしたい、これも書きたい、こんなシーン素敵だろうな、なんて書いては直し、書いては消しを繰り返して、完成までに4年かかりました。
石の上にも4年、ですね(残念な私ですから、ひとより1年余計にかかりました)。
だからすごくなんてないんですよ。
でも中村さまにお褒め頂けたことは、とっても嬉しいです。だって、あんなに可愛くて、優しくて、そして波乱万丈の冒険あり戦いありの素敵な物語を紡いでいらっしゃる中村さまのお言葉なんですもの。
ありがとうございます。
引き続きお楽しみいただければ、これに勝る幸せはありません。
あと2回の襲撃があるかも知れない、でもここには涼子のストーカー(しかも内部の犯行かもしれない!?)は含まれていないんですよね。
安心したところに襲って来そうで怖いです。
(やっぱりマヤ王女とのサーカスデートで来る可能性が大??)
小野寺さんがいつになく威勢がよいのは、やはり愛する涼子が毎回襲われているからでしょうか。
作者からの返信
ごきげんよう、綾森さま。
いつもたくさん丁寧に、じっくりと深くまでお読み下さり、温かな応援やコメントを、本当にありがとうございます。
あ、私の書き方が悪かったですね、続くエピソードでも出てきますが、残り2名の内1名は涼子ストーカーなんです。コリンズさんはフォックス派5名は昨夜までに全員退けて残りは英国内のシンパ、ただしそれは1名ではないかと読んだ上で涼子の警戒感が下がらないように1名サバを読んでいます。
ただし、コリンズさんの観測では、残り1名は金で請け負ったプロの可能性があるので、襲ってくる確率は五分五分かも、と考えている様子。金で雇われたプロが思想的にフォックス派シンパなら襲ってくるかも、と考えているようですね。
ご指摘の通り、この夜のマヤとのロンドンデートが危険なのですが、この時点で涼子はまだコリンズさん達に夜のデートの件を知らせていませんので、さてデートで出かけると涼子が言ったらどんな反応が返ってくるのか?
小野寺さんが威勢が良いのは、僅かに安心ムードが漂い始めたUNDASN側に対して、ワザとキツめの発言をして警戒感を下げるなと暗に警告したい意図があるようです。
引き続きお楽しみ頂けますならば、こんなに嬉しいことはありません